UnrealAdminWiki - FAQ:UT3
以下の内容はUnrealAdminWikiの内容を訳したものです。
Dedicatedファイルでのサーバー作成に関する基本的な情報が書かれています。
元のサイトはこちら→http://wiki.unrealadmin.org/FAQ:UT3
全ての内容が正しいとは限りません。
また、Wikiの制約で入ってる謎の?にも注意。リンクになってる?がそうです。
FAQ:UT3
Dedicatedサーバーの使用方法
サーバーを起動させるコマンドラインは基本的に次の書式になる。
UT3.exe Server <map>?<variable1>=<value1>?<variable2>=<value2>.... -login=<login> -password=<password> -unattended
次に例を挙げる。
UT3.exe Server DM-ShangriLa?game=UTGame.UTDuelGame -login=<login> -password=<password> -unattended
UT3.exe Server VCTF-Suspense -login=<login> -password=<password> -unattended
注意:複数のサーバーを一つのPCで稼働させる場合には、UT3.COMではなく必ずUT3.EXEを使わなければならない。UT3.COMを多重起動すると1つのインスタンスを止めるのに全ての実行されているインスタンスの終了を必要としてしまう。
ゲームタイプとMutator
以下はUT3で有効なゲームタイプの一覧である。
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名称
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記述(GameType)
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Deathmatch
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UTGame.UTDeathmatch
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Capture the Flag
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UTGameContent.UTCTFGame_Content
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Warfare
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UTGameContent.UTOnslaughtGame_Content
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Vehicle Capture the Flag
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UTGameContent.UTVehicleCTFGame_Content
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Team Deathmatch
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UTGame.UTTeamGame
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Duel
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UTGame.UTDuelGame
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mutatorをサーバーに導入するには、次のような記述が必要である。
良く使われる変数
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MaxPlayers=<数値> サーバー内のプレイヤーの最大数(iniの記述より優先される)
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MinNetPlayers=<数値> 試合が開始する人間プレイヤーの最低数
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bShouldAdvertise=[True|False] サーバーブラウザにそのサーバーを表示させるか(デフォルトではTrue)
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bIsLanMatch=[True|False] LAN上のみのサーバーか(デフォルトではFalse)
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bIsDedicated=[True|False] Dedicatedサーバーであると表示するか(デフォルトでは実際にDedicatedサーバーであってもFalse)
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GamePassword=<パスワード> ゲームパスワード
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AdminPassword=<パスワード> 管理者パスワード
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Port=<ポート番号> ゲームサーバーのポート番号(デフォルトでは7777。iniからも変更可能)
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QueryPort=<ポート番号> クエリに利用するポートの番号(デフォルトでは6500)
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GoalScore=<数値> 試合を終了する得点数
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bUsesStats=[True|False] Stats(統計)を送信するか
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TimeLimit=<数値> 試合のタイムリミット
以上のほとんどはiniファイルからもセットすることができるので、長々とこれらのコマンドラインを記述する必要はない。
ルーターやファイアーウォールの背後で稼働させるには
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次のポートを解放する設定を行う必要がある(全てUDP)。13000,7777,6500。ただしこれはポートがデフォルトの設定であった場合で、設定を変更している場合はそのポートを開ける必要がある。
サーバーログイン
全てのサーバーそれぞれにログインが必要となる。2つのサーバーで同一のログインIDを用いると、片方しかサーバーリストに表示されない。ログインIDは製品版の"Create Profile"から作成することができる。一つのメールアドレスから複数のIDを作ることができるが、その場合はパスワードも共通にしなければならない。
クエリプロトコル
UT3サーバーはqstatでクエリを送信できるGameSpy query Protocol ( v4 )を利用している。
qstat -R -gs4 <ip>:<port>
クエリプロトコルに関する詳細はUT3_query_protocolを参照すること。
複数のサーバーを一つのPCで稼働させるには
それぞれのサーバーは異なったgamespyアカウントを必要とする。また以下のような点が重要である。
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"-nohomedir"コマンドはサーバーにMy Documents以下ではなくインストールしたディレクトリを使うようにする
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"-configsubdir=<フォルダ名>"は\UTGame\Config以下に作られた指定された名前のフォルダ内のini群をそのサーバーのiniとして利用する
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"-login=<ログインID>"と"-password=<パスワード>"はそのサーバー独自のものでなければならない
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サーバーのポートは"-port=<ポート番号>"かUTEngine.iniで変更することができる
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サーバーの設定ファイルを更新するかダイアログが出る場合には、"-unattended"を使う。これはコマンドラインの最後尾に置く必要がある。
注意:"-configsubdir="は"-nohomedir"がない場合には機能しない
サーバー名
サーバー名はサーバーのiniファイルに記述する。
ServerDescriptionの項目は通常のテキストで記述することはできない。シリアル化されたUTF-16で記述しなければいけないが、次のサイトのジェネレーターで作成することができる:Cruz's UT3 Server Description Generator
Mapvoteを有効にする
