「キノコを笑うものはキノコに泣く~っと」
謎の独り言を呟きながら、魔理沙は粉末状に加工したキノコが入った小袋を用意してきた。
一方、にとりは"Cluster Napalm"と書かれた大型ミサイルを作ってきた。
謎の独り言を呟きながら、魔理沙は粉末状に加工したキノコが入った小袋を用意してきた。
一方、にとりは"Cluster Napalm"と書かれた大型ミサイルを作ってきた。
今回の対決は破壊力を競う性質上、大爆発などが起こっても被害の出ない場所で行われることとなった。
先に威力を疲労するのはにとりの用意したミサイル。効果が広範囲に及ぶということで、リモコンによる遠隔操作によって推進剤に点火される。
肉眼での視認が困難なほどに上昇したミサイルが弾け、そこから小型の何かが散開する。
小型の何かが次々と地表に落下して落下点付近を激しく炎上させ、辺りは文字通り火の海となった。
どのような物質を燃料に使ったのか炎は数十分に亘って燃え続け、火が収まった後の地表はガラスになっていた。
先に威力を疲労するのはにとりの用意したミサイル。効果が広範囲に及ぶということで、リモコンによる遠隔操作によって推進剤に点火される。
肉眼での視認が困難なほどに上昇したミサイルが弾け、そこから小型の何かが散開する。
小型の何かが次々と地表に落下して落下点付近を激しく炎上させ、辺りは文字通り火の海となった。
どのような物質を燃料に使ったのか炎は数十分に亘って燃え続け、火が収まった後の地表はガラスになっていた。
対する魔理沙は手にしたメモに書かれた順番に従って複数の粉末キノコを服用してゆく。
最後のキノコを服用してから待つこと数分。魔理沙の様子に変化が現れた。
目つきが……いや、目の色まで変化した。そして、即効性の高い魔法を多用する魔理沙にしては珍しく、何やら長い詠唱をしている。
詠唱を終えた魔理沙は、目を見開いて言う。
最後のキノコを服用してから待つこと数分。魔理沙の様子に変化が現れた。
目つきが……いや、目の色まで変化した。そして、即効性の高い魔法を多用する魔理沙にしては珍しく、何やら長い詠唱をしている。
詠唱を終えた魔理沙は、目を見開いて言う。
「教えてやる。これが……モノを殺すということだ! "Unlimited blade works"」
発動キーワードに呼応して、虚空から無数の武器が出現する。
その武器の群れが地表へと殺到し、着弾した地点の付近を爆発すら起こさずに破壊……否、消滅させる。
今回の勝負で魔理沙が用意したのは香霖堂より仕入れた超稀少品『ナスキノコ(用途:幻想を創り出す)』であり、それに加えて幻覚作用のあるキノコをちゃんぽんにして服用したのだ。
その武器の群れが地表へと殺到し、着弾した地点の付近を爆発すら起こさずに破壊……否、消滅させる。
今回の勝負で魔理沙が用意したのは香霖堂より仕入れた超稀少品『ナスキノコ(用途:幻想を創り出す)』であり、それに加えて幻覚作用のあるキノコをちゃんぽんにして服用したのだ。
厨設定満載な幻想を際限なく創造する破壊力の前に河童の技術力だけで対抗できるはずもなく、この勝負は魔理沙のキノコが圧勝した。
なお、ヤバげなキノコを大量に服用した魔理沙は決着が付いた直後に永遠亭へと運ばれ、全身を拘束された状態で集中治療室に収容されたとか……。