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ビリー・バスゲイト

原題:Billy Bathgate
公開:1991年11月1日
時間:106分
監督:ロバート・ベントン*
原作:E・L・ドクトロウ*
製作:タッチストーン・ピクチャーズ*



  • 目次

ストーリー

ニューヨーク*のギャングの殺し屋ダッチ・シュルツは片腕的存在で殺し屋のボーの裏切りに気づき、彼を始末しようとしていた。シュルツが席を外すと、セメントに足を固定されたボーはシュルツの側近ビリーにどうやってシュルツの側近になったのかと尋ねる。ビリーは彼との出会いのきっかけはジャグリングだと話す。

1935年、ニューヨークのブロンクスに住むアイルランド系アメリカ人の15歳の青年ビリー・ビーハンは橋の上でジャグリングをしていると、通りかかったシュルツの目に留まる。シュルツは地元の通りにちなんでビリー・バスゲイトと名乗り、自分の貧しい人生を変えるためにシュルツに賭けることにした。シュルツは幼なじみの殺し屋ボーが敵のボスと密かに会っていたことを知り、ボーとその愛人ドリューを捕まえる。そして冒頭の場面になり、ボーは殺害された。

シュルツは裁判にかけられることになり、オットーの指導のもと田舎町に移住し裁判へ向けた準備が始まった。ビリーはボーの愛人だった美女ドリューのお目付け役を命じられる。ボーは死に際に「シュルツから彼女を守ってくれ」と言い残しており、ビリーは次第に彼女に惹かれていく。

概要

実在のギャングであるダッチ・シュルツの晩年を、架空の側近の青年ビリー・バスゲイトの視点から描く映画。

30代のシュルツを演じるダスティン・ホフマンは撮影当時50代だった。撮影中はホフマンと監督のロバート・ベントン*の間でしばしば口論が繰り広げられ、ジェフリー・カッツェンバーグ*が仲裁に赴かなければならないほどだった。二人は『クレイマー、クレイマー』(1979年)以来2度目のタッグだった。

ヒロインのドリューはニコール・キッドマンが演じた。この映画はR指定であり、彼女のヌードシーンが含まれている。

製作費4,800万ドルに対し、興行収入は1,550万ドルに留まった。

キャスト

ダッチ・シュルツ ダスティン・ホフマン 谷口節
ドリュー・プレストン ニコール・キッドマン 勝生真沙子
ビリー・バスゲイト ローレン・ディーン 梁田清之
ボー・ワインバーグ ブルース・ウィリス 大塚芳忠
オットー・バーマン スティーヴン・ヒル 大塚周夫
ラッキー・ルチアーノ スタンリー・トゥッチ 納谷六朗
ジュリー・マーティン マイク・スター 島香裕
アーヴィング スティーヴ・ブシェミ 荒川太郎
ルル ジョン・コステロー 島田敏
ミッキー ビリー・ジェイ 江原正士
ディキシー・デイヴィス ティモシー・ジェローム 家弓家正
ハインズ スティーブン・ジョイス 塚田正昭
メアリー・ビーハン フランセス・コンロイ 達依久子
ベッキー モイラ・ケリー 水谷優子
アーノルド ケヴィン・コリガン 松本保典
ハーヴィー・プレストン ザンダー・バークレー 江原正士
マキナニー神父 バリー・マクガヴァン 塚田正昭
チャンバース テリー・ローリン 塚田正昭
消防隊員 ハリー・オライリー 小杉十郎太
ドリューの友人 安達忍
新聞屋 松本保典

タグ:

長編映画
最終更新:2021年11月01日 11:36