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2スレ第36戦(1)

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匿名ユーザー

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先にジャック・ザ・リッパイと天地パイ闢プレスでカメラごとあややを潰しておいてから試合開始。

咲「で、パイ投げってどうなったら勝ちなのかしら?」
天「どうなったらって……勝ったら勝ちなんじゃないの?」
咲「……ふ。つまり」
天「容赦無用のデスマッチってことね!」

こうして、仁義無き戦いの幕が切って落とされた。
元より、パイ投げにルールなどあって無いようなもの。つまり、攻撃にパイさえ使っていればなんだってオッケーなのだ。
スペルカード良し、能力も使用、ただし弾幕は全てパイ。
そうしたらパイの当たり判定が大きいせいもあって、そりゃあもうカスるはピチュるはでさあ大変。
でも一撃のダメージが少ないので、KOにはなかなか至らない。こうして、戦いはどんどん泥試合と化していった。
両者とも、膝は震え、腕が重くなり、目は霞み、スク水はあちこちが白濁し、息もあがり、顔も紅潮している。
両者、次が最後の一撃になる、そう思われた時、重大な問題が発覚した。

「パイが、」
「無くなった――!?」

あまりに多くのパイを投擲した結果、多めに用意されていたはずのパイを全て消費してしまったのだ。
その瞬間、咲夜は時間を止めて、自分でパイを作ろうかと考えた。
だが――既に疲労も極地に達し、それさえも困難ではないだろうか、そうも思えてしまった。
それが、一瞬の迷いとなる。
縦揺れの地震。
一瞬だが、巨大な地震。
それが、これまで投げられて、地面に落ちていたパイを全て、空中へと放り出す。
手近にあったそれらに向けて、天子は緋想の剣を振りかぶり、咲夜の間近、射程距離内に肉薄して――

「いっっっ……けぇーー!!」

戦いは終わった。天子の勝利だ。
失神した咲夜に覆いかぶさるように、天子もまた、力尽きて倒れ伏す。
思いっきりぶつかり合えた満足さからか。二人は、安らかな顔で眠っていた。



































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