円谷プロ作品(テレビシリーズ)

ここでは、ウルトラシリーズ以外の作品について取り上げます。


ジャンル テレビシリーズ本編
メーカー 作品ごとに異なる
メディア VHS
発売年月 作品ごとに異なる
収録時間
円谷プロ作品

概要

ウルトラシリーズ同様、それ以外の円谷プロ制作の特撮テレビ番組についても、作品の性質上、作品ごとにメーカーおよび発売形態が大きく異なり、VHS・LDとも、シリーズもの(続編)でも別々のメーカーから発売される例が多かった*1
そのためか、VHS版で全話発売された作品は、ごく一部のみであり、マイナーメーカーから発売されたタイトルも多く、東映作品以上に把握しづらい状況になっている。
VHSのみで発売された再編集作品も、本項で述べる。

LD版について

VHS版同様、LD版も多数のメーカーから発売されているが、『レッドマン』、『プロレスの星 アステカイザー』、『スターウルフ』、『恐竜戦隊コセイドン』のように、LDで初ソフト化された作品もある。
『怪奇大作戦』および『ファイヤーマン』については、メーカーを変えた再発版が発売されている。
なお、『緊急指令10-4・10-10』は、なぜかVHS版同様に傑作選形式であった。

ラインナップ一覧

原則、年代順の記載だが、続編および、リメイク系の作品に関しては、前作の次に表記する。

VHS

タイトル メーカー 巻数 備考
快獣ブースカ バンダイ(エモーション) 全2巻 傑作選
ブースカ!ブースカ!! バンダイ 全8巻
マイティジャック バンダイ(エモーション) 巻数不明 傑作選
戦え!マイティジャック バンダイ(エモーション) 巻数不明 傑作選
ヴイ・シー・エー(VCA)
怪奇大作戦 バンダイ(エモーション) 全8巻 全話収録*2
ビームエンタテインメント 全8巻 こちらもランダム収録
#24(欠番回)・#26(最終回)は未収録
ミラーマン 日本コロムビア 全17巻
ジャンボーグA ヴイ・シー・エー(VCA) 全2巻 傑作選
緊急指令10-4・10-10 キングレコード 全3巻 傑作選
ファイヤーマン ヴイ・シー・エー(VCA) 全2巻 傑作選
SFドラマ 猿の軍団 ビクター 全7巻
恐竜探険隊ボーンフリー 全6巻
電光超人グリッドマン 全11巻

LD

タイトル 種別 メーカー 巻数 備考
快獣ブースカ BOX ケイエスエス(日本ソフトシステム) 全2巻
マイティジャック BOX バンダイ(エモーション)
戦え!マイティジャック BOX
怪奇大作戦 単品版 全4巻*3 全話収録*4
BOX ビームエンタテインメント 回収で有名
BOX(ベスト・ハーフボックス版) 全2巻 傑作選
ミラーマン BOX 日本コロムビア 『ミラーファイト』も収録
ジャンボーグA BOX ビームエンタテインメント 全2巻 初の全話ソフト化
レッドマン BOX バンダイ
トリプルファイター BOX タキ・コーポレーション
緊急指令10-4・10-10 単品 キングレコード 全3巻 傑作選(VHSと同仕様)
ファイヤーマン BOX(初版/パーフェクトコレクション) タカラ
BOX(再販/コンプリート・コレクション) ユーメックス
SFドラマ 猿の軍団 BOX ビクター
恐竜探険隊ボーンフリー BOX
恐竜戦隊コセイドン
(戦え!人間大砲コセイダー*5
BOX バップ
プロレスの星 アステカイザー BOX 円谷コミュニケーションズ
スターウルフ
(宇宙の勇者スターウルフ*6
BOX バンダイ

各作品ごとの概要


快獣ブースカ

  • VHS
1984年前後に傑作選として、確認できる限り、2本分が発売。
1巻のジャケットは当時のオリジナルイラストが使われている。
  • LD-BOX
1993年8月に#1~25を収録した7枚組のBOX1、同年12月にチャメゴン登場の#26~47(終)を収録した6枚組のBOX2がそれぞれ発売された。

ブースカ!ブースカ!!

  • VHS
2000年4月~同年10月にかけて、2ヶ月おきに2本ずつ、全8巻が発売。
2巻までは4話収録だが、3巻以降は5話収録となる。
また、1巻のみだが、ばっちしV版も発売された。

マイティジャック

  • VHS
1984~85年頃に傑作選形式として発売されており、数巻存在しているが*7、1話入りの50分のものと、2話入りの100分のものが混在している。
また、総集編として、メカの活躍シーンを取り上げた『マイティジャック メカグラフィティ』も発売されている。
  • LD-BOX
1992年7月に発売され、全13話を7枚に分けて収録。
初回盤には、幻のパイロットフィルムの『S線を追え』が収録された。

戦え!マイティジャック

  • VHS(エモーション版)
上記の無印『MJ』と同時期に、森次浩司*8氏ゲスト出演となる#12・13の前後編を収録した1巻および、最終回前後編の#25・26を収録したものの2巻が発売。
あえて、パイロット版の#1ではないチョイスがまた絶妙である。
  • VHS(VCA版)
1987年頃に円谷ファミリークラブの一環として発売されたもの。
1巻では、エモーション版では収録されなかった#1・16・22が収録されたが、続巻は未確認である。
  • LD-BOX
1993年7月に発売され、全26話を収録。

