――スポットライト。
慧音「行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
この世にあるものはいつまでも変わらぬように思えるが、
決してそうではない。何事も移ろう。
価値観とてそうだ。
太平洋のとある地域では、太っている女性が魅力的だった。
ところがある事柄で価値観は反転し、スリムな女性がもてはやされるようになった。
ある事柄? 『ビバリーヒルズ青春白書』が放映されたのさ。
慧音「行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
この世にあるものはいつまでも変わらぬように思えるが、
決してそうではない。何事も移ろう。
価値観とてそうだ。
太平洋のとある地域では、太っている女性が魅力的だった。
ところがある事柄で価値観は反転し、スリムな女性がもてはやされるようになった。
ある事柄? 『ビバリーヒルズ青春白書』が放映されたのさ。
だから価値観を超歴史的に話すことは無意味だ。
過去ですら、私の語る過去と阿求の語る過去は違う。
未来はもはや捉えどころのないほどに千変万化するだろう。
少なくともその可能性を秘めている。
過去ですら、私の語る過去と阿求の語る過去は違う。
未来はもはや捉えどころのないほどに千変万化するだろう。
少なくともその可能性を秘めている。
ならば現在からタイムスリップして、「そういう」未来を見つけることは……
可能なはずだ」
――暗転。
可能なはずだ」
――暗転。
民衆「「もこたあああああああああああああん!! 過去から来た絶世の美人!!」」
妹紅「あ、あはは……(困惑)」
アリス「これは一体どういうことなの?」
映姫「おそらく、現在の藤原妹紅の能力、時空を超える程度の能力で、
直立するピンクのカバのような謎生物の容姿こそが
セクシーとされる時代・場所に来てしまったのでしょう」(参照:まんがはじめて物語)
アリス「私たち帰れるの?」
映姫「おそらくファイトを有利にするため自然発動したのでしょうから、
ここでファイトを行い終了すれば、元の世界に戻れるかと」
諏訪子「あーうー。ちょいと卑怯だよ。
でも完全アウェーで勝てる方法も思いつかないし……」
妹紅「有利な立場にいて言えることじゃないが、
私も早く終わらせて、元の姿に戻りたい……」
映姫「それでは差は歴然ですし、
このファイト、藤原妹紅の勝t……」
妹紅「あ、あはは……(困惑)」
アリス「これは一体どういうことなの?」
映姫「おそらく、現在の藤原妹紅の能力、時空を超える程度の能力で、
直立するピンクのカバのような謎生物の容姿こそが
セクシーとされる時代・場所に来てしまったのでしょう」(参照:まんがはじめて物語)
アリス「私たち帰れるの?」
映姫「おそらくファイトを有利にするため自然発動したのでしょうから、
ここでファイトを行い終了すれば、元の世界に戻れるかと」
諏訪子「あーうー。ちょいと卑怯だよ。
でも完全アウェーで勝てる方法も思いつかないし……」
妹紅「有利な立場にいて言えることじゃないが、
私も早く終わらせて、元の姿に戻りたい……」
映姫「それでは差は歴然ですし、
このファイト、藤原妹紅の勝t……」
???「待ってください!」
映姫「!? 誰です!?」
???「そんなカバみたいなのがセクシー?
愚か! 愚か愚か愚か愚か、愚の骨頂!
この私が、民衆の目を覚ましてやりますとも!
この、
射命丸文がっ!! 本当のセクシーとはなんであるかを!
ふん、価値観は超歴史的には語れないぃ?
違うね! 私は全力で上白沢慧音に反逆する!
形而上学的に、げに素晴らしきは幼女にアリぃッ!!」
アリス「……真性だけは未来でも治らないみたいね」
文 「あなたたちが過去から来たというのなら、
このワザ、初めてご披露することになりますね。
この射命丸文、むだに2000年以上歳を重ねてきたわけではないっ!
行きますよ、諏訪子さんっ!」
諏訪子「あーうー!?」
文 「私のカメラはレンズを向けただけで被写体の興奮を誘う!」
諏訪子「あっ、やだ、なんか……変な気分に……」
文 「シャッター音は快楽の階段をのぼらせる!」
諏訪子「やぁん……!」
別の民衆「うおおおお文ちゃん! 今日も最高なショットを期待してるぜ!」
別の民衆「文ちゃんの撮影は芸術品だぜっ!」
別の民衆「生写真の焼きあがりは早めにな!」
アリス「どこからともなくロリコン軍団が現れたようね」
文 「わかる。みんなの魂が一つに……
イっけええええええええええっっ!!!」
諏訪子「あぁぁうぅうううーー……!!」
???「そんなカバみたいなのがセクシー?
愚か! 愚か愚か愚か愚か、愚の骨頂!
この私が、民衆の目を覚ましてやりますとも!
この、
射命丸文がっ!! 本当のセクシーとはなんであるかを!
ふん、価値観は超歴史的には語れないぃ?
違うね! 私は全力で上白沢慧音に反逆する!
形而上学的に、げに素晴らしきは幼女にアリぃッ!!」
アリス「……真性だけは未来でも治らないみたいね」
文 「あなたたちが過去から来たというのなら、
このワザ、初めてご披露することになりますね。
この射命丸文、むだに2000年以上歳を重ねてきたわけではないっ!
行きますよ、諏訪子さんっ!」
諏訪子「あーうー!?」
文 「私のカメラはレンズを向けただけで被写体の興奮を誘う!」
諏訪子「あっ、やだ、なんか……変な気分に……」
文 「シャッター音は快楽の階段をのぼらせる!」
諏訪子「やぁん……!」
別の民衆「うおおおお文ちゃん! 今日も最高なショットを期待してるぜ!」
別の民衆「文ちゃんの撮影は芸術品だぜっ!」
別の民衆「生写真の焼きあがりは早めにな!」
アリス「どこからともなくロリコン軍団が現れたようね」
文 「わかる。みんなの魂が一つに……
イっけええええええええええっっ!!!」
諏訪子「あぁぁうぅうううーー……!!」
効果音(ガチャ)
警察「射命丸文、強制わいせつ罪の現行犯で逮捕する」
文 「……ふ、私は権力に屈しない。私の正義は、いつでも一つだ」
効果音(ピーポーピーポー)
妹紅「……」
アリス「……」
諏訪子「……」(荒い息)
映姫「……ロリコン集団は警察の登場に、くもの子を散らしたように逃げていきましたね。
この勝負、藤原妹紅の勝ちです」
警察「射命丸文、強制わいせつ罪の現行犯で逮捕する」
文 「……ふ、私は権力に屈しない。私の正義は、いつでも一つだ」
効果音(ピーポーピーポー)
妹紅「……」
アリス「……」
諏訪子「……」(荒い息)
映姫「……ロリコン集団は警察の登場に、くもの子を散らしたように逃げていきましたね。
この勝負、藤原妹紅の勝ちです」
書き手にもよくわからないまま、Fin