じゃんけんにより、ドッチボール勝負の先攻は旧作チームとなった。
さっそく、目立ちたがりの魔理沙がボールを投げる。
「マスタースパークショット!!」
魔理沙の必殺ショットは、その速度・威力により、避けることも受けることも困難である。
さっそく地霊チーム一人脱落……と思われた。
しかし、音速並みのスピードを持つボールは、相手コートに入るや否やとたんに減速し、勇儀の眼前10センチメートルで静止した。
ヤマメのスパイダーウェブ。柔よく剛を制す、であった。
さっそく、目立ちたがりの魔理沙がボールを投げる。
「マスタースパークショット!!」
魔理沙の必殺ショットは、その速度・威力により、避けることも受けることも困難である。
さっそく地霊チーム一人脱落……と思われた。
しかし、音速並みのスピードを持つボールは、相手コートに入るや否やとたんに減速し、勇儀の眼前10センチメートルで静止した。
ヤマメのスパイダーウェブ。柔よく剛を制す、であった。
さて、それからは、魔理沙と勇儀のパワーショットと、霊夢とヤマメの結界によるガード戦法の応酬だったが、開始10分過ぎてから、その均衡は破られた。
「イタッ!?」
結界を張るため縦横無尽に動いていた霊夢だったが、突如彼女が転がる。
その足には、白い糸が。
そう、ヤマメのスパイダーウェブだ。霊夢の結界はボールを弾く都合上相手には使いにくかったのだが、蜘蛛の糸ならば妨害には最適である。
霊夢の結界を当てにしていたアリスはボールに反応できず、吹き飛ばされリタイアとなった。
「イタッ!?」
結界を張るため縦横無尽に動いていた霊夢だったが、突如彼女が転がる。
その足には、白い糸が。
そう、ヤマメのスパイダーウェブだ。霊夢の結界はボールを弾く都合上相手には使いにくかったのだが、蜘蛛の糸ならば妨害には最適である。
霊夢の結界を当てにしていたアリスはボールに反応できず、吹き飛ばされリタイアとなった。
霊夢と魔理沙の活躍により当初はやる気を失くしていた幽香だったが、アリスの吹っ飛ばされっぷりに興奮したのか、魔理沙に替わってボールを持つ。
そして、投擲する。しかし、それはただのショットではない。
幽香がボールを放った瞬間、花びらが華麗に舞うようなエフェクトが発生する。
フラワーショット。実態は花びらを撒くだけのショットである。
しかし、花びらの量は凄まじく、地霊側コートに張り巡らされた糸は、全て花びらによって粘着力が失われる。
糸による結界に安心していたヤマメは、ボディーへの一撃によりリタイアとなった。
そして、投擲する。しかし、それはただのショットではない。
幽香がボールを放った瞬間、花びらが華麗に舞うようなエフェクトが発生する。
フラワーショット。実態は花びらを撒くだけのショットである。
しかし、花びらの量は凄まじく、地霊側コートに張り巡らされた糸は、全て花びらによって粘着力が失われる。
糸による結界に安心していたヤマメは、ボディーへの一撃によりリタイアとなった。
ヤマメへの復讐に燃える地霊チーム。
未だ霊夢が糸に絡まっているすきに……と、勇儀のパワーショットが幽香に炸裂する。
幽香は凄まじい威力のそれを受け止めた……と思ったら、ボールを床に置く。
そして、「これはアウトね」と言って、コートを去っていってしまった。
幽香にとって、アリスがいなくなった勝負など、どうでもよかったのだった。
未だ霊夢が糸に絡まっているすきに……と、勇儀のパワーショットが幽香に炸裂する。
幽香は凄まじい威力のそれを受け止めた……と思ったら、ボールを床に置く。
そして、「これはアウトね」と言って、コートを去っていってしまった。
幽香にとって、アリスがいなくなった勝負など、どうでもよかったのだった。
その後、防御の要を失った地霊チームは、キスメ・パルスィ、がリタイアし、ついに勇儀一人となった。
レイマリの主人公コンビが相手であり、絶対的な不利。しかし、勇儀の闘志はむしろさらに燃え盛っていった。
「それじゃあ、本気を出させてもらうよ!!」
四天王奥義「三歩必殺」
それは、珍しい、密着安置型のスペルである。
しかし、これはドッチボール。相手に密着することは敵わない。
既に結界・マスパで疲労していた霊夢・魔理沙は、いままでスペルを温存していた勇儀の必殺技に抗うすべは無かった。
レイマリの主人公コンビが相手であり、絶対的な不利。しかし、勇儀の闘志はむしろさらに燃え盛っていった。
「それじゃあ、本気を出させてもらうよ!!」
四天王奥義「三歩必殺」
それは、珍しい、密着安置型のスペルである。
しかし、これはドッチボール。相手に密着することは敵わない。
既に結界・マスパで疲労していた霊夢・魔理沙は、いままでスペルを温存していた勇儀の必殺技に抗うすべは無かった。
勝者:地霊組