咲夜「パチュリー様、何を読んでいらっしゃるんですか?」
パチュ「この前の宇宙関係の資料の残りをね。これによると、
外の世界の『赤いカリスマ』は、アクシズとかいう物を落としてカリスマを示したみたいよ」
レミィ「話は聞かせてもらったわ。それじゃ、アクシズ落としの宣言は私がやるとして……」
パチュ「アクシズの用意は……」
咲夜「……畏まりました」
パチュ「この前の宇宙関係の資料の残りをね。これによると、
外の世界の『赤いカリスマ』は、アクシズとかいう物を落としてカリスマを示したみたいよ」
レミィ「話は聞かせてもらったわ。それじゃ、アクシズ落としの宣言は私がやるとして……」
パチュ「アクシズの用意は……」
咲夜「……畏まりました」
咲夜「という事で、アクシズを一つお願いします」
霖之助「……ああ、わかった紅魔館に届ければ良いかな?
(どうせ本物を知らないんだし、小さな隕石でいいか……)」
咲夜「それで結構です。よろしくお願いしますね」
霖之助「……ああ、わかった紅魔館に届ければ良いかな?
(どうせ本物を知らないんだし、小さな隕石でいいか……)」
咲夜「それで結構です。よろしくお願いしますね」
そしてレミリアは天狗の新聞に『アクシズ落とし』を予告したのだが、
幻想郷の住民でその意味を理解した者はほぼ皆無、理解した者は実現不可能と笑うのみ。
がっかりしてふくれるレミリアをよそに、どんな伝手を使ったのか、
霖之助が紅魔館めがけて『お届け』する隕石は、徐々に近付きつつあった……。
幻想郷の住民でその意味を理解した者はほぼ皆無、理解した者は実現不可能と笑うのみ。
がっかりしてふくれるレミリアをよそに、どんな伝手を使ったのか、
霖之助が紅魔館めがけて『お届け』する隕石は、徐々に近付きつつあった……。
雲山「……!」
玄爺「どうしなすった、入道どの」
雲山「……!(がしっ)」
玄爺「なっ、わしを掴んで何を……!?」
幻想郷に迫る危機を、というか主である一輪の身にも降りかかるであろう災厄を察知した雲山は、
巨大な入道の姿になり、その手に玄爺を捕えると、空へと飛び立つ。そして――
玄爺「あれは……なんじゃ、何かが近付いて……?」
雲山「……!」
玄爺「待て、なんでわしをアレに向けて構え……あばばばばば」
雲山「……!!」
掌に構えた玄爺を隕石に押し付け、全身全霊を持って押し返す雲山。
誰一人知る事のない空の上で、幻想郷の命運は、雲山の手の中に握られていた……
玄爺「どうしなすった、入道どの」
雲山「……!(がしっ)」
玄爺「なっ、わしを掴んで何を……!?」
幻想郷に迫る危機を、というか主である一輪の身にも降りかかるであろう災厄を察知した雲山は、
巨大な入道の姿になり、その手に玄爺を捕えると、空へと飛び立つ。そして――
玄爺「あれは……なんじゃ、何かが近付いて……?」
雲山「……!」
玄爺「待て、なんでわしをアレに向けて構え……あばばばばば」
雲山「……!!」
掌に構えた玄爺を隕石に押し付け、全身全霊を持って押し返す雲山。
誰一人知る事のない空の上で、幻想郷の命運は、雲山の手の中に握られていた……
メルラン「あっ、流れ星!」
リリカ「ルナサ姉さんは何をお願いしたの?」
ルナサ「……みんな元気で居られますように、って」
リリカ「ルナサ姉さんは何をお願いしたの?」
ルナサ「……みんな元気で居られますように、って」
結果:主に玄爺の捨て身の活躍により、隕石落としが阻止され、玄爺&雲山チームの勝ち。