パキ島にて
クードラドールが暴走した際に、ミカゼの命七乱月が発動し、リュシカに突き刺さった。
そしてゼロクロイツ時代のエンゼルフェザーの使用者、ベルジが築いた極意である
「エンゼルフェザー 堕天黒(タナトス)」を半ば強引に発現され、朧げな意識の中、絶体絶命の自分と仲間たちをパキ島の外へと逃した。
その後は記憶を失い、たまたま助けたマフィアに保護されながらパン屋を経営していた。魔法具を落としてしまっているため、エンゼルフェザーも使えない。
ミカゼが合流しようとしたが、記憶喪失もあり一度は断ってしまう。
しかし、失くしていた魔法具をジャッカが見つけ、リュシカの元へ届けた事で記憶が戻り、襲撃に来ていた三十指プリマナと戦う。
マフィアのボスから格闘術を教わっていたため、ある程度の接近戦も可能になったほか、プリマナの戦術を瞬時に把握し効果的な攻撃をするなど、戦士として成長を見せ、撃破に成功した。
その後はパンだけでなく、魔法の特訓にも精を出しており、タナトスを使いこなせるよう努力している。
命七乱月の効果なのか、理由は不明だがベルジの事を知っているようだ。
クリスタベースにおけるクインベル及び十二神獣宿木との戦いでは、仲間たちのピンチに、無理をしてタナトスを使用。
ベルジの技である黒閃迅をも使ったが、決定打にはならなかった。
最終決戦の頃には自在にタナトスを使えるようになった。
パン神曰く自分を越えたらしい。
ティトォが復活し、彼の「女神の城への突入するメンバーを選抜する」という発言を受け自ら志願。
深紅虎龍牙による
ブライクブロイドの分身を、黒閃迅で吹き飛ばすなどの活躍をする。
なんとブライクブロイド本体に取り付く事にも成功する。
胸ぐらを掴まれていたティトォを救うべく「自刃の翼」という技を使用。
ブライクブロイドの右腕を吹き飛ばし、ティトォを助けるが、リュシカ自身も右前腕と下半身を丸ごと失うという重傷を負う。