ベースのメーカー A〜M
「
ベースの種類」ページでも紹介されているように、様々なタイプが存在します。
ただ、ベースの種類≒メーカーとも考えられなくも無いので、サブ項目的に
ここでは簡単に、ベースのメーカーを紹介していったらいいんじゃないかな!
Alembic (アレンビック)
スタンリー・クラークや
マーク・キングが使用した。世界初のアクティブベース。
アクティブとはいっても、現在主流な
イコライザーで特定の帯域をブースト又は
カットするタイプではなく、ローパスフィルターを用いている。
つまり楽器単体に存在しないトーンを作り上げるのではなく、
既に楽器単体にあるトーンから高域を削っていき、存在する低域のみを再生するというシステムで、
これによって所謂「アクティブ臭くない」自然なサウンドを生み出しているらしい。
http://www.alembic.com/
Alter Ego (アルターエゴ)
Ampeg (アンペグ)
ARIA pro ⅱ (アリアプロツー)
Aristides Instruments (アリスティデス)
BACCHUS (バッカス)
B.C.Rich (ビー・シー・リッチ)
ご存知メタラー御用達メーカー・・・というイメージが強いが、昔はアレンビックと並ぶハイエンドメーカーだった。
かなり尖った独特なルックスをしたものが多く、
立って弾くとワーロック以外は間違いなくヘッド落ちする。ていうか実際した。
ローエンドな物も作ってはいるけど、一部を除きお世辞にも良いとはいえない。
最近はカタログ価格の3/2位で売ってるし
(低い価格帯のものは実際は韓国のクラフトで製作されたもの)
←しかしそのケースはB.C.Richに限った話ではない
尚、80年代後半から90年代までライセンス契約によって生産された日本製のモデルが存在した。
http://www.bcrich.com/
Benavente (ベナヴェンテ)
米国オレゴンに工房を構え、惜しみなく用いられた厳選された木材、卓越した技術による木材加工、
センスあるデザインとクリアなトーンを特徴とする、クリス・ベナヴェンテ氏が手掛けるベース。
独特のボディが美しいくシングルカットモデルやダブルネックや多弦など様々な物を制作している。
Standard Plusと言うコストパフォーマンスモデルがあるのだが30万。
http://benaventeguitars.com/
Carl Thompson (カール・トンプソン)
ニューヨークはブルックリンの工房で、カール・トンプソン氏が一本一本作り上げるベース。
工芸品の領域に両足を突っ込んだ非常に細かい木工が特徴的。
複雑なラミネートやホーンシェイプは勿論、バインディングやブリッジまで木で製作されたものも。
ハイエンドでよく見る、ボディとネックの間に、ラミネートを挟むネックジョイントをやりだしたのもCTだとか。
精緻な匠の技を尊敬するビルダーは多く、FoderaやKen Smithも影響を公言している。
http://www.ctbasses.com/
COMBAT (コンバット)
Cort (コルト)
韓国のメーカー。KISSのジーン・シモンズ、TMスティーブンスなどが主なエンドーサー。
強烈なステージパフォーマーであるジーン・シモンズらしい斧型のシグネチャーベースが販売されているが、
もちろん刃物のように切れる代物ではないので安心して振り回せる。
http://www.cortguitars.com/
Crews Maniac Sound(クルーズマニアックサウンド)
ジャクソン5などのフレットレスで有名なメーカー。でもアクティブにも定評あるしいいメーカーだと思うよ
GTNは後藤次利氏のシグネイチャー。様々なタイプのベースを作っているからなのか、
アクティブからパッシブへの切り替えで結構印象が変わる。オリジナルプリの効きが結構いい。
モモセやバッカスなどのブランドで知られているディバイザーが製造している。
http://www.crewsguitars.co.jp/
Danelectro (ダンエレクトロ)
DEAN (ディーン)
B.C.Richと同じくいわゆるメタラー向けの変形タイプを販売するメーカーの一つ。
と思われがちだがジャズ方面で活躍する
ジェフ・バーリンも同社のEdgeというベースを使っている。
具体的に言うとこちらのデザインはアメコミ風の印象を持つ。
なにげにEUBを製造している。値段はやや低価格。
サンダーバードの様なデザインとワーウィックのブリッジを使ったDemonatorが有名。