怪奇大作戦

本作はVHS・LDとも、複数のバージョンが存在するが、諸事情からDVDまでは話数順の収録には恵まれなかった作品である。
  • VHS(エモーション版)
1988~90年頃に発売。
当時。まだ欠番ではなかった#24『狂鬼人間』を含めた全話が、ランダム収録で発売された。
  • VHS(ビーム版)
1996年頃に発売。
こちらは#24欠番後に発売されたもので、同話および、最終回となる#26を除いた24話分を『ベストファイル』扱いでランダム収録している。
  • LD(エモーション版)
1990~91年に発売。
こちらもVHS版同様、ランダム収録として発売されたものである。
  • LD(ビーム版)
1995年2月に発売された全話収録版『パーフェクト・コレクション』は#24が収録されたため、諸事情から、後日回収されたことで有名。
その後、1997年には、傑作選形式として、全2BOXのハーフボックスも発売されている。

ミラーマン

  • VHS
1987~93年にかけて、1本につき3話収録の全17巻が発売。
初期巻数は生産時期によって、ジャケットが変更されている。
また、後期発売分の巻末には、同じ日本コロムビアから発売の『ウルトラマンレオ』同様に、スタッフインタビューおよび、パイロットフィルムも収録されている。
  • LD-BOX
1994年4月に本編13枚および、特典ディスクの『ミラーファイト』含めた全14枚組のBOXとして発売されたが、諸事情で化粧箱仕様ではなく、輸送箱に直接14枚のディスクジャケットが入っている形式になっており、解説書も付属していないため、大きく批判を集めてしまった。

ジャンボーグA

本作は一部の要素が、メインスタッフのほとんどが共通する『ミラーマン』と関連しており、この順序での紹介とする。
  • VHS
1987年頃に円谷ファミリークラブの一環として発売されたもの。
傑作選として、#1・6を収録した1巻と、#8・12・13を収録した2巻が発売された。
  • LD-BOX
『パーフェクトコレクション』として、1995年10月に#1~26を収録したBOX1*9、翌96年2月に#27~50(終)を収録したBOX2の全2BOXがそれぞれ発売され、初の全話ソフト化となった。
BOX2の特典として、本編映像から抜粋した登場全怪獣の紹介映像に加え、現在は事実上の封印作品となる『ジャンボーグA&ジャイアント』のダイジェストも収録されている。

レッドマン

  • LD-BOX
1996年5月発売。
初ソフト化だが、正式な販路で発売された映像ソフトとしては、本BOXが唯一となる*10

トリプルファイター

  • LD-BOX
1993年に発売された初ソフト化アイテム。
本作は1回につき6分、5回分で1話完結となる帯番組のため、変則的な構成での収録となった。

緊急指令10-4・10-10

  • VHS
  • LD
どちらも傑作選形式として、テーマごとに4本をチョイスした全3巻を発売。
VHSは1980年代後半頃(消費税導入前)に初版が発売され、その後、1992年にLD発売でリニューアル版が発売された。
全話収録はDVD化まで待たれることになった。

ファイヤーマン

  • VHS
1987年頃に円谷ファミリークラブの一環として発売されたもの。
傑作選として、#1・2を収録した1巻と、#5・6・12を収録した2巻が発売された。
  • LD-BOX
初版は1992年3月にタカラ*11から『パーフェクトコレクション』として発売されており、特典SDマスコットも付属していた。
再発版は1998年1月、東芝系列のユーメックスから『コンプリート・コレクション』のBOX名で発売された。

SFドラマ 猿の軍団

  • VHS
  • LD-BOX
1997年6月にLD-BOXが発売後、同年8~9月にVHSとして発売されたが、こちらも全話がしっかり収録されている。

恐竜探険隊ボーンフリー

  • VHS
  • LD-BOX
こちらも上記『猿の軍団』と同じく、ビクターからの発売であったため、1997年11~12月にVHSとLDがほぼ同時期に展開された。
なお、同じ恐竜三部作シリーズでありながら『恐竜大戦争アイゼンボーグ』はVHS・LDとも発売されず、2013年のDVD化まで、同シリーズ唯一の未ソフト化作品となっていた。

恐竜戦隊コセイドン

  • LD-BOX
『ボーンフリー』発売直後の1998年3月発売だが、メーカーはバップへ変更され、『時空管理局全ファイル』の副題付きで初の全話ソフト化となった。

プロレスの星 アステカイザー

本作は外部原作作品なためか、権利関係的に若干複雑であり、過去の円谷作品の総集編ソフトではほとんど紹介されておらず、映像ソフトへの収録はLD-BOXが最初となった。
  • LD-BOX
1997年12月に円谷コミュニケーションより発売され、初の全話ソフト化となった。

スターウルフ(宇宙の勇者スターウルフ)

  • LD-BOX(メモリアルボックス)
1994年4月に初のソフト化として発売されたもの。

電光超人グリッドマン

  • VHS
1993年8月~94年6月にかけて、全11巻が発売されており、初期分は4話収録だったが、中期から3話収録へと変更されている。
また、各話のバトルシーンを集めた全4巻の『NON STOP BATTLE ACTION』シリーズも発売された。

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最終更新:2025年08月31日 20:22

*1 こうした状況がようやく整理されたのは、2010年代の東映ビデオからの再発DVDがきっかけであり、これまで未ソフト化だった作品群も同社から発売されている。

*2 ランダム収録

*3 1巻は単品、2巻以降は各2枚組

*4 ランダム収録

*5 #41以降で改題。

*6 #14以降で改題。

*7 正式な巻数は不明。

*8 現:森次晃嗣。

*9 #26のサブタイトルに関しては、修正版の方を収録しており、以降の映像ソフトでも踏襲されている。

*10 現状、本作のDVDソフトは、2020年にデアゴスティーニから雑誌として発売されたDVD&書籍の『円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション』のみである。

*11 玩具メーカーだが、当時は映像ソフトもいくつか展開していた時期がある。現在は同じく玩具メーカーであったトミーと合併し、タカラトミーとなっている。