「若造、職人の意地を見せてくれるぞ!」
【名前】 |
匠 転助 |
【読み方】 |
たくみ てんすけ |
【分類】 |
登場人物 |
【所有ナビ】 |
タップマン |
【登場作品】 |
「4」 |
【アニメ版のCV】 |
広瀬 正志 |
【詳細】
この道50年というコマ職人のおじいさん。当該のトーナメントの参加者の中では最高齢となる68歳。
コマ作りに没頭してきたが、ゲームどころか
ネットナビの時代とあっては流石に孫のコウスケのウケも悪く、彼との話題作りの為に
タップマンを自作して
デンサンバトルトーナメント(
シティバトルトーナメント)へ参加した……
……までは良かったのだが、急ごしらえで作ったタップマンは故障しがちで言動も怪しく、予選こそ通過したものの、本戦を戦えるかは正直 微妙な所だった。
忘れっぽい上に頑固で意地っ張り、おまけにプライドの高さも加わって典型的な
老害職人気質といった様子。
双子の兄が主催する「ネットバトル同好会」にも面識はあるようだが、今まで「ネットバトル = 子供の遊び」として散々 馬鹿にしていたらしく、代理で訪れた
光熱斗も危うく門前払いを喰らう程、メンバーからは白い目で見られている。
コマの方がよっぽど「子供の遊び」の道具じゃ……
自ら制作した
電動ゴマが誤作動を起こした際に、偶然 居合わせた
光熱斗と
ロックマンがこれを止めたことで彼らと知り合ったが、その際も「
ウイルスは自分とタップマンで退治できた」と主張して逆ギレし、「故障中だというナビを見てみようか?」という熱斗の申し出にも「故障中のナビを見られるのは屈辱じゃ!」と突っぱね、食い下がる熱斗にぶちまけたのが上記の同好会の話と、初っ端からアクセル全開だった。
その対人的な不器用っぷりを見るに見かねた熱斗とロックマンがネットバトル同好会に働きかけ、代わりに試験へ挑戦する事を条件に協力を取り付ける事に成功。
二人の努力を認めた同好会の会長 = 双子の兄は転助に会ってはくれたものの、やはり似た者同士なのか熱斗が待ち合わせ場所に辿り着いた時には既に罵倒の応酬が始まっており、最終的には熱斗まで精神に異常をきたしながらも双子の兄がやけくそでナビ作りの心得を伝授し、タップマンは大会直前で何とか改修が間に合った。
一応、試合前には熱斗にも「世話になった」事に触れてはおり、礼こそ言わなかったが、彼なりに感謝の念は持っている様子。
試合後も熱斗との再戦を誓い、同好会のメンバーも実力を認めて歓声を送り、兄には素直に礼を伝えて認め合い、コウスケも独楽の魅力に気づいて、めでたしめでたし……
……となったのに、結局 兄とはどちらのナビが強いかで喧嘩にもつれ込むという締まらない終わり方だった。
もっとも、急ごしらえにもかかわらず、ほとんどゼロからきちんと個性を持ったナビを作成し、場合によっては不調を抱えながらも1回戦は突破に成功する事もある。
作成していた電動ゴマも詳細こそ解説されていないが、無線プラグインが可能な造りになっている等、しっかり最新テクノロジーを取り込んでおり、曲がりなりにも職人らしい執念と勘の良さを持っている事がうかがえる。
最終更新:2024年03月08日 21:08