http://www.deanguitars.com/home.html
DEVISER (ディヴァイザー)
さまざまなブランドのプロデューサー的ブランド。
DEVISERブランドのベースは無く、傘下の会社が生産している。
よく混同しがちなメーカーにDeciever(ディシーバー)があるが
こちらはギターのシールドやエフェクター等で有名なProvidenceのブランド。
DINGWALL (ディングウォール)
1988年に地方の楽器店のプライベートブランドとして始まったDingwall Designer Guitars
見た目にとても特徴があるこちらのメーカー。ナットブリッジフレットが斜め斜め斜め
ボディシェイプはオリジナルとトラディショナルとがあるがいずれも斜め
Fanned-fret Systemという各弦の張力を最適なものにし、絶妙なトーンを引き出すと同時に、
演奏性も高めるという画期的なシステムを採用ローB弦の鳴りが非常にクリアで「神の音」と称されているらしい。
フレットは細いバンジョー用。斜めだがフレットレスもある。ボディも軽めとの事。
http://www.dingwallguitars.com/
Elrick (エルリック)
アメリカハイエンドベースメーカー。海外ハンドメイド系メーカーとしては不思議なほど破格のコスト・パフォーマンスぶりを誇る
オリジナルシェイプもあるがスタンダードシェイプのも存在する。多弦やダブルネックもお手の物
ロブ・エルリック氏が木材購入から製作、発送まで一人で行っている
工房に塗装ブースがないため凝った色のベースはないそうだが、パープルハートやその他希少木材は惜しみなく使う。
素直で使いやすい出音。PUはバルトリーニとAERO。
http://www.elrick.com/
Epiphone (エピフォン)
元は独立したメーカーだったが、現在はGIBSONに買収されてGIBSONの廉価版モデルのブランドという位置づけにある。
日本ではもともと国内生産だったが現在売られているものは中韓製が主だ。
国産のものはElitistシリーズのみ(ちなみに現在このシリーズからはベースは製造されていない)。
楽器屋に行くとエピフォン製のサンダーバードが圧倒的に多い。ギブソンさんもっと作って。
http://www.gibson.com/jp-jp/Divisions/Epiphone/
ESP (イーエスピー, エスパー)
80年代より、アリア、フェルナンデス、アイバニーズと並ぶ日本を代表するギターメーカーで、
国内におけるカスタムコンポーネントギターのパイオニア的存在と言える。
国内各地に傘下のギタークラフトを備えたショップを構えておりユーザーのニーズに応える姿勢を貫いてる。
下記にあるように複数のブランドを抱えているがESPはハイエンドという位置づけで価格も最上位となっている。
ヘビメタ、ヴィジュアル系のエンドーサーを多く抱える。
ブランド
クソ高い。ありえないくらい高い。
だが、中古品は上位機種でも恐ろしいほど値段が暴落し、5万円位で買えるものも・・・。
自分の考えたデザインをオーダーするとたいていこの名義。
安易にオーダーする者が後を絶たず、毎年のようにゲテモノを量産している。
- Navigator(ナビゲーター。起業当初はこの名義だった。)
高崎晃のランダムスターや
山下昌良のPPJをはじめ変形モデルを製造していたが
現在はコピーモデルが中心となっている。
ESPと比べると細かい仕様が異なるらしいがぶっちゃけ気にならない。
ギターだと中韓ネシアだがベースはそうでもないらしく、中堅的な値段で十分ライヴとレコーディングで通用するスペックは持つので愛用率は高い。反面、日本ではあまり普及してない。
LTDと同格の廉価でこちらは基本的に国内モデルを中心にしている。
目当てが同じデザインならぼったもんよりマシかも。
価格に見合った質とは言えないが。
F-Bass
カナダ製の工房ベース。通称"King of Fretless"
フレットレスに定評があり、アラン・キャロンが自身のモデル(6弦)を出していることで有名。
フェンダーのトラディショナルなサウンドスタイルに敬意を払いつつも、独創的なデザインと高い剛性、
プレイアビリティで人気を博している。
同ブランドのエクスポードコア弦はラベラが製造している。
http://www.fbass.com/
Fender (フェンダー)
いわゆるジャズベース、プレシジョンベースといったスタンダードなシェイプのエレキベースの元祖を作った。
