さとり「今日のファイトは『霊夢版鷽替神事による鷽突付かれ耐久』よ。さぁはじめましょう、鷽替神事を」
霊夢「ちょっとそれ私の台詞よ。まあいいけど」
アリス「その前に、魔理沙は何処に居るの?」
さとり「ちゃんと鷽の来ない所に避難させたわよ」
アリス「それなら良いけど」
映姫「鷽替をしておいた方が本人のためだと思いますが」
霊夢「魔理沙の分はこの前やったからいいの。それじゃ、始めるわよ」
霊夢「ちょっとそれ私の台詞よ。まあいいけど」
アリス「その前に、魔理沙は何処に居るの?」
さとり「ちゃんと鷽の来ない所に避難させたわよ」
アリス「それなら良いけど」
映姫「鷽替をしておいた方が本人のためだと思いますが」
霊夢「魔理沙の分はこの前やったからいいの。それじゃ、始めるわよ」
霊夢が目を閉じて精神統一をすると、山の方から大量の鷽が飛んで来る。
そして大方の予想に反して、いい人チームの全員がそれなりに突付かれる事になる。
さとり「ふぅん……聖と先生、厄神は相手のための優しい嘘、七色は本心を偽る嘘、
閻魔のは隠し事で……門番のは本物の嘘だからちょっと数が多いわけね」
アリス「私は嘘なんて突いてないわ……あいたたたっ、ちょっと、髪が痛むじゃない!」
美鈴「うぇぇ……雛さぁーん、これって厄じゃないんですかぁ?」
雛「厄払いのための少々の痛みですから、私の力では何とも」
白蓮「まあまあ、これでいくらか罪が贖われるなら良いではありませんか」
慧音「そうだな。まあ子供達にやらせるには少々厳しくはあるが」
映姫「わ、私は隠し事など……」
さとり「あら、それじゃあの衣装は――」
映姫「と、時に知るべきでない真実もあるのです!」
そして大方の予想に反して、いい人チームの全員がそれなりに突付かれる事になる。
さとり「ふぅん……聖と先生、厄神は相手のための優しい嘘、七色は本心を偽る嘘、
閻魔のは隠し事で……門番のは本物の嘘だからちょっと数が多いわけね」
アリス「私は嘘なんて突いてないわ……あいたたたっ、ちょっと、髪が痛むじゃない!」
美鈴「うぇぇ……雛さぁーん、これって厄じゃないんですかぁ?」
雛「厄払いのための少々の痛みですから、私の力では何とも」
白蓮「まあまあ、これでいくらか罪が贖われるなら良いではありませんか」
慧音「そうだな。まあ子供達にやらせるには少々厳しくはあるが」
映姫「わ、私は隠し事など……」
さとり「あら、それじゃあの衣装は――」
映姫「と、時に知るべきでない真実もあるのです!」
さとり「さて、それじゃ悪人チーム……じゃなくてたゆん組の準備は良いかしら?」
小町「良いも悪いも、この服装で待たされるのはたまったもんじゃないよ……」
神奈子「私まで悪人扱いって納得行かないけど」
幽香「悪人チームを後回しなんて、ハンデのつもり?」
さとり「あなた達を先にやったら、三千世界の鷽が集まっても足りないかも知れないもの」
紫「あら、清く正しく美しい私に、鷽替の必要なんて無いけどねぇ」
霊夢「じゃあ紫には少し多目に鷽を集めるわね」
さとり「とにかく始めましょう」
小町「良いも悪いも、この服装で待たされるのはたまったもんじゃないよ……」
神奈子「私まで悪人扱いって納得行かないけど」
幽香「悪人チームを後回しなんて、ハンデのつもり?」
さとり「あなた達を先にやったら、三千世界の鷽が集まっても足りないかも知れないもの」
紫「あら、清く正しく美しい私に、鷽替の必要なんて無いけどねぇ」
