「何処見てやがる戦闘狂。縊り殺すぞ、逃がさねぇ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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発言者:[[緋文字礼]]
対象者:[[イヴァン・ストリゴイ]]
初出はPV4。
大切な仲間達の奮起と覚醒に引き寄せらんとする戦鬼に対し、
&bold(){己の&ruby(イド){陰我}と向き合う覚悟を固めた男が、研ぎ澄まされた殺意と共に放った言葉。}
ジュン√、
過去の経験を急速に“思い出し”、熟練の兵であるイヴァンと互角に渡り合っていく礼。
そんな滅多に巡り会えない互角の敵手と成った彼への返礼として、ついにイヴァンは己が[[影装]]を発動。
[[異形の魔獣>鋼蜘戦車]]に変貌しその並外れた機動性と火力によって、未だ影装制御に至れない礼を蹂躙、
そのまま緋文字礼は完全に敗北してしまったかに見えたのだが……
仲間達がギアーズの戦士達の影装の威力により苦境に立たされる中、
彼らに送り出された[[凌駕>秋月 凌駕]]と[[ジュン>万里也 ジュン]]は仲間との絆、未来を信じて、
&bold(){心身を重ねたからこそ可能となった、相互の“&ruby(エヴォルブ){共鳴}”を果たす。}
二人の覚醒を離れた場所から感じ取ったイヴァンは、様々な人物を見てきた彼でさえ見たことのない、
&color(red){&bold(){彼らの心の強さ、輝きに魅せられ、}}その感覚を抱いたまま次なる戦場へと足を伸ばしかけたが―――
&sizex(5){&color(black){「――何処見てやがる&ruby(バトルジャンキー){戦闘狂}。縊り殺すぞ、逃がさねぇ」}}
&bold(){彼の足を止めさせたのは、先程葬り去られたはずの緋文字礼の殺意であった。}
既に礼の身体は、荷電粒子砲の掃射により炭化した箇所が幾つもあり、四肢も外側を整えただけで、
内部回路はズタズタになっている、まさに満身創痍という有様だったが……
&sizex(5){&color(darkgreen){&bold(){「へぇ……お前さん、そういうキャラしてたかい? 戦友」}}}
冷静さ、穏やかさを常に備えていた礼、
&sizex(3){&color(black){&bold(){今の彼の総身からはそれまでには見たことのない、ドス黒い凶暴さと殺気が放たれていた。}}}
&sizex(5){&color(black){「ハッ、五月蝿ぇんだよ屑鉄&ruby(キメラ){機造魔獣}が。}}
&sizex(5){&color(black){友人だァ? 口を噤めや、これから&ruby(おうさつ){鏖殺}してやるからよ。}}
&sizex(5){&color(black){オレをそう呼んでいいのは、愛しい仲間だけなんだ」}}
&sizex(3){&color(black){貴様などが、あの誇るべき仲間の輝きを見るんじゃない、と。}}
&sizex(5){&color(black){「ああ、そうだな……こんなものは総じて遅かれ早かれだった。}}
&sizex(5){&color(black){躊躇して、取り逃して、いつまで愚図だよ緋文字礼。}}
&sizex(5){&color(black){お前は生まれ変わったんだろう? なら、ネンネの時間にはまだ早い」}}
そうして、己とイヴァンを呪い、対称的に己以外の仲間を誇り賞賛しながら、
礼は凄まじい肉体の苦痛を意思で押しとどめ……
&sizex(5){&color(black){「ここで自分に怯えたまま、}}
&sizex(5){&color(black){それでテメェをあの場に行かせた……なんて方がよっぽど二人に顔向け出来るか。}}
&sizex(5){&color(black){ああそうだとも、誇らしいんだよオレは。}}
&sizex(5){&color(black){こんな自分より、糞ったれのなんかより、何万倍何億倍も大切な連中が出来たってことが」}}
&sizex(5){&color(black){「だからよ。今こそ&ruby(・・){オレ}を、この手に捻じ伏せ――」}}
&bold(){己に潜む漆黒の闇を掌握して、}
&sizex(5){&color(steelblue){「彼らに誇れる&ruby(・){僕}としてッ」}}
&bold(){輝く克己心を爆発させ、否定要素を全て捻じ伏せたその瞬間、&ruby(キーボイス){起動音声}が響く――}
&sizex(4){「認証――汝が&ruby(イド){陰我}を問う」}