\UTGame\Config\UTGame.iniの[UTGame.UTGame]という項目を編集する。
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bAllowMapVoting=True
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VoteDuration=45
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GameSpecificMapCycles=(GameClassName="UTDeathmatch",Maps=("DM-Arsenal","DM-Biohazard","DM-CarbonFire","DM-Deck","DM-Defiance","DM-Deimos","DM-Diesel","DM-Fearless","DM-Gateway","DM-HeatRay","DM-RisingSun","DM-Sanctuary","DM-Sentinel","DM-ShangriLa"))
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GameSpecificMapCycles=(GameClassName="UTTeamGame",Maps=("DM-Arsenal","DM-Biohazard","DM-CarbonFire","DM-Deck","DM-Defiance","DM-Deimos","DM-Diesel","DM-Fearless","DM-Gateway","DM-HeatRay","DM-RisingSun","DM-Sanctuary","DM-Sentinel","DM-ShangriLa"))
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GameSpecificMapCycles=(GameClassName="UTCTFGame_Content",Maps=("CTF-Coret","CTF-Hydrosis","CTF-Reflection","CTF-Vertebrae","CTF-OmicronDawn","CTF-Strident"))
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GameSpecificMapCycles=(GameClassName="UTVehicleCTFGame_Content",Maps=("VCTF-Containment","VCTF-Corruption","VCTF-Kargo","VCTF-Necropolis","VCTF-Sandstorm","VCTF-Suspense"))
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GameSpecificMapCycles=(GameClassName="UTOnslaughtGame_Content",Maps=("WAR-Avalanche","WAR-Downtown","WAR-Dusk","WAR-FloodGate","WAR-Islander","WAR-Islander_Necris","WAR-MarketDistrict","WAR-OnyxCoast","WAR-Powersurge","WAR-Serenity","WAR-Serenity_Necris","WAR-SinkHole","WAR-TankCrossing","WAR-Torlan","WAR-Torlan_Leviathan","WAR-Torlan_Necris"))
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GameSpecificMapCycles=(GameClassName="UTDuelGame",Maps=("DM-Arsenal","DM-Biohazard","DM-CarbonFire","DM-Deck","DM-Defiance","DM-Deimos","DM-Diesel","DM-Fearless","DM-Gateway","DM-HeatRay","DM-RisingSun","DM-Sanctuary","DM-Sentinel","DM-ShangriLa"))
管理者コマンド
ゲーム中に管理者になることができる。
まず、"AdminLogin <パスワード>"でログインする。
そうすると、以下のようなコマンドを利用できるようになる。
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AdminLogin <パスワード> 管理者としてログインする
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AdminLogout 管理者モードからログアウトする
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AdminRestartMap 現在のマップをリスタートする
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AdminChangeMap <マップ名> 異なる指定したマップに変更する(ゲームタイプもマップにより変更される)
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Admin addbots <数値> 指定した数のbot(AI)を追加する
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Admin killbots 全てのbotsを試合から外す
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AdminPlayerList 各プレイヤーのPlayerIDを示す
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Adminkick <プレイヤー名> 指定したプレイヤーを現在の試合から追い出す
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Adminkickban <プレイヤー名> 指定したプレイヤーを試合から追い出し、そのサーバーへの再参加を禁止する(iniファイルにban情報は記憶される)
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AdminForceVoiceMute <プレイヤー名> 指定したプレイヤーの音声メッセージの送信を禁止する
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AdminForceVoiceUnMute <プレイヤー名> 指定したプレイヤーの音声メッセージの送信の禁止を解除する
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AdminForceTextMute <プレイヤー名> 指定したプレイヤーのテキストメッセージの送信を禁止する
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AdminForceTextUnMute <プレイヤー名> 指定したプレイヤーのテキストメッセージの送信の禁止を解除する
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AdminPublishMapList サーバーのマップリストを管理者のものに置き換える
管理者モードをログアウトするには、"AdminLogout"を使う。
現在判明している問題・バグ
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デフォルトのUTGame.iniのマップリストはDefaultGame.iniに記述されたものしか含んでいない
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"-unattended"を利用しないと、特に複数のサーバーを稼働させる際にサーバーの設定ファイルを更新するかというメッセージが表示される
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Windows向けサーバーでは最新のDirectXランタイムによるDirect3Dサポートが必要
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サーバーがそれぞれ個別のログインを必要とする
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"MessageOfTheDay"において"|"の文字が機能しない
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サーバーをポートスキャンしたり、満員のサーバーへ接続しようとしたりすることでそのサーバーに定員以上の人数が居るように表示される
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CPU使用率がアイドル状態でも高い
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管理者コマンドが効いたように見えない
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Linux版サーバーについてHLSWにIPアドレスが入力されるとクラッシュする
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Linux版サーバーはSSE2命令のサポートを必要とする。これはPentium4或いはAthlon64と同等かそれ以上のCPUがサポートしている
最終更新:2012年10月16日 16:39