楽器屋に行くと視界に入る獲物のだいたいがここの製品で占められると言うのは過言かもしれない。
新品の価格帯は数万円~百万に届きかけたりという程度。
ブランド
- Fender (Fender Musical Instruments Corporation)
日本においては「FenderU.S.A.」或いは「本家」と呼ばれることも多い。
英語圏の掲示板等では「FMIC」あるいは「FenderMIA」と表される。
傘下ブランドはJackson/Charvel、Gretsch、HAMER、Ovation等錚々たる顔ぶれである。
また、子会社のKAMANミュージックは欧米におけるタカミネ正規代理店でもある。
Fender社のWebサイト(日本で売られていない商品もあります)
http://www.fender.com/
日本代理店によるフェンダーWebサイト(国内限定のセール情報もチェックできます)
http://www.fender.jp/
- Fender JAPAN(日本の工場によるライセンス製産品であり神田商会が取り扱う)
主に長野県ダイナ楽器の工場にて製造されている。
良くも悪くも古風な仕様のラインナップが中心。
英語圏の掲示板等では「FenderMIJ」と表される。
一部は輸出向けにも製造されており、米Fender社により販売されている。
http://www.fenderjapan.co.jp/
2015年にFenderと神田商会のライセンス契約が終了したことに伴いFender Japanブランドは消滅。
一部の製品はFender本家のJapan Exclusiveモデルとして引き継がれている。
- Fender MEXICO(正確にはブランドではなくメキシコ工場産の廉価モデルの通称)
日本においてはバハ・カリフォルニア州エンセナーダ工場製の物をこう呼んでいる。
取扱店が同じFenderブランドのカリフォルニア州コロナ工場製と明確に区別する目的があると思われる。
しかし現在はFenderブランドを冠したアジア製OEMの楽器も登場しているので新たなネーミングが待たれる。
英語圏の掲示板等では「FenderMIM」と表される。
- Squier by Fender (Fender社が弱点となる低価格帯商品をカバーするために設定した低コストブランド)
前世紀より日本~韓国、メキシコ、台湾~中国、インドネシア、インドと安い生産拠点を求め西東。
現在の製造者は、インドネシアや中国に大規模工場を持っている韓国Cort社が良く知られている。
変化に富んだ仕様の柔軟なラインナップが魅力。初期不良さえ回避すれば幸せなベースライフが楽しめる。
http://www.squierguitars.com/
FERNANDES (フェルナンデス)
X-JAPANとアンプ内蔵ミニギター「ZO-3(ぞうさん)」を出したことでおなじみ(ベース版は「PIE-ZO(ぴえぞう)」)。
石ロゴと呼ばれる時代のヴィンテージベースはなかなかいい
ブランド
いえろーはーとやぞうさんでおなじみのブランド。
主にギブソン系のコピーモデルに使われるブランド。バーニーと読む。
Fujigen (フジゲン)
日本のメーカー
FENDER JAPAN,GRECO,Ibanez,Epiphone,G&Lなど他社のOEM生産が主流だが
最近は自社ブランドの生産にも力をいれている
フェンジャパ誕生のきっかけになったり技術力と伝統は確かである。
FujigenモデルとFgnモデルの二つがあり、前者ではDirectorというオリジナルベースを、
後者では主にジャズベやプレベのコピーモデルを出している。
サークル・フレッティング・システムという、フレットを円弧状にして各弦をどのフレットでも直角に交差するような
独自の技術を導入(これにより音の立ち上がりの早さやピッチの正確さを得る、とされている)するなど、凄い事をしている。
セミオーダーが可能。
http://www.fujigen.co.jp/
FODERA (フォデラ)
いわくベース界のフェラーリであり、ロールスロイス。泣く子も黙るハイエンドベースブランドの雄。
ウッテン、マーカス、ボナ、アンソニーなど、錚々たる面々が使用する。EMG、エアロなどのPUを使っている。
5弦のペグを頭頂部に配置してテンションを稼いでいるモデルとかもある。
どんなタッチにも即座に反応する、鬼のようなベース
創始者のヴィニー・フォデラはスペクターの下で電装技術を、ケンスミスの下で木工技術を学び、独立したそうだ。
