アットウィキロゴ
バンダイ スーパービデオセレクション
(BANDAI SUPER VIDEO SELECTION[SVS])


概要

バンダイ メディア事業部→バンダイビジュアル*1(現:バンダイナムコアーツ)から発売された子供向け映像ソフトのレーベル。
略称はSUPER VIDEO SELECTIONの頭文字を取った「SVS(以下、略称表記)」。
当初は東映ビデオの『ヒーロークラブ』シリーズの玩具店販売用レーベルとして、ヒーロークラブ同様に1988年11月から展開を開始し、90年までの初期2年間の東映作品はアニメ・特撮問わず、基本的に同シリーズと同一の映像を使用していた*2。
その翌月に展開された『ウルトラビッグファイト』シリーズが同シリーズの看板アイテムとなり、その後の特別編を含め、計20本にわたるロングランシリーズとなった。
東映ビデオから発売の関係上、ヒーロークラブが原則として東映作品オンリー*3だったのに対し、こちらはバンダイが直接販売していたためか、円谷プロ作品のウルトラシリーズやサンライズ制作アニメのガンダムシリーズ*4、そしてシンエイ動画制作の『クレヨンしんちゃん』劇場版シリーズまで、多彩な作品をラインナップしていた。
91年以降、東映作品は新しく独自の編集作品が作られるようになり、ヒーロークラブと棲み分けが図られることになる。
95年に入り、より低年齢向けを意識した新レーベル『ばっちしV』の展開が開始されることとなり、同年11月発売の『超力戦隊オーレンジャー』、『重甲ビーファイター』の両作品の劇場版(東映スーパーヒーローフェア)をもって、SVSは7年の歴史に幕を閉じた。
なお、ナンバリングは109番まであるが、発売が確認できた発売タイトルは通算107本である(うち欠番が2本)。

歴史

1988年 11月 ヒーロークラブシリーズの玩具店販売用レーベルとして、ヒーロークラブ同様の6巻同時発売で展開開始。
ナンバリングの振り分けはヒーロークラブに準じており、第1巻はアニメの『聖闘士星矢』であった。
12月 ヒーロークラブ同様に、初のメタルヒーロー関連の単独タイトルとなる『世界忍者戦ジライヤ①』発売。
同月、これまでヒーロークラブと同一ラインナップだったSVSにとって、初のオリジナルタイトル『ウルトラビッグファイト』シリーズの展開を開始。
1989年 3月 ヒーロークラブ同様に、スーパー戦隊シリーズを扱った初のタイトル『スーパー戦隊①』発売。
4月 消費税が導入*5。
7月 すでに劇場映画およびOVAとして展開されたSDガンダム関連のアニメ作品を再構成した初のガンダムシリーズ関連タイトル『〇得スペシャル 機動戦士SDガンダム』を発売。
9月 ウルトラビッグファイトシリーズの増刊号として、ウルトラファミリーを扱った『ウルトラファミリー大集合』と『激闘!ウルトラファミリー』の2本を同時発売。
1990年 4月 歴代スーパー戦隊を扱った『スーパー戦隊大図鑑』および、ライダー&メタルヒーロー中心に歴代東映ヒーローを扱った『変身ヒーロー大図鑑』を発売。
これまで、ヒーロークラブと同一映像だったSVSの東映特撮関連初のオリジナル編集作品となった。
7月 ヒーロークラブと同一映像ながら、唯一の完全女児向け『魔法使いサリー(アニメ2期)』を発売。
本作を最後に東映動画*6制作のアニメ作品は原則としてヒーロークラブへと統一された。
10月 本月発売の『地球戦隊ファイブマン』、『特警ウインスペクター』のそれぞれ2巻を最後に、シリーズ開始以来、約2年間にわたって続いたヒーロークラブと同一映像のタイトルを発売することはなくなった。
1991年 4月 本月発売の『鳥人戦隊ジェットマン』、『特救指令ソルブレイン』のそれぞれ1巻から、東映特撮作品は原則としてSVS独自の完全新規タイトルに変更された。
7月 シリーズ50巻を記念して『ウルトラビッグファイトスペシャル①』発売。
同時にジャケットおよび、冒頭のロゴマーク映像から「BANDAI HOME VIDEO」の表記がなくなり、以降の作品はおなじみのバンダイマークに変更された。
1992年 7月 海外版人形劇『サンダーバード』の編集版2巻を同時発売。
本年から、発売がバンダイ メディア事業部から再編されたバンダイビジュアルへと移行された。
1993年 7月 冒頭のバンダイのロゴマーク映像が、それまでの神秘的でシリアス感あるものから、子供向けを意識したポップなものへと変更され、後継シリーズのばっちしVシリーズでも使われるようになった。
同月、独自の編集となった『ウルトラマンVS仮面ライダー(SVS版)』2巻を同時発売。
12月 東映スーパーヒーローフェアで上映された東映特撮3タイトルのセルビデオ版を発売。
1994年 1月 テレビアニメ『ウルトラマンキッズ 母をたずねて3000万光年』を2話分収録したセルビデオシリーズを発売したが、7巻分(14話まで)で打ち切りとなった。
なお、同アニメはNHK-BS2(現在は廃止)で本放送された関係からか、NHKエンタープライズが発売元扱いとなり、バンダイビジュアルは販売元としてであった。
4月 アニメ『クレヨンしんちゃん』の映画シリーズ1作目『クレヨンしんちゃん アクション仮面vsハイグレ魔王』のセルビデオ版を発売。
1995年 5月 本月発売の『超力戦隊オーレンジャー①』、『重甲ビーファイター①』から、東映特撮作品の映像が、テレビ放送用マスターから、高画質のビデオ用マスターへと切り替わった。
11月 本月発売の『オーレンジャー』、『ビーファイター』の劇場版2作品をもって、7年間にわたるシリーズの展開を終了した。

発売タイトル一覧

独立項目を参照。

巻末映像&放送時間告知

ヒーロークラブ同様、本シリーズでも、巻末にシリーズのラインナップの宣伝が収録されたが、やがて90年頃からはバンダイの関連商品のCMへと切り替わった。
巻末映像および、放送時間告知の変遷については、独立項目で述べる。

おまけ

児童向けソフトレーベルである本シリーズには、多彩なおまけが付属していた。以下、代表的なものをいくつか述べる。
  • カラーラベルシール:自由にコンパチできる構成。ほぼ全作品で共通していたが、一部は最初からラベルが貼り付けられているものもあった*7。
  • データファイル:初期アイテムに付属していたもの。いわゆる解説書的なものだが、ソフトの内容とは多少は無関係なものもある。
  • その他:カード、組み立て人形、ミニポスター、シールなど、作品によって異なるおまけが付属していた。


関連シリーズ

  • ヒーロークラブ:先述のように、初期数年間の一部アイテムは同シリーズの玩具店販売用に展開された。
  • ばっちしV:本シリーズの後継。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2026年09月27日 07:34

*1 1992年以降

*2 ただし、一部作品はSVSでは発売されなかった。

*3 SVSシリーズ展開中に発売された唯一の例外は『ウルトラセブン』のみ。

*4 主にSDガンダム関連。

*5 ヒーロークラブ同様、89年7月発売タイトル収録のPVから、「(税抜)」という表記が追加されている。

*6 現:東映アニメーション

*7 「プレゼント・キャンペーン応募シールだよ。大切に保存しておこうネ!」というミニシール表記は、初期は「このシールは、データファイルのシールシートに貼って、大切に保存しておこう。」だったが、1992年頃に「このシールは、大切に保存しておこうネ!」を経て93年頃から「大切に保存しておこうネ!」へと変更されている。