小町「今日のファイトは、萃香の頭の上に乗せた西瓜割りだ。色々期待した人も居たかと思うけど、
スカーレット姉妹が居るから屋内競技になったんで、水着もポロリも無しだね」
早苗「西瓜割りだけにジャッジはメロンなんですね」
諏訪子「そういう意味じゃないと思うけどなぁ」
フラン「西瓜でもメロンでも、きゅっとしてどーん！で完全破壊よ！」
レミィ「横になって寝た頭の上に西瓜を乗せて…よく起きないわね」
小町「ああ、どこぞの神様から鬼を眠らせる酒ってのを貰ったからね。
当然起きればそれに気付くだろうから、起こさず割った数で勝負だ」
横になった萃香の頭に乗せられた西瓜。萃香は重みで寝苦しそうにしているが、
何かの勘でも働くのか、落ちないようにバランスを取って動いている。
スカーレット姉妹が居るから屋内競技になったんで、水着もポロリも無しだね」
早苗「西瓜割りだけにジャッジはメロンなんですね」
諏訪子「そういう意味じゃないと思うけどなぁ」
フラン「西瓜でもメロンでも、きゅっとしてどーん！で完全破壊よ！」
レミィ「横になって寝た頭の上に西瓜を乗せて…よく起きないわね」
小町「ああ、どこぞの神様から鬼を眠らせる酒ってのを貰ったからね。
当然起きればそれに気付くだろうから、起こさず割った数で勝負だ」
横になった萃香の頭に乗せられた西瓜。萃香は重みで寝苦しそうにしているが、
何かの勘でも働くのか、落ちないようにバランスを取って動いている。
早苗「では私から…たーっ！」
少女の細腕で棒を振り上げ、振り下ろす。
目隠しなしなので狙い通り西瓜は真っ二つ、ついでに勢いがつきすぎて萃香の頭も叩く。
萃香「んぐ…むにゃむにゃ…」
早苗「セ…セーフ…」
一個目から勝負あったかと思われたが、眠りが深いのか目を覚まさない萃香。
頭上の西瓜が割れたので、顔の周りは赤い汁気と身の欠片が飛び散り、なかなか凄惨な様相だ。
小町「じゃあ二個目をセットして、と…次はどっちだい？」
レミィ「私がやるわ。別に縦に叩かなくても、割れればいいのよね。『マイハートブレイク』」
レミィの放つ槍が西瓜を貫き、立てられた刃がきれいに身を真っ二つにする。
流石の貫禄を見せつけ、危なげなく一個クリア。
少女の細腕で棒を振り上げ、振り下ろす。
目隠しなしなので狙い通り西瓜は真っ二つ、ついでに勢いがつきすぎて萃香の頭も叩く。
萃香「んぐ…むにゃむにゃ…」
早苗「セ…セーフ…」
一個目から勝負あったかと思われたが、眠りが深いのか目を覚まさない萃香。
頭上の西瓜が割れたので、顔の周りは赤い汁気と身の欠片が飛び散り、なかなか凄惨な様相だ。
小町「じゃあ二個目をセットして、と…次はどっちだい？」
レミィ「私がやるわ。別に縦に叩かなくても、割れればいいのよね。『マイハートブレイク』」
レミィの放つ槍が西瓜を貫き、立てられた刃がきれいに身を真っ二つにする。
流石の貫禄を見せつけ、危なげなく一個クリア。
諏訪子「じゃあ次は私だね。早苗、棒をちょうだい」
続いて諏訪子。力が無いわけではないのだが、何故か必殺を期したような最上段の構えを取り、そのまま姿勢を崩す。
早苗「あぶな…」
諏訪子「きゃうっ！？」
萃香「ぐぅ…うーん…」
棒ならぬ頭で西瓜に突っ込み、粉砕。そして早苗同様に萃香に頭突きを食らわす。
それでも目を覚まさない萃香の顔の周りはさらに赤く汚れ、何かの事件現場さながらだ。
小町「じゃあ一週目の最後は…」
フラン「はーい！壊すことならお任せよ。せーの、きゅっとしてぼーん！」
