シーズン終了後 読売新聞手記
「出直し 必ず日本一に」
プロ4年目の初優勝ですが、素直には喜べません。
今年はチームに迷惑をかけっぱなし。
24日の試合を僕が壊してしまい、地元・所沢での胴上げ出来ませんでした。
ごめんなさい。あしたから出直します。
クライマックスシリーズを突破して、どうしても日本シリーズで投げたい。
今年はチームに迷惑をかけっぱなし。
24日の試合を僕が壊してしまい、地元・所沢での胴上げ出来ませんでした。
ごめんなさい。あしたから出直します。
クライマックスシリーズを突破して、どうしても日本シリーズで投げたい。
一昨年は12勝しながら、プレーオフで投げさせてもらえず、悔しい思いをしました。
五輪を経験し、来年はWBCもありますが、最高の舞台は日本シリーズです。
カブレラ(オリックス)と和田さん(中日)が抜けた年の優勝だけに価値があります。
野手は毎日早くから練習して打ちまくり、カズさん(石井一)が入って、帆足さんも復活した。僕だけが0点です。
負け数を減らし、防御率を良くすることを目指して大失敗。
上原さん(巨人)の調整法を参考に、登板の間にブルペンに入らない
ようにしたり、いろいろ試しましたが、これという答えは見つかりません。
5月ごろから変でした。フォークを見極められ、交流戦では変化球を
狙い打たれました。完投を意識して、抑えめに入りすぎ、立ち上がり
で打たれるという悪循環を監督にも指摘されました。
納得できたのは、北京五輪の台湾戦(6回1失点で勝ち投手)ぐらい。
去年より球速は上がったのに、腕を振ると制球できない。
シュートも曲がらなくなり、併殺が取れない。
だから、ピンチで狙って空振りを取れるダルビッシュに防御率では
勝てっこない。まだ、修業が足りません。
課題ははっきりしてますし、CSまでには修正します。
終わり良ければすべて良し。日本一になってみせます。
親友であり、最大のライバルであるダルビッシュと投げ合って
勝てるよう、気合を入れ直します。 (終わり)
五輪を経験し、来年はWBCもありますが、最高の舞台は日本シリーズです。
カブレラ(オリックス)と和田さん(中日)が抜けた年の優勝だけに価値があります。
野手は毎日早くから練習して打ちまくり、カズさん(石井一)が入って、帆足さんも復活した。僕だけが0点です。
負け数を減らし、防御率を良くすることを目指して大失敗。
上原さん(巨人)の調整法を参考に、登板の間にブルペンに入らない
ようにしたり、いろいろ試しましたが、これという答えは見つかりません。
5月ごろから変でした。フォークを見極められ、交流戦では変化球を
狙い打たれました。完投を意識して、抑えめに入りすぎ、立ち上がり
で打たれるという悪循環を監督にも指摘されました。
納得できたのは、北京五輪の台湾戦(6回1失点で勝ち投手)ぐらい。
去年より球速は上がったのに、腕を振ると制球できない。
シュートも曲がらなくなり、併殺が取れない。
だから、ピンチで狙って空振りを取れるダルビッシュに防御率では
勝てっこない。まだ、修業が足りません。
課題ははっきりしてますし、CSまでには修正します。
終わり良ければすべて良し。日本一になってみせます。
親友であり、最大のライバルであるダルビッシュと投げ合って
勝てるよう、気合を入れ直します。 (終わり)
早くも火花!ダルVS涌井 メールバトル
西武の涌井は入念なキャッチボールで第1戦の先発に備えた。
練習が始まる前、親友の日本ハム、ダルビッシュから「あしたは負けてね」とのメールを携帯電話にもらい、「負けませぬ」と返信したという。
シーズンでは10勝11敗と負け越し、汚名返上に燃えている。「あした(17日)は主役のつもりでいく。エースの投球をしたい」と頼もしかった。
練習が始まる前、親友の日本ハム、ダルビッシュから「あしたは負けてね」とのメールを携帯電話にもらい、「負けませぬ」と返信したという。
シーズンでは10勝11敗と負け越し、汚名返上に燃えている。「あした(17日)は主役のつもりでいく。エースの投球をしたい」と頼もしかった。
