生憎、隙あらば俺を押し倒そうとする痴女がいてな。既に枯れた身だ、吸精魔を誘う趣味はない



アリヤ√エピローグ……姿を消した《伯爵》『柩の娘』を追い、世界各地を転戦し続け……
いつしか夜の世界で凶兆を運ぶ二人組の影法師(シャドウ)と呼ばれるようになった二人の男女。
そんな彼らの気安い、と言っていいかは判断が難しいが、
とにかく多少落ち着きが身に付いたとはいえアリヤ(痴女)との関係は相変わらずである事を伺わせる、三本指(トライフィンガー)の台詞
押し倒そうとしてくるのは確定事実と考えていいとして、実際にアリヤが揉んだり突かれているかどうかは不明


本編より
注意を訴える男の声に、アリヤと言われた女の視線が入り口の壊れたドアへと向く。
鼻をくすぐるのは微かな獣臭。そして、魔獣の雄叫びが小さく反響して聞こえた。

「……まったく、相変わらず切りがないですね。数は力だと、よく言ったものです。
あなたも男として、もう少しあれぐらいガッついてみてはどうですか、トシロー。
主に私相手で、甲斐性を発揮してみるとかお奨めですが───

「生憎、隙あらば俺を押し倒そうとする痴女がいてな。既に枯れた身だ、吸精魔(サキュバス)を誘う趣味はない」


「その割には、私の(カラダ)も結構いい肉付きになってきてるんですけどね。
揉んだり突かれたりしたせいでしょうか……はてさて、これはいったい誰のおかげだと?」

「遅めの成長期だろう。感謝をするのは、女性ホルモンにでもすればいい」





  • 仮にもエロゲーなのに枯れてるのを自称する主人公ぇ… -- 名無しさん (2021-10-08 08:39:17)
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最終更新:2021年10月08日 08:39