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7スレ第5戦

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匿名ユーザー

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神主「地霊殿できたよー」
天帝「地霊殿ルナティック、ファーストプレイでノーミスノーボムクリアしてきたよー」

しょっぱなから世界創造+その世界の踏破という、
これ以上は無さそうなほどの奇跡を見せ付けてきた神主天帝コンビ。
これを上回る奇跡などあるのか!? と、全幻想郷が頭を悩ませた。
そこで紫が提案する。幻想郷をあげての、大弾幕大会をやろうと。
バトルロイヤル形式、スペカ数自由、合体技も自由、ゲストは大佐率いる怒首領蜂チーム。
元よりお祭り好きの幻想郷住人たち、これにはノリにノった。
一度や二度の被弾も何のその。我先にと立ち上がり、視界を埋め尽くす弾幕のほんのわずかな隙間へと突き進む。
それはもはや、弾幕という表現すら生ぬるい、光の洪水。
その光の下で、紫は何人かの人妖を選りすぐり、作戦を実行した。
博麗の巫女には、弾幕の凄まじさのあまり今にも破裂しそうな大結界の維持に当たらせ、
自らは目的地との間に幾重ものスキマを開いて道を作り、
その道の間の案内人は、弾幕から逃れてきた死神に任せる、
今も弾幕の中に飛び込む現人神と吸血鬼は、極限の弾幕の中で全力を出すことによって、必ず最適な奇跡と運命を引き寄せる、
秩序の乱れにうるさい閻魔の足止めは九尾の狐が務める、両者の間でもまた弾幕が生み出される、
目的のお方にこの弾幕の様子を報告するのは龍宮の使いの役目、
空気の読めるあの子なら、こちらの意図を正確に読んで、きちんと報告をしてくれる、
――弾幕はとっくに最高潮。それはまさに、世界を揺るがすに相応しい狼煙。
幻想郷の勢力と異世界の軍団が一同に会して行われた儀式によって。

龍神が姿を現した。

「これが、私たちが力を合わせて作った奇跡ですわ」
いまだ続く弾幕の下、紫は神主にそう嘯いた。
わかっていたのだ。いくら自分たちが力を尽くそうと、この世界を作り出す神主には敵わない。
だが、だからこそ、その生みの親には精一杯の奇跡を見せるのが、何よりの礼儀だと紫は考えた。
そんな紫に、神主は頭上を指し示して見せた。
「いちシューティング好きとしては、今回の催し、とても楽しませていただきました。
 できることなら、今回の勝負は、この素晴らしい弾幕を作り出した皆さんに譲りたかったくらいです。
 ――ですが、だからこそ、私たちはアレを認めないわけにはいかない」
その言葉に、ようやく紫は気付いた。馬鹿な、と神主の指し示す頭上を仰ぎ見る。
未だ空を埋め尽くす弾幕の中。弾幕のさらに上空では、龍神が事の次第を見守っているはず。
その弾幕の向こう――いつの間に、どうやって――否、神技と呼ばれたその腕前ならば、その奇跡も不思議ではない。

怒首領蜂の自機を乗っ取った天帝が、全ての弾幕を潜り抜け、龍神に勝負を挑もうとしていた。

最終的に、幻想郷全ての力と神主の力を結集し、今回の騒動は無かったことにされたのだが、
天帝の勇姿だけは、その後もずっと、参加者全員の記憶に刻まれ残ったという。
































































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