涌井 初戦に闘志もリアの結婚にショック
初戦に先発する西武の涌井も47球の投球練習。
親友のダルビッシュと登板日がズレたことに
「できれば投げ合いたかったけどハムにも考えがあるんでしょう。岸君に頑張ってもらいます」と話した。
練習後はスポーツ紙を読みながらファンだったリア・ディゾンの結婚報道にショックを受けていたが
「シーズンでしっかり投げられなかったので最後ぐらいはという気持ち」と闘志を高めた。
親友のダルビッシュと登板日がズレたことに
「できれば投げ合いたかったけどハムにも考えがあるんでしょう。岸君に頑張ってもらいます」と話した。
練習後はスポーツ紙を読みながらファンだったリア・ディゾンの結婚報道にショックを受けていたが
「シーズンでしっかり投げられなかったので最後ぐらいはという気持ち」と闘志を高めた。
MVPの西武・涌井、サエコさんから「有君に投げさせてあげて」とメールを受けるも3安打完封の快投でチームを日本シリーズに導く
(クライマックスシリーズ・パ第2ステージ第5戦、西武9-0日本ハム、西武4勝2敗、22日、西武ドーム)
涌井は思わぬ“揺さぶり”もはね返していた。試合前、親友の日本ハム・ダルビッシュの夫人
サエコさん(21)から突然のメール。「(CSの第6戦でダルビッシュ)有君に投げさせてあげて」。
ニガ笑いするしかない“お願い”にも「西武を応援してな」と返信。
第2戦のダルビッシュと並ぶ3安打完封で愛するダンナさんの登板機会を奪った。
涌井は思わぬ“揺さぶり”もはね返していた。試合前、親友の日本ハム・ダルビッシュの夫人
サエコさん(21)から突然のメール。「(CSの第6戦でダルビッシュ)有君に投げさせてあげて」。
ニガ笑いするしかない“お願い”にも「西武を応援してな」と返信。
第2戦のダルビッシュと並ぶ3安打完封で愛するダンナさんの登板機会を奪った。
パ・リーグ優勝の西武が22日、同3位の日本ハムを9-0で下し、4勝2敗(アドバンテージの1勝を含む)で
4年ぶり21度目の日本シリーズ出場(前身の西鉄時代を含む)を決めた。
エースの涌井秀章投手(22)が3安打完封。クライマックスシリーズ(CS)第2ステージで2勝目を挙げ、
MVP(賞金100万円)を獲得した。西武は11月1日からセ・リーグのCS覇者と対戦する。
http://www.sanspo.com/baseball/news/081023/bsg0810230505004-n1.htm
4年ぶり21度目の日本シリーズ出場(前身の西鉄時代を含む)を決めた。
エースの涌井秀章投手(22)が3安打完封。クライマックスシリーズ(CS)第2ステージで2勝目を挙げ、
MVP(賞金100万円)を獲得した。西武は11月1日からセ・リーグのCS覇者と対戦する。
http://www.sanspo.com/baseball/news/081023/bsg0810230505004-n1.htm
涌井は小さなガッツポーズをつくった瞬間、駆け寄ってきたレオナインの歓喜の渦に巻き込まれた。CSのフィナーレは3安打完封だ。
「シーズンでしっかりした仕事ができなかったけど、今季一番のピッチングができたと思います。完全試合はあとにとっておきますよ」
「シーズンでしっかりした仕事ができなかったけど、今季一番のピッチングができたと思います。完全試合はあとにとっておきますよ」
圧巻のマウンドだった。七回二死から稲葉に左前打されるまでパーフェクト投球。九回には今季自己最速の148キロを連発した。
昨季は最多勝(17勝)を獲得したが、今季は10勝11敗と期待に応えられなかった。CS第2ステージでは
初戦勝利に続き2勝目(防御率0.60)。エースの責任を果たし、CSのMVPと賞金100万円をゲットした。
昨季は最多勝(17勝)を獲得したが、今季は10勝11敗と期待に応えられなかった。CS第2ステージでは
初戦勝利に続き2勝目(防御率0.60)。エースの責任を果たし、CSのMVPと賞金100万円をゲットした。
