星「……えー、本日の東方ファイトですが……」
ナズ「『また』探し物ですか」
星「さすがはナズーリン、よく解っていますね」
てゐ「……今の、皮肉よね?(ぼそぼそ)」
諏訪子「……この程度は日常会話なんじゃない?(ぼそぼそ)」
リリカ「それで何を探せばいいの?(がくぶる)」
ルナサ「……早く終わらせないと危険だわ」
メルラン「じゃあ音楽でテンション上げて体温上げていこー!」
星「探す物は、宝塔と、槍と……」
ナズ「宝塔だけでは飽き足らず、宝棒まで失くしましたか」
諏訪子「あぁ、槍っていうか戟っていうか……まあその辺なのね」
てゐ「まだ何かあるみたいよ?」
星「……勝負下着を……」
ナズ「なっ!?」
ルナサ「なんて物を失くすのよ……」
メルラン「っていうか、どうやって失くしたのかな。ひょっとして、ひょっとする?」
星「いえ、ひょっとはしませんが、ちょっと脱いだ時に――」
ナズ「!?(ぶふーっ……ばたり)」
てゐ「あら、倒れちゃったわ」
リリカ「そりゃ従者としてはショックよねぇ……」
ルナサ「……従者というより、保護者じゃないかしら」
メルラン「ま、それはそれとして」
諏訪子「失くした状況を詳しく聞こうかしら?」
てゐ「そうね。探し物の基本は正確な情報把握よ」
ルナサ「それならそこのお寺の中にしない?流石にちょっと寒いわ」
メルラン「さんせーい!じゃ、この鼠さんも連れてー(ずるずる)」
星「はぁ、そうですね。皆さんに探して頂くわけですから(とことこ)」
リリカ「……(凄く気になるけど……これは大チャンスよ!なんとかして一人で見つけなくちゃ!)」
ナズ「『また』探し物ですか」
星「さすがはナズーリン、よく解っていますね」
てゐ「……今の、皮肉よね?(ぼそぼそ)」
諏訪子「……この程度は日常会話なんじゃない?(ぼそぼそ)」
リリカ「それで何を探せばいいの?(がくぶる)」
ルナサ「……早く終わらせないと危険だわ」
メルラン「じゃあ音楽でテンション上げて体温上げていこー!」
星「探す物は、宝塔と、槍と……」
ナズ「宝塔だけでは飽き足らず、宝棒まで失くしましたか」
諏訪子「あぁ、槍っていうか戟っていうか……まあその辺なのね」
てゐ「まだ何かあるみたいよ?」
星「……勝負下着を……」
ナズ「なっ!?」
ルナサ「なんて物を失くすのよ……」
メルラン「っていうか、どうやって失くしたのかな。ひょっとして、ひょっとする?」
星「いえ、ひょっとはしませんが、ちょっと脱いだ時に――」
ナズ「!?(ぶふーっ……ばたり)」
てゐ「あら、倒れちゃったわ」
リリカ「そりゃ従者としてはショックよねぇ……」
ルナサ「……従者というより、保護者じゃないかしら」
メルラン「ま、それはそれとして」
諏訪子「失くした状況を詳しく聞こうかしら?」
てゐ「そうね。探し物の基本は正確な情報把握よ」
ルナサ「それならそこのお寺の中にしない?流石にちょっと寒いわ」
メルラン「さんせーい!じゃ、この鼠さんも連れてー(ずるずる)」
星「はぁ、そうですね。皆さんに探して頂くわけですから(とことこ)」
リリカ「……(凄く気になるけど……これは大チャンスよ!なんとかして一人で見つけなくちゃ!)」
映姫「それで」
リリカ「うん」
映姫「あなたは真っ当にファイトをする気はないのですか?」
リリカ「だってこの格好よ!?ここまで来るのだって大変だったんだから……くしゅん!」
映姫「咳の振りなんてしないでいいですから」
リリカ「ううっ……ああ、こうしてたまの出番に活躍する事もなく、
依り代を無くした騒霊の私は、誰に知られる事もなくひっそりと消えて行くのね……(しょぼん)」
映姫「(ちくっ)……まあ、泣き真似なのは解っていますが、ここまで出向いた労には報いましょうか」
リリカ「わーい!それじゃ早速、浄頗梨の鏡で真相を教えて!」
映姫「……ふぅ。いいでしょう、確認したらすぐに探しに行くのですよ」
リリカ「わかってるって!」
リリカ「うん」
映姫「あなたは真っ当にファイトをする気はないのですか?」
リリカ「だってこの格好よ!?ここまで来るのだって大変だったんだから……くしゅん!」