&sizex(6){&color(cadetblue){「――ここに、真の転生を果たしてみせる!」}}
……己の無意識の闇を表す文言を連ねる毎に、
彼の精神は、未だ全貌が明かされぬままの過去の影から来る痛みに軋む。
&sizex(3){&color(black){&bold(){傷は消えない。目を逸らすな。貴様にそんな資格はないぞ}、と。}}
装甲各所から散るは拒絶の火花。
自己の変革への怯え、その先には苦難しかないという恐れ。
&bold(){だからどうか目を逸らしてくれ、そうすれば穏やかに、絶頂のままに消えられると。}
その囁きを振り切り、礼は&ruby(いのり){詠唱}を続ける。
立ち向かい、受け入れるという事の強さを知り、大切な友や仲間が居てくれる今、
&bold(){親友と肩を組んで笑い合うために――}
&bold(){仲間達と胸を張って歩むがために――}
&sizex(3){&bold(){変えなければならないのは、いつだって自分なのだ。}}
だからこそ、礼は過去の&ruby(ビジョン){情景}に向かって決然と立ち向かう。
&sizex(5){&color(cadetblue){&bold(){――貴様は邪魔だ、黙ってろ。}}}
そして、&bold(){礼は己の内の影と戦い続ける道を選び取った。}
&sizex(3){&color(black){&bold(){受け入れず、認めることが出来ずとも、苦しみを抱きながら抗い続けるという苦難の道を。}}}
その決意に呼応するが如く、心装永久機関が唸る。
&sizex(4){「受諾――素粒子生成。影装展開開始」}
&sizex(3){&color(cadetblue){今こそ、緋文字礼は凶悪無比たる己が“黒の牙”をその手に掴むのだった―――}}
&sizex(5){&color(cadetblue){&bold(){「心装ォッ――」}}}
&sizex(6){&color(cadetblue){&bold(){「影装・&ruby(ブラックゴースト・クリミナル){黒影罪牙}」}}}
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- 彼には見せれない裏の顔はヒロインの特権 -- 名無しさん (2017-06-18 09:45:52)
- ↑影装使った時点でさらけ出しちゃってるんですがそれは… -- 名無しさん (2017-06-18 11:09:25)
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発言者:[[緋文字礼]]
対象者:[[イヴァン・ストリゴイ]]
初出はPV4。
大切な仲間達の奮起と覚醒に引き寄せらんとする戦鬼に対し、
&bold(){己の&ruby(イド){陰我}と向き合う覚悟を固めた男が、研ぎ澄まされた殺意と共に放った言葉。}
ジュン√、
過去の経験を急速に“思い出し”、熟練の兵であるイヴァンと互角に渡り合っていく礼。
そんな滅多に巡り会えない互角の敵手と成った彼への返礼として、ついにイヴァンは己が[[影装]]を発動。
[[異形の魔獣>鋼蜘戦車]]に変貌しその並外れた機動性と火力によって、未だ影装制御に至れない礼を蹂躙、
そのまま緋文字礼は完全に敗北してしまったかに見えたのだが……
仲間達がギアーズの戦士達の影装の威力により苦境に立たされる中、
彼らに送り出された[[凌駕>秋月 凌駕]]と[[ジュン>万里也 ジュン]]は仲間との絆、未来を信じて、
&bold(){心身を重ねたからこそ可能となった、相互の“&ruby(エヴォルブ){共鳴}”を果たす。}
二人の覚醒を離れた場所から感じ取ったイヴァンは、様々な人物を見てきた彼でさえ見たことのない、
&color(red){&bold(){彼らの心の強さ、輝きに魅せられ、}}その感覚を抱いたまま次なる戦場へと足を伸ばしかけたが―――
&sizex(5){&color(black){「――何処見てやがる&ruby(バトルジャンキー){戦闘狂}。縊り殺すぞ、逃がさねぇ」}}
&bold(){彼の足を止めさせたのは、先程葬り去られたはずの緋文字礼の殺意であった。}
既に礼の身体は、荷電粒子砲の掃射により炭化した箇所が幾つもあり、四肢も外側を整えただけで、
内部回路はズタズタになっているという、襤褸切れのような有様だったが……
&sizex(5){&color(darkgreen){&bold(){「へぇ……お前さん、そういうキャラしてたかい? 戦友」}}}
