マジカルマスターマリサ～誤植編～
美鈴「なんですかこれはー！編集さんに文句言わなきゃ！
諏訪子さん、酷いじゃないですか、読みましたよ今号の私の漫画」
諏訪子「え？酷いって、ストーリーが？」
美「ぐへぇー！違いますよ、誤植ですよ誤植！台詞の文字が間違ってるんですよ！」
諏「えぇ～ほんとにぃ～？どこどこ何ページ目？」
美「ほら、魔理沙が四天王の一人ニトーリに挑む前の会話で。
『あいつだけは許さない……！』って最高にカッコイイ台詞が
魔理沙『タイツだけは許さない……！』
美「酷いですよこれ！」
諏「あ、ほんとだ。やっちゃった（てへ）」
美「いや、やっちゃった、じゃないですよもー！酷いですよこれ！
主人公がいきなり生脚主義に目覚めちゃったみたいじゃないですか！」
諏「あっはっはっ」
美「あっはっはって、何でご機嫌なんですか！誤植はここだけじゃないですよ！」
諏「え～どこどこ？」
美「主人公が暗い過去を語って『私の憎しみは消えないんだ』って
決意を新たにするすっごく渋いシーンが」
魔理沙『私の肉しみは消えないんだ』
諏「あ、ほんとだ。漢字間違えてる。やっちゃった（てへ）」
美「いやだから、やっちゃった、じゃないですよ、ちょっと！」
諏「あっはっはっ、肉しみってちょっと何なの？脂汗？あーっはっはっはっ」
美「あっはっは～じゃないですよ。なんでそんなに上機嫌なんですか！？」
諏「いやー、実は帽子を神奈子に取られちゃって」
美「あ、それは大変ですね」
諏「でも巫女が新しいの作ってくれたんだ、手作り」
美「よかったですね、でもこっちはぜんぜん良くないんですよ。まだ誤植ありますよ？」
諏「え～？」
美「ほら、ついに現れた四天王のニトーリが『あんたが魔理沙か…』っていう緊迫した場面で」
ニトーリ『あんたが――マルサか』
諏「あ、ほんとだ」
美「あんたがマルサか！って何ですか？どんなボケしたらそんなツッコミが帰ってくるんですかもぅ！
まーたやっちゃった、とか言わないで下さいよ！」
諏「やっちゃったケロ☆」
美「いや、やっちゃったケロ☆じゃないですよ。何ちょっと可愛い言い方してるんですか！
誤植はまだあるんですよ！」
諏「え～どこ～？巫女いない暦ゼロ年の私が一体どんな間違いを？」
美「その次のコマですよ！魔理沙が『私は魔理沙だ』ってクールに決めるシーンが」
魔理沙『私はマニアだ！』
美「なんで主人公いきなりオタク宣言してるんですか！」
諏「あー、ほんとだ。間違ってる」
美「間違え過ぎですよ！」
諏「あっはっは、やっちゃったケロ☆」
美「可愛く言わないで下さい！気に入ったんですかその言い方！」
諏「気に入ったケロ☆とっちゃやーよケロ☆」
美「取りませんよそんな喋り方！それより、もっとあるんですよ誤植！」
諏「えぇ～まだあるのぉ～？どの辺なんだケロ☆」
美「どの辺なんだケロ！？そんな無理に言わなくても……。最後ですよ、最後のページ！
魔理沙が『私の新しい技を見せてやる！』ってどっきどきのシーンですよ！」
諏「どれどれ？」
魔理沙『私の新しい脇を見せてやる！』
諏「あ、ホントだ。やっちゃったケロ☆」
美「なんですか新しい脇って！？」
諏「ごめん巫女の事で頭がいっぱいで、ついついうっかり」
美「しかももっと酷い誤植が最後のコマにあるんですよ！
魔理沙がミニ八卦路を構えて『はぁぁぁぁっ！』って気合入れるシーンですよ！」
諏「えぇ～そんな台詞間違えないと思うけど～？」
美「間違ってるんですよ！」
魔理沙『うふふふふ☆』
美「なんですかこの笑い方！？今まで魔理沙こんな笑い方してないですよ！？
しかもこのコマについてる煽り文句！何ですかこれ！」
諏『巫女がつきました～！』
美「何自慢してるんですか！」
諏「やっちゃったケロ☆」
美「やっちゃったケロ、じゃないでしょ！これ自慢したくて煽り文句付けただけでしょ！」
諏「付けちゃったケロ☆」
美「だから付けちゃったケロ☆じゃ……あぁ～もう！やってられないケローっ☆」
諏「あ、取られた」
諏訪子さん、酷いじゃないですか、読みましたよ今号の私の漫画」
