藍「おーい、橙」
橙「(しらーんぷり)」
藍「橙、どうした?」
橙「何を言う、私は藍。橙を探しているのは私だ」
藍「……朝起きたら顔を洗うよう言っただろう、鏡は見たのか?」
橙「鏡がどうした?鏡を見ても橙は居ないぞ」
藍「これは……紫様!紫様ーっ!(どたどた)」
橙「(しらーんぷり)」
藍「橙、どうした?」
橙「何を言う、私は藍。橙を探しているのは私だ」
藍「……朝起きたら顔を洗うよう言っただろう、鏡は見たのか?」
橙「鏡がどうした?鏡を見ても橙は居ないぞ」
藍「これは……紫様!紫様ーっ!(どたどた)」
霊夢「まったく煩いんだから、おちおち寝てもいられな――」
藍「紫様!橙をどうしたんですか!(がくがく)」
霊夢「ひゃっ!?放しなさい、私は紫じゃないわよ」
藍「またそうやって……私をからかって遊ぶのはともかく、橙に何をしたんですか!」
霊夢「だから何で、私があんたをからかわなくちゃいけないの」
JS7「お困りのようね」
JS人形「ジャッジメーント」
霊夢「また変なのが……あんたら人の家で……あら、私の家じゃないわね?」
藍「朝だからって寝ぼけないで下さい、ここは――」
橙「我々の住む家でしょう」
藍「いや、それは望む所だが橙は八雲家とは認められて……」
橙「だから私は藍だと何度言わせる」
JS7「まあまあ。どうやら中身がどうかしてるみたいだし、ここは一つファイトで決めましょう」
霊夢「面倒なのはお断りよ」
橙「ファイトよりも橙を探さねばならんのだが……」
JS7「二人で適当な1/1ドールを作って頂戴。材料は用意してあるわ」
JS人形「ジャッジメーント」
霊夢「人形ねぇ……それじゃ、自分の人形でも作れば、皆納得するかしら」
橙「人形か……橙の人形を作ればファイトにも勝てるし一石二鳥だな」
JS7「それじゃ決まりね。ファイト開始!」
藍「紫様!橙をどうしたんですか!(がくがく)」
霊夢「ひゃっ!?放しなさい、私は紫じゃないわよ」
藍「またそうやって……私をからかって遊ぶのはともかく、橙に何をしたんですか!」
霊夢「だから何で、私があんたをからかわなくちゃいけないの」
JS7「お困りのようね」
JS人形「ジャッジメーント」
霊夢「また変なのが……あんたら人の家で……あら、私の家じゃないわね?」
藍「朝だからって寝ぼけないで下さい、ここは――」
橙「我々の住む家でしょう」
藍「いや、それは望む所だが橙は八雲家とは認められて……」
橙「だから私は藍だと何度言わせる」
JS7「まあまあ。どうやら中身がどうかしてるみたいだし、ここは一つファイトで決めましょう」
霊夢「面倒なのはお断りよ」
橙「ファイトよりも橙を探さねばならんのだが……」
JS7「二人で適当な1/1ドールを作って頂戴。材料は用意してあるわ」
JS人形「ジャッジメーント」
霊夢「人形ねぇ……それじゃ、自分の人形でも作れば、皆納得するかしら」
橙「人形か……橙の人形を作ればファイトにも勝てるし一石二鳥だな」
JS7「それじゃ決まりね。ファイト開始!」
藍だと思っていても、中身は橙。人形など上手く作れる筈も無く、
対する霊夢は本体が紫、手先と能力と知識を総動員して、自分自身の人形を精巧に作り上げる。
対する霊夢は本体が紫、手先と能力と知識を総動員して、自分自身の人形を精巧に作り上げる。
橙「おかしい……こんな筈では……」
藍「いや、むしろこの人形は、誰が何と言おうと私が貰っておこう」
霊夢「……紫ったら、何でこんな細かい事まで熟知してるのよ……」
紫「いい出来じゃない、この人形は私が貰うわ」
藍「ご自分で褒めても何も出ませんよ」
霊夢「私じゃないわよ、なんかこの体の中に紫も居るみたいで……」
紫「あら霊夢?なんて素敵なの、やっと私たち、一つになれたのねぇ」
霊夢「えぇい、妖しい事を言わないっ!」
藍「……はて、紫様でないとすると、一体誰がこんな……」
天子「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!どう?困った?驚いた?異変な感じでしょう?」
橙・藍・霊夢「「(ゴゴゴゴゴゴ)」」
紫「これはこれで美味しいのにねぇ」
霊夢「あんたは黙ってなさい!」
天子「この展開……なんだかわくわくしてきたわ!」
JS7「もうダメねこの天人」
JS人形「ジャッジメーント」
藍「いや、むしろこの人形は、誰が何と言おうと私が貰っておこう」
霊夢「……紫ったら、何でこんな細かい事まで熟知してるのよ……」
紫「いい出来じゃない、この人形は私が貰うわ」
藍「ご自分で褒めても何も出ませんよ」
霊夢「私じゃないわよ、なんかこの体の中に紫も居るみたいで……」
紫「あら霊夢?なんて素敵なの、やっと私たち、一つになれたのねぇ」
霊夢「えぇい、妖しい事を言わないっ!」
藍「……はて、紫様でないとすると、一体誰がこんな……」
天子「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!どう?困った?驚いた?異変な感じでしょう?」
橙・藍・霊夢「「(ゴゴゴゴゴゴ)」」
紫「これはこれで美味しいのにねぇ」
霊夢「あんたは黙ってなさい!」
天子「この展開……なんだかわくわくしてきたわ!」
JS7「もうダメねこの天人」
JS人形「ジャッジメーント」
結果:紫の体と知識を使って完璧な霊夢人形を作り上げた霊夢の勝ち。
霊夢「あー、やっと元の体に戻れたわ。ほら紫、さっきの人形、ちゃんと始末しなさいよ」
紫「はいはい(スキマに隠しておけばいいわよね)」
霊夢「スキマに隠して後で取り出そうとか思ってたら……」
紫「相変わらず良い勘ね……仕方ないわねぇ(とほほ)」
橙「藍様、なんですかその変な人形?」
藍「これは私の宝物だ。もちろん、一番大事なのは橙だがな」
紫「はいはい(スキマに隠しておけばいいわよね)」
霊夢「スキマに隠して後で取り出そうとか思ってたら……」
紫「相変わらず良い勘ね……仕方ないわねぇ(とほほ)」
橙「藍様、なんですかその変な人形?」
藍「これは私の宝物だ。もちろん、一番大事なのは橙だがな」