Parts.pts

"Parts.pts"は、HLG画面におけるパーツの選択肢、パーツと3Dモデルファイルの対応、HLGパーツの設置制限等を定義しているファイルです。
ファイル長:54,004byte(固定)


データ構造

ヘッダ部分とデータ部分に分かれます。

1.ヘッダ部

ヘッダ部分は、はじめの4byteだけです。
アドレス 説明
0x00-0x01 0x0000
0x02-0x03 データ部のデータ個数

2.データ部

1つのデータにつき0x36=54byte
アドレス 説明
0x00 兵装大別、0:武装、1:主缶、2:主機、3:艦橋・エレベーター、4:煙突
0x01-0x02 兵装種別。100cm砲、80cm砲などの選択部分。
ここの値もしくはaddress:0x00の値で参照するzndファイルが異なると思われる
0x03 連装数。0:単装、1:連装、2:3連装、3:4連装などの連装数選択。選択肢の無いものは0xFF
但し、艦橋については+1hで搭載能力(小格納庫15個分)追加、+2hで排煙能力(30)追加となる。
0x04 砲身長。1:45口径、2:50口径などの砲身長選択選択肢の無いものは0xFF
0x05-0x09 0xFF固定
0x0A-0x0B 各々のzndファイルにおけるパーツのid
0x0C-0x0F 空母の搭載可能形式。+1h:空母1で搭載可、+2h:空母2で搭載可・・・。全空母で搭載可能にするには0x0FFF
0x10-0x13 戦艦の搭載可能形式。空母と同様。全戦艦で搭載可能にするには0x1FFF
0x14-0x17 航空戦艦の搭載可能形式。空母と同様。全航空戦艦で搭載可能にするには0x0F
0x18-0x1B 巡洋艦の搭載可能形式。空母と同様。全巡洋艦で搭載可能にするには0x3FFF
0x1C-0x1F 駆逐艦の搭載可能形式。空母と同様。全駆逐艦で搭載可能にするには0x0FFF
0x20-0x23 潜水艦の搭載可能形式。空母と同様。全潜水艦で搭載可能にするには0x7F
0x24-0x27 潜水空母の搭載可能形式。空母と同様。全潜水空母で搭載可能にするには0x07
0x28-0x2B 超兵器の搭載可能形式。空母と同様。全超兵器で搭載可能にするには0x0F
0x2C-0x2D パーツを使用可能な国家。+1h:日本、+2h:アメリカ、+4h:イギリス、+8h:ドイツ
0x2E-0x2F cginfo.cgsにおけるid(つまり、そのパーツに対応する3Dファイルを示している)
0x30 前後左右のフラグ?
0x31 何かのフラグ
0x32 配置可能部位。
+1h最前部、+2h前方、+4h中央、+8h後方
+10h?(潜水艦用魚雷のみ)、+20h側面?(高角砲など)、+40hひな段?(基準面以外への設置?)、+80h空母甲板?
0x33 0x00固定
0x34 配置パターン。
00:ガスタービン、01:ボイラー・タービン(駆)、08:格納庫等、0C:舷側砲、11:ボイラー・タービン、28:空母・潜水艦橋、
2C:魚雷発射管(艦内)、48:VLS、49:艦橋・煙突、4C:巡洋潜水高角砲・探照灯、4D:通常装備(対称移動)
4F:通常砲 68:空母砲、6C:巡洋潜水高角砲(5inL38)、88:空母高角機銃探照灯
0x35 0x00固定

注意点として、0x03の連装数については元々準備されている連装数から選ぶだけなので、例えば魚雷の6連装化やAGSの連装砲化は出来ません。
但し、AGSの単装砲の能力のままで、見た目だけを連装化することは可能です。


以下の画像も参照してください。(例:爆雷。開始アドレス0x5B564)



また、以下にいくつかの実例も示します。

○61cm魚雷の搭載制限を解除して戦艦に搭載出来るようにしたもの。(61cm魚雷3連装のデータにおいて、address:0x10-0x13に0x00001FFFを書き込み)
○30.5cm砲の配置制限を解除して、自由配置を可能にしたもの。(30.5cm50口径砲のデータにおいて、address:0x34の0x4F→0x48に書き換え)




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最終更新:2015年10月04日 20:04