諏訪子「え？酷いって、ストーリーが？」
美「ぐへぇー！違いますよ、誤植ですよ誤植！台詞の文字が間違ってるんですよ！」
諏「えぇ～ほんとにぃ～？どこどこ何ページ目？」
美「ほら、魔理沙が四天王の一人ニトーリに挑む前の会話で。
『あいつだけは許さない……！』って最高にカッコイイ台詞が
魔理沙『タイツだけは許さない……！』
美「酷いですよこれ！」
諏「あ、ほんとだ。やっちゃった（てへ）」
美「いや、やっちゃった、じゃないですよもー！酷いですよこれ！
主人公がいきなり生脚主義に目覚めちゃったみたいじゃないですか！」
諏「あっはっはっ」
美「あっはっはって、何でご機嫌なんですか！誤植はここだけじゃないですよ！」
諏「え～どこどこ？」
美「主人公が暗い過去を語って『私の憎しみは消えないんだ』って
決意を新たにするすっごく渋いシーンが」
魔理沙『私の肉しみは消えないんだ』
諏「あ、ほんとだ。漢字間違えてる。やっちゃった（てへ）」
美「いやだから、やっちゃった、じゃないですよ、ちょっと！」
諏「あっはっはっ、肉しみってちょっと何なの？脂汗？あーっはっはっはっ」
美「あっはっは～じゃないですよ。なんでそんなに上機嫌なんですか！？」
諏「いやー、実は帽子を神奈子に取られちゃって」
美「あ、それは大変ですね」
諏「でも巫女が新しいの作ってくれたんだ、手作り」
美「よかったですね、でもこっちはぜんぜん良くないんですよ。まだ誤植ありますよ？」
諏「え～？」
美「ほら、ついに現れた四天王のニトーリが『あんたが魔理沙か…』っていう緊迫した場面で」
ニトーリ『あんたが――マルサか』
諏「あ、ほんとだ」
美「あんたがマルサか！って何ですか？どんなボケしたらそんなツッコミが帰ってくるんですかもぅ！
まーたやっちゃった、とか言わないで下さいよ！」
諏「やっちゃったケロ☆」
美「いや、やっちゃったケロ☆じゃないですよ。何ちょっと可愛い言い方してるんですか！
誤植はまだあるんですよ！」
諏「え～どこ～？巫女いない暦ゼロ年の私が一体どんな間違いを？」
美「その次のコマですよ！魔理沙が『私は魔理沙だ』ってクールに決めるシーンが」
魔理沙『私はマニアだ！』
美「なんで主人公いきなりオタク宣言してるんですか！」
諏「あー、ほんとだ。間違ってる」
美「間違え過ぎですよ！」
諏「あっはっは、やっちゃったケロ☆」
美「可愛く言わないで下さい！気に入ったんですかその言い方！」
諏「気に入ったケロ☆とっちゃやーよケロ☆」
美「取りませんよそんな喋り方！それより、もっとあるんですよ誤植！」
諏「えぇ～まだあるのぉ～？どの辺なんだケロ☆」
美「どの辺なんだケロ！？そんな無理に言わなくても……。最後ですよ、最後のページ！
魔理沙が『私の新しい技を見せてやる！』ってどっきどきのシーンですよ！」
諏「どれどれ？」
魔理沙『私の新しい脇を見せてやる！』
諏「あ、ホントだ。やっちゃったケロ☆」
美「なんですか新しい脇って！？」
諏「ごめん巫女の事で頭がいっぱいで、ついついうっかり」
美「しかももっと酷い誤植が最後のコマにあるんですよ！
魔理沙がミニ八卦路を構えて『はぁぁぁぁっ！』って気合入れるシーンですよ！」
諏「えぇ～そんな台詞間違えないと思うけど～？」
美「間違ってるんですよ！」
魔理沙『うふふふふ☆』
美「なんですかこの笑い方！？今まで魔理沙こんな笑い方してないですよ！？
しかもこのコマについてる煽り文句！何ですかこれ！」
諏『巫女がつきました～！』
美「何自慢してるんですか！」
諏「やっちゃったケロ☆」
美「やっちゃったケロ、じゃないでしょ！これ自慢したくて煽り文句付けただけでしょ！」
諏「付けちゃったケロ☆」
美「だから付けちゃったケロ☆じゃ……あぁ～もう！やってられないケローっ☆」
諏「あ、取られた」
結果：何故か落ち込んでいる美鈴が描いた『憎しみの波動に目覚めた魔理沙』の漫画に
誤植を入れて色々と吹っ切らせた諏訪子の勝ち……なのか？
誤植を入れて色々と吹っ切らせた諏訪子の勝ち……なのか？
