トニー・レヴィン(Tony Levin)
アメリカ合衆国のハゲでヒゲでダンディなベーシストである。
サングラス付けて革ジャン着ると、メタルゴッドと区別がつかない。
かなりの辣腕ベーシストで、
スタジオミュージシャンとしてポール・サイモンやジョン・レノン、ピーター・ガブリエルなどの
錚々たる面々の後ろを支えている。
というか参加作品が多すぎてわからん。
キング・クリムゾン(ディシプリン期)のリズム隊としても活躍。
良い声をしている。
演奏・機材
プレイそのものはいたって普通。
しかしそれをどのジャンルでもこなすのは普通じゃない。
また、チャップマン・スティックを世に知らしめた一人である。スティックでは高音弦は多用せず、ベースの延長のように弾く。ベースからスティックへの転向が多いのは彼の影響もあるだろう。
【Tony Levin Band - "Elephant Talk" (Mexican TV show)】
それ以外にもいろいろ弾くが、詳しいのは知らんから誰か頼んだ。
一聴して分かる、もっちりとしたクリア&スムースな音色が特徴。
しかし「ファンクフィンガー奏法」と呼ばれる、指先に短いスティックを装着して弦をバキバキぶっ叩く奏法もたまにやる。
クリス・スクワイアの音色にインスパイアされたらしい。
↑タイトルにはKing Crimsonとあるが、実はYes南北朝時代にサポートで参加したABWHにおけるデュオ演奏である。
余談
自分のバンド名にしちゃうほど、コーヒーが好きらしい。
その技量やキャリアからさまざまな方からお呼びがかかる、
いわゆるファースト・コール・ミュージシャンである。
が、
ジョン・マクラフリンのコール(電話)に義母が出て名前が聴きとれず放置されたり、
ピーター・ガブリエルからのトリノオリンピック参加要請を「イタリアでの演奏」としか聞かされなかったために断るなど、
ニアミスもあったりする。
兄、ピート・レヴィンもミュージシャンであり、
トニーのバンドに参加している。
この人もトニーそっくりのハゲヒゲダンディ顔である。
【King Crimson - Sleepless】
エディ・ヴァン・ヘイレンがコピーできなくて本人に尋ねたところ、
ディレイを使っているらしい。
【Peter Gabriel - Sledgehammer】
- 最後の動画、3分過ぎの部分見るとアテフリなのか? -- 名無しさん (2012-05-06 02:48:43)
最終更新:2019年03月15日 16:14