師匠・上原に恩返し
西武の涌井秀章投手(22)が29日、西武第2球場でキャッチボールなど日本シリーズに向けた調整を行った。11月1日の第1戦(東京ドーム)では自ら師と仰ぐ巨人・上原浩治投手(33)と投げ合うことが濃厚だが、“師匠超え”で勝利を目指す。
休養日の誰もいない球場で、涌井が黙々と汗を流した。頭の中では、頂上決戦で上原に投げ勝つイメージをふくらませていた。
「シリーズで投げ合う相手はたぶん上原さんでしょう。自分は『上原塾』の塾生ですからがんばりたいですね」
06年オフ、上原がレギュラー出演するラジオ番組にゲストとして招かれた。それ以来、上原を“師”と仰いできた右腕が対決に思いをはせた。
8月の北京五輪でも行動をともにして刺激を受けてきた。リーグ優勝、クライマックスシリーズ突破時にはメールで「おめでとう」とお互いに祝福。それだけに“師”を超えたい気持ちは強い。
「上原さんはリズムよく投げるから打線が打つ。僕も腕を振ってストライク先行でいければいいですね」
今季チーム最多の59四死球(9イニングあたり3.07個)と制球が安定しなかったが、上原は16四死球(同1.61個)と抜群の安定感を誇る。上原の投球リズムの良さが、打線爆発を誘発していると考える右腕は、上原ばりの早いテンポで投げ込むことを決意。先輩よりマウンドに立っている時間を少なくする。これがキーワードだ。
休養日の誰もいない球場で、涌井が黙々と汗を流した。頭の中では、頂上決戦で上原に投げ勝つイメージをふくらませていた。
「シリーズで投げ合う相手はたぶん上原さんでしょう。自分は『上原塾』の塾生ですからがんばりたいですね」
06年オフ、上原がレギュラー出演するラジオ番組にゲストとして招かれた。それ以来、上原を“師”と仰いできた右腕が対決に思いをはせた。
8月の北京五輪でも行動をともにして刺激を受けてきた。リーグ優勝、クライマックスシリーズ突破時にはメールで「おめでとう」とお互いに祝福。それだけに“師”を超えたい気持ちは強い。
「上原さんはリズムよく投げるから打線が打つ。僕も腕を振ってストライク先行でいければいいですね」
今季チーム最多の59四死球(9イニングあたり3.07個)と制球が安定しなかったが、上原は16四死球(同1.61個)と抜群の安定感を誇る。上原の投球リズムの良さが、打線爆発を誘発していると考える右腕は、上原ばりの早いテンポで投げ込むことを決意。先輩よりマウンドに立っている時間を少なくする。これがキーワードだ。
報知新聞手記(日本シリーズ後)
やっと素直に胴上げの輪の中に入れた。今はそんな気持ちです。
リーグ優勝の時は泣いてる人もいましたけど、自分は貢献できなかったんで、
そこまでの感情にはなれなかった。
CSで2勝して、日本シリーズも初戦で上原さんと投げ合って1勝できた。
第5戦は力んでしまってチームに迷惑かけたけど、なんとか結果は出せたかなと思う。
リーグ優勝の時は泣いてる人もいましたけど、自分は貢献できなかったんで、
そこまでの感情にはなれなかった。
CSで2勝して、日本シリーズも初戦で上原さんと投げ合って1勝できた。
第5戦は力んでしまってチームに迷惑かけたけど、なんとか結果は出せたかなと思う。
CS前日、初めて自分から「エースのピッチングをする」と言いました。
いくらアドバンテージがあるといっても、初戦を落としたら波に乗れないし、
自分の気持ちを高めるためにも、あえてそう言いました。
今までは誰かにエースって言われても、自分では全く思わなかったんですけど。
いくらアドバンテージがあるといっても、初戦を落としたら波に乗れないし、
自分の気持ちを高めるためにも、あえてそう言いました。
今までは誰かにエースって言われても、自分では全く思わなかったんですけど。
今年の不振は粘るところで粘れず、押し出しとかも増えたし、
気持ちが切れるところが一番の原因だと思います。
周りから「ピッチングが年寄り臭い」とか言われてスピードを出したいと思って
