アリヤ√終盤、
白木の杭の手により、政治中枢にいた
藍血貴は壊滅、
残る
霧の都の
縛血者達も、これまで身を守ってくれていた薄闇の保護を失った事で孤立……
年月の重みも、後天的な研鑽もなく、単純な生態
だけに依存して闘争を行ってきた者が大多数であるが故に、
彼らを狩る事に特化し、生物として
単純に強い裁定者に変えられるか、無惨に喰われて滅ぼされるか……
そうして彼らは夜の街から急速に姿を消していく。
鎖輪が滅びゆく光景を、実験動物を検分するが如き視線で見つめる者が一人。
それは、裁定者の親たる
不滅の『柩の娘』、
その主である《伯爵》だった。
そんな彼が予測通りの結果を前に、妄執もない、成長もない、
異常ではない縛血者を俯瞰し淡々と評した台詞。
(ニナ√の
アイザックやアリヤ√の
クラウスもこれに近しい趣旨の
発言を行っている)
本編より
「──どこまで至ろうと、ヒトの頚木を断てぬか」
「存在に酔い、己が本質を見失う。
生まれ変わりを語るのならば、根付いた性根さえも入れ替えるべきだろう」
「その異能は、あくまで手段のためのものだ。
おまえ達自身ではない。意思による扱いがなくば、異能の傀儡へと成り果てる」
「愚かな……柩の娘と同じ、使われるだけの走狗か。マジェンタ」
「あれらは、己自身に飼い慣らされている」
- もはや能力なんて関係なくなって意識が大暴走してるカグツチやヴァルゼライドもそれはそれでやばくね? -- 名無しさん (2020-06-03 01:24:07)
- こういう伯爵の見方も創造主が入力したからそうなった感じなんかな -- 名無しさん (2020-07-28 05:20:58)
- <生まれ変わりを語るのならば、根付いた小根さえも入れ替えるべきだろう。滅亡剣「全くだな」 -- 名無しさん (2020-12-09 17:41:59)
- TNTN切除シャブシャブサイボーグ来たな…… -- 名無しさん (2020-12-09 23:22:32)
- ↑2 俺の本気の本気を本気で受け止めてくれるのはただ一人、ヴァルゼライドだけだ -- 名無しさん (2020-12-10 11:02:08)
最終更新:2020年12月10日 11:02