東方ファイトスレ @まとめウィキ

43スレ第32戦(1)

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匿名ユーザー

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夢美「Excelのrand関数を使って選び出した結果がこれよ」
ちゆり「その台詞は前も聞いた気がするぜ」
夢美「そう言われると思って今回は『=INT(RAND()*(114-1)+1)』という式を使ったのよ」
ちゆり「それだと114は出力されないぜ?」
夢美「……なんですって!?」
神綺「ひーどーいー」←キャラ引き番号114の人

閑話休題

射手に対応する馬は以下の通り
魔理沙一回目:霖之助
魔理沙ニ回目:咲夜
魔理沙三回目:明羅
鈴仙一回目:こーりん
鈴仙二回目:輝夜
鈴仙三回目:霖之助

霖之助「待ってくれ!これは何かの罠だ!」
魔理沙「香霖とこーりんは別人だったんだな……初めて知ったぜ」
鈴仙「問題ありません、始めましょう」
夢美「ちなみに鏑矢を使う練習はさっき済ませておいたわ」
魔理沙「殺傷力は低いが……妖精を捕えるにはむしろ向いているかも知れないな」
鈴仙「問題ありません、使い方次第で十分結果を残せます」
ちゆり「何の結果かは聞かない方が良さそうだな……」
夢美「それじゃあ早速始めるわよ!」

魔理沙「よろしく頼むぜ香霖!」
霖之助「……審判、これは四つん這いでなくてもいいんだろうね?」
夢美「本式に則ると――」
ちゆり「本式は人じゃなくて馬だぜ」
夢美「じゃあどっちでもいいわ」
魔理沙「なんて適当な……」
霖之助「馬になるより背負った方がまだ速く動けるだろうからね」
魔理沙「まあそうだな。じゃあ改めて、よろしく頼むぜ」
霖之助「少々不安は残るが……まあいい、おんぶで走ろう。僕の背に乗るんだ」
魔理沙「……なんか久し振りで……ちょっと恥ずかしいな……(のしっ)」
霖之助「……魔理沙」
魔理沙「……なんだ?」
霖之助「聞いて欲しい事がある」
魔理沙「……うん(ぽっ)」
霖之助「重くなったな」
魔理沙「(ぴきっ)」
(ぶぉーん)
霖之助「(ぷすぷす)」
魔理沙「しまった、つい零距離でマスパを撃ってしまった!(棒読み)」
夢美「それはいいけどスコアは0よ」

ちゆり「次はそっちの月面兎の番だぜ」
鈴仙「動けますか?」
霖之助「……」
鈴仙「動けませんか。ですが問題ありません、この注射で(ぷす)」
霖之助「(びくっ)」
鈴仙「ちなみに濃縮国士無双の薬にちょっと元気になる薬を混ぜてあります」
ちゆり「誰に説明してるんだか」
こーりん「ふ……ふふ……ふはははははは!愛と美の使徒、こーりん推参!」
魔理沙「なんて無茶な……!」
鈴仙「では早速ですが馬になって頂きましょう」
こーりん「任せたまえ!」
夢美「あら、四つん這いでいいの?」
こーりん「これが速く走るための必然なのさ。さあ、始めよう!」
鈴仙「ええ、そうですね(のしっ)」
こーりん「うぉぉぉっ!(どばばばば)」
鈴仙「悪くないスピードです(ぱしゅぱしゅぱしゅ)」
ちゆり「うげ……寸分違わず皆中だぜ……」
夢美「流石はキリングマシーンね」
こーりん「うぉぉ……ぉ……(ばたっ)」
魔理沙「香霖っ!?」
鈴仙「大丈夫です、命に別状はありません」
魔理沙「そういう問題じゃないだろ!?」

咲夜「そういう問題よ。さあ魔理沙、この私に騎乗なさいッ!」
ちゆり「いつの間に現れたんだ、このメイドは……」
夢美「しかも鼻にティッシュなんか詰めちゃって」
魔理沙「き、騎乗とかそういう表現はなんだその……(ぽっ)」
咲夜「じゃあ前からでもいいわ!どんな体勢でも貴女を受け止めてあげるッ!」
夢美「まさに愛ね!」
ちゆり「かなり歪んでるけどな」
魔理沙「……と、とりあえず、おんぶで頼むぜ……」
咲夜「解ったわ。今すぐ背中の空いた服に着替えてくるから――」
魔理沙「やめろ」
咲夜「まぁ魔理沙ったら、い・け・ず」
魔理沙「いいからさっさと馬になれ!」
咲夜「ええ……さあ来なさい、魔理沙!」
魔理沙「うぅ……もう嫌だこの競技(のしっ)」
咲夜「冗談はこのくらいにして……行くわよ(すたたたっ)」
魔理沙「ああ……よし、今だ!(ぱしゅっ)」
ちゆり「おー、全然揺れないな」
夢美「それに等速だし、あれなら背負われてても楽に撃てるわね」
ちゆり「ん?そうだな、そっちも揺れてないぜ」
魔理沙「2/3か……痛恨の1ミスだぜ」
咲夜「初見でそれだけ撃てれば十二分よ」



