パーツの選び方 - (2012/03/03 (土) 20:41:33) の編集履歴(バックアップ)
はじめに
半導体全般について
- 半導体は珪素の塊であるシリコンインゴットを薄くスライスしたシリコンウェハーを加工して製造されている。
参考:富士通-CPUの作り方
http://jp.fujitsu.com/about/tech/k/whatis/processor/cpu.html
- この際大きなシリコンウェハーにはチップ数十個分やそれ以上の回路が一気に作られる。
但し全部が良品という訳ではなく、シリコンウェハー自体や加工時の不良によって不良品や一部不良品が出来るので選別が行われる。
参考:2008年中に95%をデュアルコアにするIntel CPUロードマップの秘密 より
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1109/kaigai399_04l.gif
ダイサイズが大きいチップほど良品が取れる割合が減り、ダイサイズが小さいほど良品が取れる割合が高まる。
ダイサイズが大きいチップほど指数関数的に製造コストが高くなる。
この他、ウェハーの端に近い位置のチップは中心近くのチップより出来が悪くなり、高クロックでまわらないらしい。
- 選別はシリコンダイに直接検査針を当てて行われる。
CPU の場合、マルチコア CPU の一部のコアが不良の場合はコア数を制限したり、キャッシュの場合はキャッシュ量を制限したり、
リーク電流が多い等で無駄に発熱が多いコアや高クロックでまわらないコアはクロックを制限して廉価版として出荷される。
DRAM・NAND フラッシュメモリ等の場合も選別が行われているようだが詳細は不明。
良品は Micron・Samsung 等の自社ブランドのメモリモジュールや優良なメモリベンダーが使用し、
特に出来が悪いチップは廉価で放出され、M&S 等の危険なメモリベンダーが使用する。
CPU の場合は不良部分を殺したりクロックを制限してるから壊れる事はそれ程無いが、DRAM はあんまり安物は使わない方がいいぞ!
ベンチマークについて
実際に何か処理をさせて速度を計測するソフトをベンチマークという。
しかしベンチマークもただの一ソフトに過ぎず、それをもって全体を判断することはできない。
さらに悪いことに、ベンチマークで速度が出るように調整する行為が行われている。
比較に使う場合はその処理内容が単純すぎるものは避け、複数のソフトで判断すること。
他人のレビューには信者/広告補正が含まれる場合があるので、複数のソースで判断すること。
しかしベンチマークもただの一ソフトに過ぎず、それをもって全体を判断することはできない。
さらに悪いことに、ベンチマークで速度が出るように調整する行為が行われている。
比較に使う場合はその処理内容が単純すぎるものは避け、複数のソフトで判断すること。
他人のレビューには信者/広告補正が含まれる場合があるので、複数のソースで判断すること。
誤差が重なって誤差でなくなるような世界がそこにある。
嘘を嘘と見抜けないと(買う前に判断するのは)難しい。
嘘を嘘と見抜けないと(買う前に判断するのは)難しい。
マザーボード
CPU
- moveCPUとCPUクーラー・・・}
グラフィックボード(GPU)
- moveグラフィックボード(GPU)
メモリ(RAM)
ストレージHDD SSD
moveストレージHDD SSD
ケース
電源ユニット
モニタ
moveモニタ
キーボード
特にこだわりもなく安いものが良いならMicrosoftかロジクールの定番ものを選ぼう。少なくともこれらは必要な耐久性と実用性を持っている。こだわりたい人は絶対に現物を触ってから買うこと。
- 配列
- 普通は日本語106キーボード。英語キーボードでもローマ字入力なら(かな入力は不明)日本語入力などは問題なくできるので、プログラミングや洋ゲー中心ならお勧め。ただ学校とか会社で日本語配列のPCを触る機会があると混乱する場合も。
- 接続
- PS/2、USB、無線など。無線はコードが無い代わりに電池管理の煩わしさや反応の悪さ(省電力の弊害)が付いてくる。また、無線用のレシーバーは通常USBで接続する。
- ゲームに使う場合は遅延や突然の接続切れ、電池切れなどが想定される無線は避けた方がいいだろう。PS/2 が最良とされるがマザーにポートがない場合もあるし USB でもいい。
- スイッチ
- メンブレンとかメカニカルとか静電容量無接点方式とか。粗悪品はすぐに壊れたり反応が悪かったりタイピングの感触(好みにもよる)が良くなかったりする。
- メカニカルスイッチ式のものはタイピングの時にカチカチ言って楽しいが、1日で飽きるし他人からすると煩いのでよく考えて購入すること。
- 同時押し
- 安物はWとAを押して斜め移動しながらスペースを押してジャンp… と思ったら飛ばずに奈落に落ちていったぞオイ!とかそういうことがある。高級機はもっと多く(中には全キー)の同時押しを認識できるようなものもある。ただしソフトが対応しているとは限らない。
- サイズ
- テンキーがあるかないかで大きく変わる。さらにノート用みたいにスペースを節約したタイプもある。変則的な配列のものは慣れないと(慣れても)使いにくい可能性がある。
- その他
- 特に高機能なゲーミングキーボードではマクロ機能などを備えている場合もある。
- 無線では充電式か電池式か、レシーバーのサイズなどの違いもある。
マウス
特にこだわりもなく安いものが良いならMicrosoftかロジクールの定番ものを選ぼう。少なくともこれらは必要な耐久性と実用性を持っている。キーボードと同様、こだわりたい人は絶対に現物を触ってから買うこと。
- 方式
- ボール式、光学式、レーザー式、トラックボールなど。レーザーは光学より対応できる表面が多いが、まともなマウスパッド上で使うなら光学のほうがむしろ使いやすいらしい。普通に使うなら好きなほうでいい。
トラックボールは手首を動かさなくていいという利点はあるが、そのぶん指を酷使するのでお好みで。
- 接続
- PS/2、USB、無線など。無線はコードが無い代わりに電池管理の煩わしさや反応の悪さ(省電力の弊害)が付いてくる。また、無線用のレシーバー(受信機)は通常USBで接続する。安物無線マウスだと電波が30センチ位しか届かないものもあるので、できるだけ近くのUSBポートにレシーバーを挿すこと。
- ゲームに使う場合は遅延や突然の接続切れ、電池切れなどが想定される無線は避けた方がいいだろう。PS/2 が最良とされるが選択肢がなくなりつつあるので USB でもいい。
- スイッチ
- ボタンの耐久性に影響する。店で触っても分かりにくいのでスレで調べた方が早い。
- ボタン数
- 左ボタン、右ボタン、中ボタン(ホイール)が基本で機種により追加のボタンがある。中にはマウスカーソルの速度(分解能/DPI)をソフトに依存せずに変更できるものもある。ボタンに「コピー」「切り取り」「貼り付け」を設定できるものを使うと、Excelがものすごく捗るようになる。かといって13ボタンなどとボタンが多すぎても、設定した機能が覚えられないのでやめとけ。用途によっては便利。
- ホイール
- 硬いもの、ヌルヌル動くもの、チルトホイール(横スクロール対応)など色々。好みでどうぞ。
- その他
- 特に高機能なゲーミングマウスではマクロ機能などを備えている場合もある。
- 無線では充電式か電池式か、レシーバーのサイズなどの違いもある。