マデリン
概要
『ノートルダムの鐘II』のヒロイン。
サルーシュのサーカス*の看板娘を務める金髪の女性。6歳の頃、サーカスに盗みに入ったところ、団長の
サルーシュに拾われてサーカスの手伝いをする傍ら、盗みのサポートもさせられている。彼女としては綱渡りの仕事をしたがっているが、「笑って立っているだけでいい」と仕事を任せてもらえない。
サーカスが
パリ*にやってきた時、
カジモドと出会い、仕事と心の間で葛藤する。
カジモドとは、悪党に育てられてきたという境遇が類似している。蜘蛛が苦手。
エピソード
その後、カジモドは友人の
エスメラルダ、
フィーバス、
ゼファーとサーカスを見に行き、マデリンと再会する。マデリンはゼファーに優しく接するカジモドの姿を見て彼の人間性に触れる。カジモドはマデリンのためにパリを案内し、彼女に恋をする。マデリンは手品のアシスタントではなく、大好きな綱渡りをしたいと思っており、カジモドはそれを応援する。
いよいよ鐘の盗難を実行に移す時が来た。サルーシュはカジモドを守りたければ、彼を大聖堂から外へ連れ出せと命令する。マデリンはカジモドを連れ出して二人で楽しい時間を過ごしていたが、カジモドがノートルダム大聖堂の異変に気付く。急いで戻るとラ・フィデルが盗まれていた。ガーゴイルの証言によると犯人はサルーシュの一味で、ゼファーと
ジャリが彼らを追っていったという。カジモドはマデリンが自分を利用しようとしたことに憤慨し、護衛隊長フィーバスに彼女を差し出す。
サルーシュの行方がわからず困るフィーバスたちに、マデリンはサルーシュなら手品と同じく地下を通ってラ・フィデルを運ぶはずだと推理する。マデリンを信じようとしないフィーバスだが、息子が心配なエスメラルダの説得で、
カタコンベ*を捜索する。カタコンベでジャリを見つけたカジモドたちはサルーシュを発見するが、ゼファーを人質に取られてしまう。マデリンは「自分なら助けられる」と宣言し、カジモドは彼女の手枷を外す。マデリンはカジモドが張ったロープの上で綱渡りをしてゼファーを救出。人質を失ったサルーシュは護衛隊に逮捕される。
ラ・フィデルが元に戻り、
愛の祭*が執り行われた。カジモドとマデリンはお互いに愛を叫び、カジモドの代わりにゼファーがラ・フィデルを鳴らすのであった。
登場作品
2000年代
声
最終更新:2021年01月11日 15:15