映姫「起きなさい小町! 今回のファイトが始まります。
ほら、このPSPを持って……」
小町「あ、もしかして運動しなくていいんですか。そりゃいいや。
こんなでかい胸ぶら下げてるとどうしても肩がこってこって……」
映姫「地獄に落ちろ」
ほら、このPSPを持って……」
小町「あ、もしかして運動しなくていいんですか。そりゃいいや。
こんなでかい胸ぶら下げてるとどうしても肩がこってこって……」
映姫「地獄に落ちろ」
今回選ばれたゲームは「勇者30」。
単純に言えば「30秒で世界が滅ぶのでその前に魔王を倒してなんとかする」というゲームである。
単純に言えば「30秒で世界が滅ぶのでその前に魔王を倒してなんとかする」というゲームである。
文「……いくら私でも30秒は無理ですよ?」
映姫「時の女神とやらに金をお布施すれば時を戻してくれるそうです。
逆に言えば金がなくなったり払うのが間に合わなかったりしたらゲームオーバーでやり直しですが」
霊夢「な、なんてクソッタレな神様なの……!」
早苗(……賽銭の意味分かってるんでしょうか?)
映姫「先に勇者30を全てクリアしたほうの勝ちです。では、始め!」
映姫「時の女神とやらに金をお布施すれば時を戻してくれるそうです。
逆に言えば金がなくなったり払うのが間に合わなかったりしたらゲームオーバーでやり直しですが」
霊夢「な、なんてクソッタレな神様なの……!」
早苗(……賽銭の意味分かってるんでしょうか?)
映姫「先に勇者30を全てクリアしたほうの勝ちです。では、始め!」
5分後……
文「えーと、魔王城があそこで、このボタンでダッシュして……」
小町「あたいの能力で勇者と魔王城の距離をゼロにしてワープ」
文「!?」
文「えーと、魔王城があそこで、このボタンでダッシュして……」
小町「あたいの能力で勇者と魔王城の距離をゼロにしてワープ」
文「!?」
30分後……
文「……なんか倒しても倒しても魔王が次から次へと沸いて出てくるんですけど」
映姫「そういうゲームらしいです」
小町「えーき様、何度魔王に挑んでも勇者が瞬殺されるんですが弱すぎません?」
映姫「ちゃんと勇者を歩かせてレベル上げなさい……」
文「……なんか倒しても倒しても魔王が次から次へと沸いて出てくるんですけど」
映姫「そういうゲームらしいです」
小町「えーき様、何度魔王に挑んでも勇者が瞬殺されるんですが弱すぎません?」
映姫「ちゃんと勇者を歩かせてレベル上げなさい……」
3時間後……
文「あー! まずい、30秒過ぎちゃう! 間に合(バキッ!)……あ」
映姫(ハリキリすぎて強くボタンを押しすぎた結果、PSPを破壊してしまったようですね。
これではクリアしようがありませんし、小町の勝利で確定か……)
小町「あー肩こったし指が疲れた。だる。寝よう」
映姫「…………は?」
文「あー! まずい、30秒過ぎちゃう! 間に合(バキッ!)……あ」
映姫(ハリキリすぎて強くボタンを押しすぎた結果、PSPを破壊してしまったようですね。
これではクリアしようがありませんし、小町の勝利で確定か……)
小町「あー肩こったし指が疲れた。だる。寝よう」
映姫「…………は?」
言うや否や、寝転がって大爆睡を始める小町。
そして小町は……翌日に起きた後も勇者30のプレイを再開することはなかった……
結果としては、とりあえず文のほうが先に進んでいたので文の勝ちとなった。
そして小町は……翌日に起きた後も勇者30のプレイを再開することはなかった……
結果としては、とりあえず文のほうが先に進んでいたので文の勝ちとなった。