100. 100 2013/01/09(水) 22:01:45.06
江梨子との同居が始まってから既に2年以上が経過していた。毎日欠かさず屁を嗅がされ、何千回と悶え苦しんできたが、残念ながらその臭さに慣れるという事は一切無く、嗅覚自体が麻痺する事も無かった。
江梨子が屁をすれば即座に尻に顔を埋めて臭いを嗅ぎ、許可があるまではどんなに臭くても決して顔を離さない。それが二人でいる時の絶対的なルールだった。
俺の都合など関係無いし、言い訳も通用しない。ルールを破ればより耐え難い責めを受けるだけだ。実際何度か拷問にも似た屁責めを受けており、いつしか反抗心は無くなり、計り知れない屈辱感と屁責めへの恐怖心だけが心を支配するようになっていた。
101. 100 2013/01/09(水) 22:19:16.24
そんな生活だったから会社が休みの日は憂鬱で仕方ないのだが、今日は江梨子が昼前から外出した為、午前中に数発嗅がされただけで午後は久しぶりにのんびりと過ごす事が出来た。
そのぶん帰宅後が怖かったのだが、夕方に帰宅した江梨子は意外な事に友人と一緒だった。同居している事は当然秘密だったし、基本的に江梨子が自宅に知人を招く事は殆ど無かったから驚いた。

「ただいま〜。彼女は親友の麻里奈よ。今日は家に泊まっていくからよろしくね」

「お邪魔しまぁす!初めまして麻里奈です。マルさんですよね?いきなりで申し訳ないですけど今日はよろしくお願いします!」

麻里奈は感じも良かったしスタイルの良い綺麗な女性だった。江梨子と同じ年なら26歳のはずだが、江梨子と比べると大人びて見える。
いずれにしても、これで少なくとも明日麻里奈が帰るまでは江梨子の屁を嗅がされる心配は無くなった。俺は一時の休息を得た事で心から安心した。
102. 100 2013/01/10(木) 13:02:49.70
麻里奈は俺と江梨子がルームシェアをしていると聞いていたようだ。
こんな可愛い子と暮らせて幸せでしょうとか、俺の仕事の事を聞いたりしてきたが、そのうち江梨子と楽しそうに話し始めた。勝手に退席するわけにもいかず、俺は居心地の悪さを感じながらもそのまま二人の会話を聞いていた。
俺が知る限り江梨子の秘密を知る人間は他にいない。麻里奈とは小学校からの親友らしいが、会話を聞いていても麻里奈が知っているとは思えなかった。それにしてもルームシェアの相手が何故恋人でもない37のおっさんなのか気にならないのだろうか。
正直その辺の事や二人の関係を突っ込まれるのが一番怖かったので助かったのだが、一体江梨子は麻里奈に何と説明したのだろうか?そして何故秘密を知られるリスクがあるのに事前連絡も無く麻里奈を泊めるのだろうか?
そんな事を考えていると気になる会話が聞こえてきた。
どうやら麻里奈は自分の住むマンションの隣室に男を住まわせているらしい。江梨子も昔からその男を知っているようでバヤシと呼んでいるのだが、麻里奈の恋人という訳ではなく友達とも少し違う感じだった。
103. 名無しさん@ピンキー 2013/01/10(木) 15:02:47.06
う、うおおお!!!きてたあああ!!!!
104. 100 2013/01/10(木) 19:53:18.20
どちらかと言うと親しい後輩とか舎弟に近い印象だったが、話を聞いているうちに麻里奈はどこかの令嬢でかなりの金持ちだという事と、バヤシは半ば麻里奈専属の使用人である事が分かった。
麻里奈に対して何て贅沢なんだと思うと同時に、バヤシという男に妙な親近感を覚えた。
(まさか…)
一瞬恐ろしい考えが頭に浮かんだが、二人の会話に屁というキーワードは全く出てこない。考え過ぎだろう。

「まぁ、多少生意気でもバヤシは同い年だし見た目も悪くないからまだいいじゃん、私なんてこんなおじさんと一緒に暮らしてるんだよ〜」

江梨子が俺を見ながら言った。俺はすみませんと頭を掻くしかなかった。

「でもマルさんて凄く優しそう。江梨ちゃんの言う事なら何でも聞いてくれそうだもん」

間違いではなかったが、言う事を聞くのは優しさではなく恐怖心からだった。俺はそれを顔に出さない様に麻里奈に礼を言った。お嬢様という事で多少ワガママそうではあるが、常識はあるし良い子そうだ。とにかく麻里奈がいる間は安心なのだ。

