航空機被ダメージ計算 (※作成完了:以後の編集は不可)



はじめに

航空機の被ダメージ計算は、自作航空機とそれ以外の元からデータにある航空機で異なります。
自作航空機の場合、機動性の値からダメージ軽減率を計算して、敵兵装からのダメージを計算します。
一方、既製の航空機は、艦艇同様にXcm対応防御の設定があり、それに応じたダメージ軽減率が利用されます。
以下の記述は、全て自作航空機に関する計算になります。


ダメージ軽減率と被ダメージ

自作航空機のダメージ軽減率は、以下の式で計算されます。(小数点以下切り捨て)
ダメージ軽減率 = 機動性 × 0.3 + 46
自作航空機の被ダメージ計算は、以下の計算式になります。(但し小数点以下切り捨て)
ダメージ = 攻撃力 × (100 - ダメージ軽減率) ÷ 100
具体例として、機動性100の航空機が攻撃力250のミサイルを受けた場合
ダメージ軽減率 = 100 × 0.3 + 46 = 76%
ダメージ    = 200 × ( 100 - 76 ) ÷ 100 = 48
ミサイル1発あたり50ダメージを受ける事になります。


チャフと電磁防壁

チャフ・フレアー、航空機用電磁防壁を装備している場合、以下の軽減率の通りに軽減されます。
この際、当然ですが、対応した兵器のダメージのみ軽減されます。(電磁防壁装備でもミサイルのダメージは減らない)
補助兵装
チャフ・フレアー 30% 35% 40% 45% 50% 60% 70% 80%
航空機用電磁防壁 30% 40% 50% 60% 70% 80%
先ほどの例でチャフフレアーⅤ装備なら
ダメージ = 48 × ( 100 - 50 ) ÷ 100 = 24
24ダメージを受けることになります。


部隊ランク

部隊ランクは防御力には関係せず、耐久力を高める効果があります。
ランクE: 表示上の耐久力そのまま
ランクD: 耐久力1.2倍
ランクC: 耐久力1.4倍
ランクB: 耐久力1.7倍
ランクA: 耐久力2倍
ランクS: 耐久力2.5倍


具体例1

XB-06j
謎エンジンⅣ 強化装甲16
チャフⅤ 電磁防壁Ⅵ レーダー
誘導ビーム 2t爆弾
耐久175 機動性79
この航空機に、難易度ノーマルにおいて、中盤のミサイル発射機から発射される、
ミサイルB2(攻撃力125)が当たった場合を考えます。
ダメージ軽減率 = 79 × 0.3 + 46 = 69%
ダメージ = 125 × ( 100 - 69 ) ÷ 100 = 38
さらにチャフⅤ(50%軽減)によって
最終ダメージ = 38 × ( 100 - 50 ) ÷ 100 = 19
以上より、1発のミサイルで19ダメージを受けると計算できます。
耐久力が175ですから、9発までなら耐えられる計算です。


具体例2

XB-06j
謎エンジンⅣ 装甲無し
チャフⅤ 電磁防壁Ⅵ フライバイライト
30mmバルカン Mk81通常爆弾
耐久100 機動性150
具体例1同様にミサイルB2が当たった場合
ダメージ軽減率 = 150 × 0.3 + 46 = 91%
ダメージ = 125 × ( 100 - 91 ) ÷ 100 = 11
さらにチャフⅤ(50%軽減)によって
最終ダメージ = 11 × ( 100 - 50 ) ÷ 100 = 5
以上より1発のミサイルで5ダメージ受けると計算できます。
耐久力が100ですから、19発まで耐えられる計算です。


まとめ

具体例からも分かるように、航空機の耐久能力は、単純に装甲を上げれば良いというものではない事がわかります。
おおざっぱに言って、機動性が元から低い場合は装甲重視、機動性が元から高い場合機動性重視のセッティングで
耐久能力が一番高くなると考えられます。




最終更新:2013年04月14日 15:01