http://www.fodera.com/
Freedom Custom Guitar Research (フリーダム・カスタム・ギター・リサーチ)
G&L (ジーアンドエル)
レオフェンダーがフェンダーの初期工場長のジョージと立ち上げた終着点。
特徴は高出力・高レスポンスのMFD(マグネティック・フィールド・デザイン)ピックアップ。
六角レンチでポールピースの高さをひとつずつ調整できる。
USAは反りに強いバイカットネック仕様。
が、一時期(90年代)のものはネックが弱いとのウワサが2chで流れた。
2006年に工場を改装し、Non-Compression Trussrod(非圧縮トラスロッド)が導入され、
これに際しバイカットネックは段階的に廃止された模様(2006~2007)。
ちなみに非圧縮トラスロッドはダブルロッドタイプ・シングルアクションのトラスロッドで
公式HPによるとバイカットネックよりも良いと判断されて導入されたようだ。
ブランド(USA以外はぶっちゃけ大して変わらない。)
- G&L USA (本家)
- G&L Tribute (インドネシア製、USAの廉価版)
- G&L Premium (日本製、フジゲン製なのでCFS導入モデルもある。)
日本製のブランド名はTribute→Tribute Custom→Premiumと変更されている。
韓国製のTribute Standardも存在したらしい。
また同モデルでもブランドによって仕様が微妙に異なるので簡単にまとめる。
|
非圧縮ロッド |
PLEK |
プリアンプ |
コイルタップ |
ペグ配置 |
裏通し |
トーン |
|
全モデル |
全モデル |
Lシリーズ,ASAT |
L-2000,2500,ASAT |
L-2500,1505 |
L-2500,1505 |
SB-2 |
USA |
○ |
○ |
Rev1.1 |
|
3:2 |
○ |
|
USA(JE) |
○ |
○ |
Rev1.1 |
○ |
3:2 |
○ |
|
Tribute |
○ |
|
Rev1.1 |
|
3:2 |
○ |
|
Premium |
? |
|
Rev1.0 |
○ |
4:1 |
|
○ |
注)現行品に関してのみ。
JEはJapan Editionの略(クロサワ楽器正規輸入のUSA製、日本に入ってくるUSAはほぼ全てコレ)。
Gibson (ギブソン)
Godin (ゴダン)
GRECO (グレコ)
神田商会のブランド
昔ここが安いくせに良質なの作りまくってたら
Fender社が「名前使わせてやっから売上ちょっとくれ」ってな事言い出して、
Fender JAPANが出来たとか出来ないとか
http://www.greco.jp/
Gretsch (グレッチ)
ホワイトファルコンなどのセミアコギターが有名だがベースも作っている
ソリッドボディもあるよちなみに近年出回っている新品のグレッチの大半が日本製。
一部アメリカのフェンダー・カスタム・ショップで作っているものもあるようだが、お値段が大変な事になっている。
ヴィンテージ至上主義の懐古老害がたまにいるが気にするな。
http://www.gretsch.com/
Ibanez (アイバニーズ)
日本を代表する楽器メーカー、星野楽器のブランド。
世界で初めて7弦ギターの市販化を始めた(最近は8弦ギターも市販化されている)などという点で
世界的にも先進的なメーカーとして知られる。
代表はSR、SRT、SRX、BTB、ATKとか。でも音はけっこう多彩(SRとかBTBとか。)
最近7弦ベースも作り始めた。
http://www.ibanez.co.jp/japan/
Jackson (ジャクソン)
KAMINARI GUITARS (カミナリ・ギターズ)
国産かつハイエンド。
ギター・ベースともにビンテージへのリスペクトを前提に、
大胆なモダンアレンジを加えている。
ベースでは、Gibsonのサンダーバード(ノンリバース)をアレンジしたYARDBIRDを売り出している。
ギター・ベース以外にも、シールドも割りと有名なメーカー。
http://kaminari-guitars.com/
Karl Höfner (カール・ヘフナー)
Ken Smith (ケンスミス)
多弦ハイエンドベースの雄として知られている。 主な機種はBSRとBT。BSRは立って弾く用、BTは座って弾く用。
みんな大好きケロケロサウンド
これに幾つかのグレードがあって、有名なのがBlack Tiger。