霊夢「じゃあ紫には少し多目に鷽を集めるわね」
さとり「とにかく始めましょう」
今度は山から先程より多くの鷽が飛来し、空を曇らせる。
さらにいい人チームの側からもいくらかの鷽が移動し、もうこの時点で結果の見えそうな勢いだ。しかし――
小町「きゃんっ!こら、そこ引っ張るな、脱げるだろっ!」
神奈子「いたた……あんた達、山の主の顔を忘れたの!?」
さとり「死神は門番と同レベルで、山の神はあっちの連中と同程度だけど……」
衣玖・紫・幽々子・幽香「(しらーんぷり)」
さとり「……体の表面に電気を纏ったり、最小限のスキマで追い返したり、
威圧したり……あとそこ、神速で鳥を食べないで」
幽々子「小鳥って小骨が多いのよねぇ。霊夢、もっと大きな鷽って居ないの?」
幽香「私は何もしてないわよ。こいつらが勝手に逃げてくだけで」
衣玖「元々帯電体質ですから」
紫「やっぱり霊夢の想いを乗せた鷽は、私を攻撃しないのね。紫感激ぃ!」
さとり「……想起『白黒魔女の鷽替神事』」
各々特性を利用して突付かれるのを回避するたゆん組に業を煮やしたさとりは、
霊夢の記憶から魔理沙が突付かれた以前の鷽替神事を想起、
さとりの能力で生み出された鷽たちは、高い攻撃性でたゆん組を襲い、しかも弾幕のため回避は至難を極めた。
紫「いだだだだっ!」
幽香「いたっ!ああもう、これだから小鳥は嫌いよ!」
幽々子「これ美味しくないわ~」
さとり「……あなたは突付かれないのね」
衣玖「ええ、まあ」
さとり「わざわざ悪人チームに合わせる事もないのに」
衣玖「でも本心を偽る分ぐらいは突付かれますよ」
さとり「そうね。でもこれじゃ、流石に勝負にならないかしら」
さらにいい人チームの側からもいくらかの鷽が移動し、もうこの時点で結果の見えそうな勢いだ。しかし――
小町「きゃんっ!こら、そこ引っ張るな、脱げるだろっ!」
神奈子「いたた……あんた達、山の主の顔を忘れたの!?」
さとり「死神は門番と同レベルで、山の神はあっちの連中と同程度だけど……」
衣玖・紫・幽々子・幽香「(しらーんぷり)」
さとり「……体の表面に電気を纏ったり、最小限のスキマで追い返したり、
威圧したり……あとそこ、神速で鳥を食べないで」
幽々子「小鳥って小骨が多いのよねぇ。霊夢、もっと大きな鷽って居ないの?」
幽香「私は何もしてないわよ。こいつらが勝手に逃げてくだけで」
衣玖「元々帯電体質ですから」
紫「やっぱり霊夢の想いを乗せた鷽は、私を攻撃しないのね。紫感激ぃ!」
さとり「……想起『白黒魔女の鷽替神事』」
各々特性を利用して突付かれるのを回避するたゆん組に業を煮やしたさとりは、
霊夢の記憶から魔理沙が突付かれた以前の鷽替神事を想起、
さとりの能力で生み出された鷽たちは、高い攻撃性でたゆん組を襲い、しかも弾幕のため回避は至難を極めた。
紫「いだだだだっ!」
幽香「いたっ!ああもう、これだから小鳥は嫌いよ!」
幽々子「これ美味しくないわ~」
さとり「……あなたは突付かれないのね」
衣玖「ええ、まあ」
さとり「わざわざ悪人チームに合わせる事もないのに」
衣玖「でも本心を偽る分ぐらいは突付かれますよ」
さとり「そうね。でもこれじゃ、流石に勝負にならないかしら」
その後、想起鷽と本物の鷽の群れに啄ばまれ続けたたゆん組は水着が『そこまでよ』しかけ、
さとりによる判定によっていい人チームの勝ちが宣言された。
さとりによる判定によっていい人チームの勝ちが宣言された。