ウルスラ・オクトアーヴ - School Of Life ×TRANQUILIZER×学園2nd

	IDdata
Name	ウルスラ・オクトアーヴ
Class	サイキッカー
Rank	マイスター
Ranking	1678/6473226
OOPARTS
Link	ヴィランズレクイエム所属
Age	14
学年	五十年度入学　予科程四年修了　本科二年目
職業	ヴィランズレクイエムマスコット
人種	仏人
所在地	アンダーヤード　ウォーターストリート
連帯保証人	クルエラ・ド・アスタロト
代理保証人

PROFILE

　ヴィランズレクイエム最年少の幹部である少女。
　身長は低めで、短いざんばらの髪を不自然な赤色で染めている。生気に欠ける瞳も髪と同じ赤色で、反対に唇は血の気のない青紫色だ。ぼろぼろになった灰色のコートを羽織っており、髪の色などはともかく一見してその辺の浮浪児たちとは見分けがつかない。
　かつてはクルエラと同じスラムの出身であり、当時すでに学園の生徒だったクルエラが久しぶりに古巣に戻った際、わずかながらサイキックの片鱗を見せはじめていたウルスラに、学園への入学を勧めた。その恩もあってか、ウルスラも非常にクルエラのことを好いており、ヴィランズの中でも特に仲のよい姉妹のような関係である。
　本人はクレイドルオブフィルスやデスインランドに対して特に恨みをもっているわけではないが、クルエラに従ってヴィランズに名を連ねたようだ。

　現在は非常に不安定なメンタルをしており、うかつに近づくと攻撃されかねない。
　それは彼女がPTSDであるからなのだが、クルエラは彼女の病気が自分に責任があると思っているらしく、甲斐甲斐しく彼女に接している。事実、クルエラに認められるために一生懸命努力していた彼女のことを考えると、クルエラの苦悩も頷けよう。

　マレフィセント曰く「悪役の悲しみを背負った娘」、スリジャール曰く「美しき古傷」、ジャワハール曰く「水辺に咲く猛毒の花」、フロド曰く「傷ついたセイレン」、クルエラ曰く「愛すべき我が妹」。
　ヴィランズの面々全員から、それなりに大切にされているという点では、ひょっとしたら彼女が一番ヴィランズの中でも幸せなのかもしれない。

ABILITY

　サイキッカーとしてPK――念力に対して秀でた才能を発揮する。
　序列４位の真鶴理奈の念力同様、腕のような力場を発生させ、相手を攻撃することができる。
　しかし理奈のそれとは間合いと数に関しては劣るものの(射程はおよそ十メートルほどで、数も最大で八本分)、破壊力に関してのみ、理奈の能力をはるかに上回る。その威力は三トンにも達し、一度その腕に捕らえられたら二度と助からないだろう。

　一方でそれほどの力を振るいながらも彼女のランキングがそれほど高くないのは、彼女がPTSD患者だからである。それゆえに普段はほとんど感情もなく力を使うこともしないが、一度投薬すれば、凶暴な人格と圧倒的な力をもって周囲を制圧する。
　それゆえにエイリアスでこそないものの【８vaの死旋律】の呼び名で彼女を呼ぶ者もいる。