冷静さ、穏やかさを常に備えていた礼、
&sizex(3){&color(black){&bold(){今の彼の総身からはそれまでには見たことのない、ドス黒い凶暴さと殺気が放たれていた。}}}
&sizex(5){&color(black){「ハッ、五月蝿ぇんだよ屑鉄&ruby(キメラ){機造魔獣}が。}}
&sizex(5){&color(black){友人だァ? 口を噤めや、これから&ruby(おうさつ){鏖殺}してやるからよ。}}
&sizex(5){&color(black){オレをそう呼んでいいのは、愛しい仲間だけなんだ」}}
&sizex(3){&color(black){貴様などが、あの誇るべき仲間の輝きを見るんじゃない、と。}}
&sizex(5){&color(black){「ああ、そうだな……こんなものは総じて遅かれ早かれだった。}}
&sizex(5){&color(black){躊躇して、取り逃して、いつまで愚図だよ緋文字礼。}}
&sizex(5){&color(black){お前は生まれ変わったんだろう? なら、ネンネの時間にはまだ早い」}}
そうして、己とイヴァンを呪い、対称的に己以外の仲間を誇り賞賛しながら、
礼は凄まじい肉体の苦痛を意思で押しとどめ……
&sizex(5){&color(black){「ここで自分に怯えたまま、}}
&sizex(5){&color(black){それでテメェをあの場に行かせた……なんて方がよっぽど二人に顔向け出来るか。}}
&sizex(5){&color(black){ああそうだとも、誇らしいんだよオレは。}}
&sizex(5){&color(black){こんな自分より、糞ったれのなんかより、何万倍何億倍も大切な連中が出来たってことが」}}
&sizex(5){&color(black){「だからよ。今こそ&ruby(・・){オレ}を、この手に捻じ伏せ――」}}
&bold(){己に潜む漆黒の闇を掌握して、}
&sizex(5){&color(steelblue){「彼らに誇れる&ruby(・){僕}としてッ」}}
&bold(){輝く克己心を爆発させ、否定要素を全て捻じ伏せたその瞬間、&ruby(キーボイス){起動音声}が響く――}
&sizex(4){「認証――汝が&ruby(イド){陰我}を問う」}
&sizex(6){&color(cadetblue){「――ここに、真の転生を果たしてみせる!」}}
……己の無意識の闇を表す文言を連ねる毎に、
彼の精神は、未だ全貌が明かされぬままの過去の影から来る痛みに軋む。
&sizex(3){&color(black){&bold(){傷は消えない。目を逸らすな。貴様にそんな資格はないぞ}、と。}}
装甲各所から散るは拒絶の火花。
自己の変革への怯え、その先には苦難しかないという恐れ。
&bold(){だからどうか目を逸らしてくれ、そうすれば穏やかに、絶頂のままに消えられると。}
その囁きを振り切り、礼は&ruby(いのり){詠唱}を続ける。
立ち向かい、受け入れるという事の強さを知り、大切な友や仲間が居てくれる今、
&bold(){親友と肩を組んで笑い合うために――}
&bold(){仲間達と胸を張って歩むがために――}
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だからこそ、礼は過去の&ruby(ビジョン){情景}に向かって決然と立ち向かう。
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その決意に呼応するが如く、心装永久機関が唸る。
&sizex(4){「受諾――素粒子生成。影装展開開始」}
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&sizex(6){&color(cadetblue){&bold(){「影装・&ruby(ブラックゴースト・クリミナル){黒影罪牙}」}}}
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- 彼には見せれない裏の顔はヒロインの特権 -- 名無しさん (2017-06-18 09:45:52)
- ↑影装使った時点でさらけ出しちゃってるんですがそれは… -- 名無しさん (2017-06-18 11:09:25)
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