スルーネックとボルトオンで音の鳴りが違い、ボルトオンは反応が早く、少し腰高で明るくオープンな出音、
スルーネックはサステインが長く、高域の落ち着いた丸い出音になる。
killer (キラー)
メタラーに多い。インパルス以外はなんかV系の奴も使ったりしてる。←インパルスはTAIJIが昔メインで使ってた。
もともとはオーダー限定のメーカーであり、
市販されてるものはほぼ全てアーティストのオーダーメイドを元にされたものが占めている。
http://www.killer.jp/
LAKLAND (レイクランド)
LEGEND (レジェンド)
Maruszczyk(マルシュテック)
スタジオミュージシャンのエイドリアン・マルシュテック氏が運営する。
ポーランドのMensinger社にて製造されているが、拠点はドイツにあるもよう。
現代的な仕様のハンドメイドだが、その割にとてもリーズナブル。
カスタムオーダーが可能で、ミディアムスケールやショートスケールも選ぶことができる。
https://www.public-peace.de/
Mayones (メイワンズ・マヨネーズ・メイヨネーズ)
ポーランドのメーカー。最近になってかなり人気が出たブランド。そして値段も上昇気味。低音がタイトなのでロック系が多く使ってるけど、暴れるわけではない。むしろジャンル問わず使えるサウンド。
多層プライのネックで反りに強いらしい。基本的にボルトオンモデルは5p、スルーネックモデルは9pとなっている。1本持ってるけど、反らない訳じゃない。と言うより他のベースと調整頻度は変わらない。Vフレット(ファンドフレット)もある。オーダーも可能だが納期1年以上とか買ったことすら忘れてそう。
http://www.mayones.com/
MODULUS (モデュラス)
フリー(の使用で一躍有名に。グラファイトネックという、カーボン素材を使用した特殊な構造で有名。
初期はトラスロッドが入っていなかったが、最近のモデルでは入っている。
オテイル・バーブリッジもつかってるけど、基本スラップ向きらしいよ
どうやら2013年末に会社が倒産してしまったらしく、元々流通が少ないこともあり入手が困難になるかも
http://www.modulusguitars.com/
※音が出ます
Momose (百瀬)
Monogram(モノグラム)
MOON (ムーン)
Tobias/MTD (マイケル・トバイアス・デザイン)
文字通りマイケル・トバイアスという爺さんのメーカー。ハイエンドメーカーの1つ。
多弦ベースが主力。今は息子が作ってます。爺さんと比べると残念な出来具合
弦高が低く出来ることと非対称ネックが弾きやすいポイント。
アレンビックの影響を半ば公言してるだけあって、結構カリッてか、ゴリッとしてる。
スラップしても、指弾きしても綺麗に響く、クリアな出音。ケンスミ的な丸い音も出なくはない。
PUもプリアンプもバルトリーニの特注モデルがビルドインされている。
パッシブにはならない。ご容赦。とにかく個性派なので、気になったら一度は試奏をお願いします。ハマれば楽しいよ。
因みに、MTDのUSAハンドメイドモデルは数字三桁で表され、一桁目が弦数、残りがスケール長となる。
例えば、635なら6弦35インチスケール、534ならば5弦34インチスケールといった具合。
MTDではないTobias(Tobby)があるが、エピフォン韓国製のパチモンなので、あまりオススメは出来ない。
だが、悲しいことにキングストンもオススメしづらい。
なのでMTDの数字三桁か、TobiasでもClassicかSignatureをお勧めします。でも正直高い。もうちと安くてもいいと思う。割高。
Music Man (ミュージックマン)
元々フェンダーを設立したレオ・フェンダーらによって立ち上げられたブランドだったが、
現在はErnie Ball Music Man(アーニー・ボール)の傘下ブランドとなっている。
なんといっても、スティングレイで有名。
ブランド
- Sterling by Musicman (廉価ブランドSterling(スターリン))
※MusicmanにもSterlingという名のついたモデルのベースが存在するため
単にスターリングというとモデル名を指しているのかブランド名を指しているのか判りづらい。
前者を指す場合は「ミュージックマン・スターリング」、後者を指す場合は「スターリング・バイ・ミュージックマン」と言う。
最終更新:2025年03月20日 05:07