レベルアップを図ったんですけど、体力面で追いつけず、
コントロールが悪くなって、球数も増えてしまった。
マウンドでも考えすぎて、ボール球勝負になって苦しんだ。
CS前のキャンプで監督、コーチから「腕を振れ」と言われた一言で気持ちが楽になりました。
気持ちが切れるところが一番の原因だと思います。
周りから「ピッチングが年寄り臭い」とか言われてスピードを出したいと思って
レベルアップを図ったんですけど、体力面で追いつけず、
コントロールが悪くなって、球数も増えてしまった。
マウンドでも考えすぎて、ボール球勝負になって苦しんだ。
CS前のキャンプで監督、コーチから「腕を振れ」と言われた一言で気持ちが楽になりました。
北京五輪では気持ちを入れて戦うことを学びました。
ムネリンが韓国戦にけがで出られなくなったときに泣きそうになっているのを見て、
そこまで国のためにできるなんてすごいなと思った。
星野さんやGGが批判を受けましたが、誰も本人を目の前にして言えないのになあと思ってました。
僕は自分も同情されたくないんで、GGには突っ込んでましたね。
ムネリンが韓国戦にけがで出られなくなったときに泣きそうになっているのを見て、
そこまで国のためにできるなんてすごいなと思った。
星野さんやGGが批判を受けましたが、誰も本人を目の前にして言えないのになあと思ってました。
僕は自分も同情されたくないんで、GGには突っ込んでましたね。
小学校まではソフトボールをやっていて、プロ野球選手になりたいと思ったことはありませんでした。
(松戸市の)実家の仕事(建具店)さえ継がなきゃいいやという感じ。
中学でシニアのチームに入ったのも、横浜高に入ったのも親が勝手に決めてたんです。
松坂さんのこともよく知らなかったですから。
(松戸市の)実家の仕事(建具店)さえ継がなきゃいいやという感じ。
中学でシニアのチームに入ったのも、横浜高に入ったのも親が勝手に決めてたんです。
松坂さんのこともよく知らなかったですから。
松坂さんは僕にとっては、お兄ちゃんみたいな存在。
技術的に教えてもらったことはほとんどないけど、強く言われたのは
「(サインに)首を振れ。自分の投げたい球を優先して投げろよ」ということでした。
マスコミで比較されるのは気にしないですが、高校時代、練習中に(小倉)部長や(渡辺)監督に
「そんなんじゃ松坂になれないぞ」と言われるのがすごく嫌だった。僕はスタイルが全然違うんで。
高校2年の秋の大会でメッタ打ちにされたときがあった。
三振狙いのピッチングをしてボコボコに打たれて「なんか違うな」と思った。
それから理想のピッチングは、全部内野ゴロでアウトを取ることになったんです。
技術的に教えてもらったことはほとんどないけど、強く言われたのは
「(サインに)首を振れ。自分の投げたい球を優先して投げろよ」ということでした。
マスコミで比較されるのは気にしないですが、高校時代、練習中に(小倉)部長や(渡辺)監督に
「そんなんじゃ松坂になれないぞ」と言われるのがすごく嫌だった。僕はスタイルが全然違うんで。
高校2年の秋の大会でメッタ打ちにされたときがあった。
三振狙いのピッチングをしてボコボコに打たれて「なんか違うな」と思った。
それから理想のピッチングは、全部内野ゴロでアウトを取ることになったんです。
日本一になって、松坂さんに追いつけたという気持ちは全然ないです。
むしろ違う方向に進化したいという気持ち。
背番号も次に16をつける人が出てくるまでは18をつけることはないと思います。
ダルビッシュに対しても、今年に関して言えば、圧倒的に負けですが、
ダルのようなストレートは僕にはないので、変化球のピッチングを磨いていきたい。
むしろ違う方向に進化したいという気持ち。
背番号も次に16をつける人が出てくるまでは18をつけることはないと思います。
ダルビッシュに対しても、今年に関して言えば、圧倒的に負けですが、
ダルのようなストレートは僕にはないので、変化球のピッチングを磨いていきたい。