文「手段は問いません。幻想郷に文化と文明を拡げるため、文々。新聞の定期購読者を増やして下さい」
お空「よーし、同じ鴉の頼みじゃ頑張るしかないね!」
輝夜「……あんた新聞読めるの?」
お空「うにゅ?」
スター「聞くだけ無駄じゃないかしら」
ヤマメ「あの新聞、誰が読むのかしら」
ルーミア「私は読めないのかー」
ナズ「いつも周りが真っ暗ではな。とにかく、実質三対一だ。油断はできないが数で何とかしよう」
スター「だってさ」
輝夜「まあ数ならこっちの勝ちなのよねぇ」
お空「あれ、どっちも三人じゃないの?」
お空「よーし、同じ鴉の頼みじゃ頑張るしかないね!」
輝夜「……あんた新聞読めるの?」
お空「うにゅ?」
スター「聞くだけ無駄じゃないかしら」
ヤマメ「あの新聞、誰が読むのかしら」
ルーミア「私は読めないのかー」
ナズ「いつも周りが真っ暗ではな。とにかく、実質三対一だ。油断はできないが数で何とかしよう」
スター「だってさ」
輝夜「まあ数ならこっちの勝ちなのよねぇ」
お空「あれ、どっちも三人じゃないの?」
ナズるみゃヤマメの三人は、とりあえず足で稼ぐ事にした。
しかし人の側から見れば、あまり友好的に思えない妖怪ばかりである。
ナズーリンがネズミたちに説明の紙を持たせて数を増やしたりもしたのだが、人里の反応は芳しくない。
かといって妖怪の側は、元より興味のある連中は読んでいるし、興味が無い連中は全くの無反応だ。
しかし人の側から見れば、あまり友好的に思えない妖怪ばかりである。
ナズーリンがネズミたちに説明の紙を持たせて数を増やしたりもしたのだが、人里の反応は芳しくない。
かといって妖怪の側は、元より興味のある連中は読んでいるし、興味が無い連中は全くの無反応だ。
お空「ねぇ、こんな所で休んでていいの?あっちは凄い頑張ってるみたいだけど」
輝夜「いいのいいの。手は打ってあるんだし」
スター「それよりお空さんの髪、痛んでるみたいだけど」
輝夜「あらほんと。髪は女の命よ、もっと大事にしないと」
お空「だって仕事場が熱いんだから仕方ないよ」
スター「こんなに綺麗な黒髪なのに勿体無いわ」
輝夜「文字通り、鴉の濡羽色って感じかしら。ほら、大人しくなさい」
お空「うにゅ~」
てゐ「はいはーい、集めてきたウサ」
お燐「こっちも集めてきたよー。あ、楽しそうな事してるじゃない」
お空「お燐、たすけてー!」
お燐「もっちろん!そんでもってそのままあたいのターンだよ!」
お空「うにゅぅ~!」
輝夜「この竹林ってこんなにウサギが住んでるのねぇ……そっちはどう?」
スター「旧地獄の猫と鴉も凄い数ね。まあこっちは、大部分ただの猫と鴉っぽいけど……」
輝夜「それじゃ、報告に行きましょうか」
輝夜「いいのいいの。手は打ってあるんだし」
スター「それよりお空さんの髪、痛んでるみたいだけど」
輝夜「あらほんと。髪は女の命よ、もっと大事にしないと」
お空「だって仕事場が熱いんだから仕方ないよ」
スター「こんなに綺麗な黒髪なのに勿体無いわ」
輝夜「文字通り、鴉の濡羽色って感じかしら。ほら、大人しくなさい」
お空「うにゅ~」
てゐ「はいはーい、集めてきたウサ」
お燐「こっちも集めてきたよー。あ、楽しそうな事してるじゃない」
お空「お燐、たすけてー!」
お燐「もっちろん!そんでもってそのままあたいのターンだよ!」
お空「うにゅぅ~!」
輝夜「この竹林ってこんなにウサギが住んでるのねぇ……そっちはどう?」
スター「旧地獄の猫と鴉も凄い数ね。まあこっちは、大部分ただの猫と鴉っぽいけど……」
輝夜「それじゃ、報告に行きましょうか」
文「これはもう文句なく黒髪トリオの勝ちです!……って、一人居ませんが?」
輝夜「細かい事はいいの。報酬みたいな物よ」
ルーミア「身内を売ったのかー」
ヤマメ「確かに数は居そうよねぇ……あんな所まで行きたくないけど」
ナズ「うちのネズミたちも流石に新聞は読まないからな……完敗だ」
文「では早速、明日の朝刊からお届けしますよ!」
輝夜「細かい事はいいの。報酬みたいな物よ」
ルーミア「身内を売ったのかー」
ヤマメ「確かに数は居そうよねぇ……あんな所まで行きたくないけど」
ナズ「うちのネズミたちも流石に新聞は読まないからな……完敗だ」
文「では早速、明日の朝刊からお届けしますよ!」
翌日。
配達に出て行った天狗部隊の半数は焦げて帰って来て、半数は夜まで帰らなかった。
文「どうしたの、そんなに焦げて」
天狗(旧地獄方面)「はっ、それが……旧灼熱地獄は予想以上に熱く、我々は何とかなりましたが……」
文「……あぁ、紙は無理よね……ありがとう」
天狗(旧地獄方面)「申し訳ございません!」
配達に出て行った天狗部隊の半数は焦げて帰って来て、半数は夜まで帰らなかった。
文「どうしたの、そんなに焦げて」
天狗(旧地獄方面)「はっ、それが……旧灼熱地獄は予想以上に熱く、我々は何とかなりましたが……」
文「……あぁ、紙は無理よね……ありがとう」
天狗(旧地獄方面)「申し訳ございません!」
文「それでこっちはどうしたの?」
天狗(迷いの竹林方面)「はっ、八方手を尽くしたのですが、迷いの竹林で皆迷ってしまい……」
文「……届けられなかった、と。お疲れ様」
天狗(迷いの竹林方面)「申し訳ございません!」
天狗(迷いの竹林方面)「はっ、八方手を尽くしたのですが、迷いの竹林で皆迷ってしまい……」
文「……届けられなかった、と。お疲れ様」
天狗(迷いの竹林方面)「申し訳ございません!」
その後、旧地獄と迷いの竹林から訴えられた文は、
映姫の判決により泣く泣く大量の契約を打ち切る事になったのだった。
映姫の判決により泣く泣く大量の契約を打ち切る事になったのだった。
結果:黒髪長髪トリオの計算勝ち。
ルナ「……スター。この新聞、低俗すぎるわ」
スター「やっぱりそうよねぇ」
スター「やっぱりそうよねぇ」