この時はそう信じていた…
110. 100 2013/01/22(火) 19:10:36.12
夜は宅配ピザを頼んで家飲みをしようという事になった。上機嫌で盛り上がる二人を他所に、俺は自分のぺースで大人しく飲む。思えば江梨子がいるのに家で普通に酒が飲めるなんて事は初めてだった。改めて今日は麻里奈に感謝しなくてはならない。
そう思った矢先、テーブルの下からブブゥという低い放屁音が響いた。俺は反射的に腰を浮かしかけたが何とかとどまった。いつもなら何より早く江梨子の尻に顔を埋めに行くのだが、麻里奈の手前そんな事は出来るはずもない。俺が固まっていると麻里奈が口を開いた。

「フフッ!ごめ〜ん!オナラしちゃったぁ」

江梨子がしたものだとばかり思っていた俺は驚いて麻里奈の顔をじっと見てしまった。それに気付いた麻里奈が丁寧に謝ってきたが、俺より先に江梨子が口を開いた。

「もう!麻里奈最低〜!しかも超くっさいし!」

お前が言うなと心の中で突っ込んだものの、確かに麻里奈の屁は臭かった。けっこう距離があるにもかかわらずかなり強めの臭いが漂ってくる。
江梨子の昔からの親友、専用の使用人の存在、そして美人なのに屁が臭い。まさか…。俺は言い知れぬ不安に襲われる。
111. 100 2013/01/23(水) 08:14:10.00
「フフッ、そう?でも江梨ちゃんだってすっごくオナラが臭いじゃない。ねえ、マルさん?」
「え?あ、いや…」

麻里奈は江梨子の屁が臭い事を知っていた。やはり江梨子の秘密を知っているのか?いや、女同士でしかも小学校からの親友であればおかしな事ではない。ここは平静を保たねば…。

「江梨子さんのオナラが臭いかどうかはちょっと分からないけど、まぁ、オナラなんてみんな臭いものだしね」

俺は一刻も早くこの話題を終わらせたかったが、麻里奈の口から出たのは衝撃的な言葉だった。

「えー!毎日嗅いでるんだから分かるでしょ?バヤシも江梨ちゃんの方が臭いって言ってたし!」
「!?」
「それ何年前の話よ?今は麻里奈の方が臭いと思うけどなぁ」
「いやいや江梨ちゃんには負けるって。じゃあさ、マルさんに判断して貰えばいいじゃない!マルさん、私達のオナラを嗅いでどっちが臭いか比べて下さい!」

想像していた以上に最悪の展開だった。江梨子の屁を嗅がずに済むどころか、二人の屁の臭さを比べるという無理難題を押し付けられてしまったのだ。
112. 名無しさん@ピンキー 2013/01/23(水) 13:39:41.87
uktk
113. 名無しさん@ピンキー 2013/01/23(水) 13:40:28.51
ミスった wktk
114. 100 2013/01/23(水) 22:03:29.69
やはり麻里奈は全てを知っていた。それどころか恐らく江梨子と趣味が同じなのだろう。その上で敢えて何も知らないかの様な態度を取っていたのだ。この流れも予め決めていたに違いない。
今夜は大丈夫と思っていただけに、俺が受けたショックは計り知れない。まぁ、それが二人の狙いだったのだろう。茫然とする俺に江梨子が畳み掛ける。

「いいね〜!マル、分かった?麻里奈のオナラも私と同じ様にちゃんと嗅ぐんだからね!」
「フフフッ、さっきので分かったと思いますけど、私もけっこう臭いですから!ところでどうやって比べて貰う?」
「そうだなぁ、今日は殆ど嗅がせてなかったからぁ、とりあえず12時までフリーに嗅がせまくって、日付が変わった時点でどっちか決めさせるってのはどう?」
「OK!じゃあそんな感じで。あっ!マルさんが泣きそう!フフッ、早くない?まだ嗅がせてもないのに」
「アハッ!本当だ、まぁ12時までまだ4時間以上あるし、二人に嗅がせられるのも初めてだから無理もないかもね〜」

最悪過ぎる。さすがに1発ずつで済むとは思っていなかったが、4時間以上も二人から屁を嗅がせられ続けるなんて…。
115. 名無しさん@ピンキー 2013/01/25(金) 09:34:25.12
いったい彼女たちの腸の中はどうなってるんだろう・・・
とか考えるのも楽しいよね
116. 死神 2013/02/03(日) 16:23:44.35
麻里奈、いいねー
117. 名無しさん@ピンキー 2013/02/11(月) 22:10:47.94
二人同時とかいいよね

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最終更新:2014年07月16日 22:53