東方一ギターの似合う女・風見幽香こと、のうかりん。
空気を読むことにかけては定評を持つ女・永江衣玖。
エアギター対決となったが、当然のごとく、選択した曲は「熱情の律動」だった。
空気を読むことにかけては定評を持つ女・永江衣玖。
エアギター対決となったが、当然のごとく、選択した曲は「熱情の律動」だった。
さて、さっそく勝負開始。
お互いイントロが終わり、歌詞の部分となる。そこで、衣玖が動いた。
「ヘエーエ エーエエエー エーエエー ウーヲーオオオォー ララララ ラァーアーアーアー……」
「こ、この女……歌ってやがる……」
人の言葉では到底再現不可能なあの歌詞であるが、それではつまらないだろうというギャラリーに配慮した結果だった。
ぎりりと悔しがるのうかりんであるが、ゆっくりに歌詞を任せていたため、彼女は歌うことができない。
結果、エアギターテクで勝負するしかなかった。
しかし、そこは空気を読める女、長江衣玖。当然のことながら、のうかりんにも劣らないテクニックを見せ付ける。
会場のテンションはまさにサタデーナイトフィーバー。この勝負、衣玖の勝利かと思われた。
と、同時に会場にひとつの疑念が生まれていた。「熱情の律動」であるからには、「アレ」がでてくるのではないか、と。
もちろん、空気を読める女がそのへんの期待を裏切るはずがない。
中盤になって、競技者の舞台の奥に穴が開き、何者かが競りあがってくる。
露出の高い衣装と、ムキムキの肉体、そしてキモイ親父顔の天辺にはウサ耳……
お互いイントロが終わり、歌詞の部分となる。そこで、衣玖が動いた。
「ヘエーエ エーエエエー エーエエー ウーヲーオオオォー ララララ ラァーアーアーアー……」
「こ、この女……歌ってやがる……」
人の言葉では到底再現不可能なあの歌詞であるが、それではつまらないだろうというギャラリーに配慮した結果だった。
ぎりりと悔しがるのうかりんであるが、ゆっくりに歌詞を任せていたため、彼女は歌うことができない。
結果、エアギターテクで勝負するしかなかった。
しかし、そこは空気を読める女、長江衣玖。当然のことながら、のうかりんにも劣らないテクニックを見せ付ける。
会場のテンションはまさにサタデーナイトフィーバー。この勝負、衣玖の勝利かと思われた。
と、同時に会場にひとつの疑念が生まれていた。「熱情の律動」であるからには、「アレ」がでてくるのではないか、と。
もちろん、空気を読める女がそのへんの期待を裏切るはずがない。
中盤になって、競技者の舞台の奥に穴が開き、何者かが競りあがってくる。
露出の高い衣装と、ムキムキの肉体、そしてキモイ親父顔の天辺にはウサ耳……
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く__,.ヘヽ. / ,ー、 〉
\ ', !-─‐-i / /´
/ `ー' ー' ヽ
/ /, /| , , ',
イ //-‐/ i L_ ハ ヽ! i
レ ヘハi (ヒ_] ヒ_ン) ト、!| |
/ヽ!, |7"" .. " 、 | |ヘ
| ) | 从 'ー=三=-' 从 (ヽ'|
ヽ ヽ'___|> .,,_ __ イ/ .i| |
ヽ__ `>=<´ `'ー┘ |
ミミヽ}}}))ハ(⌒Y⌒).liiァァァァイi
ミ三≧=-j}}:::ハiiiiiiiiiiiiiii}}ソソ彡ノノ
彡三ミ/ .: .:.:.j i ヽ、_:.:.-`─‐‐ 、
イイソ}小 .: :.:ノヾ、 ,ji} __ |
ノノノノイ}}i>´ ヾiji州州i{i|__, イノノ}}| l
ソ}/ .ィii|ii州州州}iイノ{{iハ| l
i 仆ilil| i!i!i!i!i リi! l |
l } ,伐|
| | ィ 佚!
トァj __, レ
|ムハ
ノ_ イi
く__,.ヘヽ. / ,ー、 〉
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人外の生命体の出現により、大パニックに陥る会場。
即座に映姫から衣玖への風紀違反による失格が申告され、のうかりんの勝利となった。
なお、衣玖は、「勝負なんてどうでもよいです。空気さえ読めれば」と、まったく反省の色がなかったという。
即座に映姫から衣玖への風紀違反による失格が申告され、のうかりんの勝利となった。
なお、衣玖は、「勝負なんてどうでもよいです。空気さえ読めれば」と、まったく反省の色がなかったという。
一方そのころ、キモンゲが、お面をはずし、背中のチャックを引いてキモンゲスーツを脱ぐ。
「ううっ、こうすれば目立ってみんなにかまってもらえるから、ってやったのに……あんの魚女め……」
キモイキモイ、と連呼され、ほとんど涙目になっている天人が、そこにいたとかいなかったとか。
「ううっ、こうすれば目立ってみんなにかまってもらえるから、ってやったのに……あんの魚女め……」
キモイキモイ、と連呼され、ほとんど涙目になっている天人が、そこにいたとかいなかったとか。