映姫「咳の振りなんてしないでいいですから」
リリカ「ううっ……ああ、こうしてたまの出番に活躍する事もなく、
依り代を無くした騒霊の私は、誰に知られる事もなくひっそりと消えて行くのね……(しょぼん)」
映姫「(ちくっ)……まあ、泣き真似なのは解っていますが、ここまで出向いた労には報いましょうか」
リリカ「わーい!それじゃ早速、浄頗梨の鏡で真相を教えて!」
映姫「……ふぅ。いいでしょう、確認したらすぐに探しに行くのですよ」
リリカ「わかってるって!」
星「……という次第です」
てゐ「という次第って」
諏訪子「黙って聞いてれば、全然濡れ場が無いじゃない」
ルナサ「山なしオチなし意味なし、ごく普通の日常だったわけね」
メルラン「やおいな一日だったんだ」
諏訪子「……(なんでだろう、今早苗の顔が一瞬過ったのは)」
星「それで、失せ物の所在は解りましたか?」
諏訪子「もっと詳しい情報があればねぇ……やっぱり、これ起こす?」
てゐ「それしかないかしらねぇ」
ルナサ「それじゃこっちは……あら、リリカが居ないわね」
リリカ「お待たせーっ、じゃんじゃじゃーん!」
メルラン「あら、両手のあれって」
星「ああ、それこそ私の宝塔と槍です!ありがとうございます!」
諏訪子「むむ……これってつまり……」
ルナサ「三点中二点を私達が探したからには、こっちの勝ちよね?」
星「まだ一つ見つかっていませんが……そうですね、この勝負、プリズムリバー三姉妹の勝ちです」
メルラン「ふーん、リリカもやる時はやるのね」
リリカ「当然よ……くちゅんっ!」
ルナサ「……あぁ、私とメルランがここで遊んでる間に外を飛び回ったんだものね……ありがとう、リリカ」
メルラン「それじゃ家に帰って、ゆっくりお風呂で暖まろっか」
てゐ「という次第って」
諏訪子「黙って聞いてれば、全然濡れ場が無いじゃない」
ルナサ「山なしオチなし意味なし、ごく普通の日常だったわけね」
メルラン「やおいな一日だったんだ」
諏訪子「……(なんでだろう、今早苗の顔が一瞬過ったのは)」
星「それで、失せ物の所在は解りましたか?」
諏訪子「もっと詳しい情報があればねぇ……やっぱり、これ起こす?」
てゐ「それしかないかしらねぇ」
ルナサ「それじゃこっちは……あら、リリカが居ないわね」
リリカ「お待たせーっ、じゃんじゃじゃーん!」
メルラン「あら、両手のあれって」
星「ああ、それこそ私の宝塔と槍です!ありがとうございます!」
諏訪子「むむ……これってつまり……」
ルナサ「三点中二点を私達が探したからには、こっちの勝ちよね?」
星「まだ一つ見つかっていませんが……そうですね、この勝負、プリズムリバー三姉妹の勝ちです」
メルラン「ふーん、リリカもやる時はやるのね」
リリカ「当然よ……くちゅんっ!」
ルナサ「……あぁ、私とメルランがここで遊んでる間に外を飛び回ったんだものね……ありがとう、リリカ」
メルラン「それじゃ家に帰って、ゆっくりお風呂で暖まろっか」
結果:浄頗梨の鏡で状況を確認し、宝塔と槍を探し出したリリカのお手柄で、三姉妹の勝利
ナズ「はふ……うん?ご主人様、お風呂場の物陰に、こんな物が落ちてましたが」
星「あぁ、さすがナズーリン、これが私の勝負下着です!
いやぁ、試しに着た後、お風呂で脱いだ時に失くしちゃってたんですね。これはうっかりでした」
ナズ「……(はぁー)」
星「おや、どうしたんですか?安堵したような顔をして」
ナズ「いえ、なんでも。冷静に考えればありえない話でした」
星「む、何か失礼な事を考えていますね?私だってその気になれば――」
ナズ「ならなくて結構です」
星「むー」
星「あぁ、さすがナズーリン、これが私の勝負下着です!
いやぁ、試しに着た後、お風呂で脱いだ時に失くしちゃってたんですね。これはうっかりでした」
ナズ「……(はぁー)」
星「おや、どうしたんですか?安堵したような顔をして」
ナズ「いえ、なんでも。冷静に考えればありえない話でした」
星「む、何か失礼な事を考えていますね?私だってその気になれば――」
ナズ「ならなくて結構です」
星「むー」