映姫「では、勝負をはじめる前にお二方、これを受け取ってください。」
そう言って霊夢、早苗の二人に渡されたのは・・・。
そう言って霊夢、早苗の二人に渡されたのは・・・。
早苗「! 1万円?幻想郷では結構な大金では・・・。」
霊夢「!!!! これさえあれば博麗神社はあと10年戦えるわ!」
早苗「いえ、そこまでは・・・行っちゃうんだろうなあ。 この人の場合。」
映姫「元々無一文の方がいますので公平のために。 使ってもかまいませんが、使ったら負けですよ。」
霊夢「!!!! これさえあれば博麗神社はあと10年戦えるわ!」
早苗「いえ、そこまでは・・・行っちゃうんだろうなあ。 この人の場合。」
映姫「元々無一文の方がいますので公平のために。 使ってもかまいませんが、使ったら負けですよ。」
かくして無一文生活のスタートである。
と言っても、生活スタイルを一切変えないで済む霊夢(せいぜい出がらし回数が増えるくらいか。)に対し、
元々が外来人で二柱の箱入り娘な早苗は困窮を極めた。
しかし、この勝負、先に声を上げては贅沢な巫女だとのレッテルが貼られ信仰に影響しかねない。
相手が悪いとしてもせめて無様には負けられない・・・。
そんな日、今日も水で空腹を癒していた早苗はついに栄養失調で倒れた。
と言っても、生活スタイルを一切変えないで済む霊夢(せいぜい出がらし回数が増えるくらいか。)に対し、
元々が外来人で二柱の箱入り娘な早苗は困窮を極めた。
しかし、この勝負、先に声を上げては贅沢な巫女だとのレッテルが貼られ信仰に影響しかねない。
相手が悪いとしてもせめて無様には負けられない・・・。
そんな日、今日も水で空腹を癒していた早苗はついに栄養失調で倒れた。
早苗「・・・う、ん?」
霊夢「気付いた? 山菜を取りに行ってたら倒れてるあんたに気付いてね。」
早苗「す・・・すみません。 ということは、私の負けですよね・・・。」
霊夢「あのねえ。 閻魔は『お金を使ったら負け。』って言ってたけど、
『人を頼ったら負け』なんて一言も言ってないわよ。外でどうだったか知らないけど、
アンタはもう少し人に頼って迷惑かけることを覚えなさい!!」
早苗「・・・霊夢さん・・・。」
霊夢「立てるようになったら食べられる山菜とか、キノコとか教えてあげるから、
着いてきなさいね。」
早苗「ハイ!」
霊夢「おっと、まだ寝てていいわ。今ゴミとか落ち葉焼くから。今日の主食兼おかずは焼き芋ね。」
霊夢「気付いた? 山菜を取りに行ってたら倒れてるあんたに気付いてね。」
早苗「す・・・すみません。 ということは、私の負けですよね・・・。」
霊夢「あのねえ。 閻魔は『お金を使ったら負け。』って言ってたけど、
『人を頼ったら負け』なんて一言も言ってないわよ。外でどうだったか知らないけど、
アンタはもう少し人に頼って迷惑かけることを覚えなさい!!」
早苗「・・・霊夢さん・・・。」
霊夢「立てるようになったら食べられる山菜とか、キノコとか教えてあげるから、
着いてきなさいね。」
早苗「ハイ!」
霊夢「おっと、まだ寝てていいわ。今ゴミとか落ち葉焼くから。今日の主食兼おかずは焼き芋ね。」
霊夢「ん~。 落ち葉はこんなもんか。 後は、燃えるゴミを・・・。
っとコレコレ。流石に早苗には見せられないからねえ。流石にコレが理由で
私が負けたって知ったら気が引けるだろうからもう少し貧乏生活を楽しみなさい。」
っとコレコレ。流石に早苗には見せられないからねえ。流石にコレが理由で
私が負けたって知ったら気が引けるだろうからもう少し貧乏生活を楽しみなさい。」
領収証
博霊 霊夢 様
以下の金額、確かにお受け取りしました。
15 円
但し書き 栄養剤代金 として
15 円
但し書き 栄養剤代金 として
またのご利用をお待ちしております。 永遠亭