鈴仙「次は姫ですか……どう考えてもこれは実質パスですね」
輝夜「その台詞はこれを見てからおっしゃい!永遠艇バトルモード!」
(ずしーん)
一同「「あっ」」
輝夜「え?」
(競技場整地中)
ちゆり「250mを走るのにそのサイズで来てどうするつもりだったんだ……」
輝夜「私がイナバを乗せて走るなんて無理に決まってるでしょうに」
鈴仙「問題ありません、状況は想定の範囲を超えますが結果は予想通りです」

魔理沙「次は……明羅?って誰だ?」
明羅「それは私の台詞だ。お前はいつの間にそんな魔砲使いになった?
博麗の巫女とつるんでいた頃はもっと――」
魔理沙「いいから!その話はいいから!とにかく競技を始めるぜ!」
明羅「……まあたまの出番だ、仕方あるまい。さあ乗れ」
魔理沙「頼んだぜ(のしっ)」
明羅「では行くぞ(すすすすっ)」
魔理沙「おお、これもなかなか……それっ!(ぱしゅっ)」
ちゆり「こっちも武術の達人みたいだな」
夢美「そうね。さっきと少し違う動きだけど、やっぱり揺れの無いスムーズな移動だわ」
ちゆり「……っていうか本当に滑ってるだけにも見えるぜ?」
夢美「驚嘆に値する体術よね!」
魔理沙「よし、皆中だ!」
明羅「当然の結果だ」

鈴仙「さて」
霖之助「……(突っ伏し)」
ちゆり「……これは無理だろ」
鈴仙「そうでもありません(すちゃっ)」
魔理沙「やめろ!その変な薬をこれ以上香霖に使うな!」
鈴仙「……では最低限で、気付け薬は使わせてもらいます」
霖之助「むっ!?……ぐぅ、何だ、このけだるさは……」
魔理沙「香霖!大丈夫か!?」
霖之助「魔理沙……ああ、背中から撃たれた気がしたが何とか無事だよ」
魔理沙「ぐ……それはその、うん、やっぱり男だな、丈夫にできてる!」
霖之助「……言いたい事は色々ある気はするんだが――」
鈴仙「(踏みっ)」
霖之助「ぐぁっ!」
魔理沙「何をするんだ!香霖は起き上がる力も無いんだぞ、その背中に乗るなんて!」
鈴仙「私の三射目の馬は彼ですから」
夢美「さすがキリングマシーン、素晴らしい程の冷徹っぷりね!」
ちゆり「この空気でそれを褒めるご主人様もさすがだぜ……」
魔理沙「だからって!」
霖之助「い、いいんだ魔理沙……すぐ、終わる……」
鈴仙「こうなったら手加減はしません。200mほど先の的まで、ここから狙います。
ですのであなたは少しでも前に動いて、馬として駆けて下さい」
霖之助「ああ……わかっ……ぐふっ!」
魔理沙「香霖!」
霖之助「……ダメだ……欠片も力が入らない……。すまない、やっぱり無理みたい――(くるっ)」
鈴仙「(ぴくっ)シュート!(ばすばすばすっ)」
霖之助「がふっ……(ぴくぴく……ぱた)」
魔理沙「香霖!……流石にその体勢で上を向いたら……私でも撃つぜ……」
鈴仙「……私とした事が……下着を見られた程度で逆上するとは、まだまだ甘い……」
ちゆり「……まあ、殺っちゃった事は仕方ないよな」
夢美「死んでないわよ。それはそれとして競技は白黒魔女の勝ちね」
魔理沙「誰だよこんな競技にしたのは……」

結果:馬に恵まれた魔理沙が5/9のスコアを出し快勝

なおこの後、復活した香霖は魔理沙と鈴仙の問い掛けに対し
「見ていない!しまパンなんて見ていない!」
と答えたため即座に再度ピチュる事になるのだが、それはまた別の話。




































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