「……。授業を始めるぞ」
のっけからこめかみをピクピクさせながら慧音が授業の開始を告げる。
のっけからこめかみをピクピクさせながら慧音が授業の開始を告げる。
゚д゚)<けーね先生の授業が始まるぞ!
∑(゚Д゚; エーッ!?俺たち寺子屋って歳じゃないだろ!!
「じゅぎょーなんて楽勝よ! なんたってあたいは最強なんだから!」
「で、私にモノを教えることができるの?」
「で、私にモノを教えることができるの?」
「誰だこいつらを呼んだ奴はぁぁぁ!!」
まともに付き合えば授業どころではなくなるので、慧音は半ば問題児どもを無視するような形で授業を続ける。
「……この発見により、この時代の人々の生活習慣が判明したんだ」
「はぁ!? そんなわけないでしょ!!」
「いや、そうは言っても出土品がな……」
「その時代を見てきた私の言うことが間違ってるとでも?」
「つまりあたいが最強ってことね!!」
゚д゚)<えーりんの先生イビリが始まったぞ!
「はぁ!? そんなわけないでしょ!!」
「いや、そうは言っても出土品がな……」
「その時代を見てきた私の言うことが間違ってるとでも?」
「つまりあたいが最強ってことね!!」
゚д゚)<えーりんの先生イビリが始まったぞ!
∑(゚Д゚; エッ!?全然聞いてなかったぜ!!
「もうやだこいつら……」
「いい? 出土品程度では推測しかできないということを知りなさい!
それを勝手に『判明した』とか決め付けたりして……教える側としての自覚が足りないんじゃないの?」
「いい? 出土品程度では推測しかできないということを知りなさい!
それを勝手に『判明した』とか決め付けたりして……教える側としての自覚が足りないんじゃないの?」
結局、慧音が泣いて謝っても永琳の説教は続いたらしい……。
―― 翌日 ――
「もこねーちゃん! 朝から先生が変なんだ!!」
慧音の寺子屋まで向かう途中、妹紅は里の子供から呼び止められた。
一体何事かと思い、子供に手を引かれるままに寺子屋まで行くと……。
慧音の寺子屋まで向かう途中、妹紅は里の子供から呼び止められた。
一体何事かと思い、子供に手を引かれるままに寺子屋まで行くと……。
「私が浅はかでした……えーりん先生ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……
あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強……」
あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強あたい最強……」
そこには教室の隅で膝を抱え、うわ言のように同じ言葉を繰り返す慧音の姿があった。
結果:チルノ&永琳のTKO勝ち