元気の良い声とは裏腹に、西瓜に近付いて手を触れるだけのフラン。
しかし能力を使用した破壊は、ただ触れただけでも十分な威力を及ぼす。
触れた瞬間、西瓜が中心から割れ、炸裂。フランの陰になる四人は平気だったが、周囲に飛沫が飛び散る。
そして、そんな西瓜を頭上に乗せていた萃香は、ショットガンのようなその炸裂を頭で受け止める事になった。
萃香「うーん…なんだか頭がガンガンするよ…」
勇儀「おーい萃香、美味い酒が手に入ったんだ。よかった…ら…？」
どこから聞きつけたのか、酒瓶を手に会場にやって来る勇儀。
目を覚ましたとはいえ横になったまま動かない萃香と、その頭の周辺の赤、
そして棒を持った諏訪子にスカーレット姉妹、果ては死神の姿を見て、当然の如く勘違いをする。
勇儀「お前たち、よくも萃香を…！」
萃香「うー…そうか、あの酒が…お約束とはいえ、ちょっとやり過ぎだよ？」
既に頭に血の上った勇儀は、萃香が起きても怒りが収まらない。
逆に萃香は冷静だったが、お仕置きが必要と判断し、気迫と共に立ち上がる。
小町「えー、割った数は同点なんで、萃香を起こしたスカーレット姉妹の判定負け。
それじゃあ今日のファイトはここまで！さあて仕事仕事～」
レミィ「逃げたわね…」
諏訪子「あうー、困っちゃうねえ」
早苗「さすが東方ファイト、何が起きるかわかりませんね！」
フラン「次はあの二人を壊せばいいんだね！」
続いて諏訪子。力が無いわけではないのだが、何故か必殺を期したような最上段の構えを取り、そのまま姿勢を崩す。
早苗「あぶな…」
諏訪子「きゃうっ！？」
萃香「ぐぅ…うーん…」
棒ならぬ頭で西瓜に突っ込み、粉砕。そして早苗同様に萃香に頭突きを食らわす。
それでも目を覚まさない萃香の顔の周りはさらに赤く汚れ、何かの事件現場さながらだ。
小町「じゃあ一週目の最後は…」
フラン「はーい！壊すことならお任せよ。せーの、きゅっとしてぼーん！」
元気の良い声とは裏腹に、西瓜に近付いて手を触れるだけのフラン。
しかし能力を使用した破壊は、ただ触れただけでも十分な威力を及ぼす。
触れた瞬間、西瓜が中心から割れ、炸裂。フランの陰になる四人は平気だったが、周囲に飛沫が飛び散る。
そして、そんな西瓜を頭上に乗せていた萃香は、ショットガンのようなその炸裂を頭で受け止める事になった。
萃香「うーん…なんだか頭がガンガンするよ…」
勇儀「おーい萃香、美味い酒が手に入ったんだ。よかった…ら…？」
どこから聞きつけたのか、酒瓶を手に会場にやって来る勇儀。
目を覚ましたとはいえ横になったまま動かない萃香と、その頭の周辺の赤、
そして棒を持った諏訪子にスカーレット姉妹、果ては死神の姿を見て、当然の如く勘違いをする。
勇儀「お前たち、よくも萃香を…！」
萃香「うー…そうか、あの酒が…お約束とはいえ、ちょっとやり過ぎだよ？」
既に頭に血の上った勇儀は、萃香が起きても怒りが収まらない。
逆に萃香は冷静だったが、お仕置きが必要と判断し、気迫と共に立ち上がる。
小町「えー、割った数は同点なんで、萃香を起こしたスカーレット姉妹の判定負け。
それじゃあ今日のファイトはここまで！さあて仕事仕事～」
レミィ「逃げたわね…」
諏訪子「あうー、困っちゃうねえ」
早苗「さすが東方ファイト、何が起きるかわかりませんね！」
フラン「次はあの二人を壊せばいいんだね！」
その後、荒ぶる二人の鬼を相手の大捕物が行われるのだが、それはまた別の話。
