【地名】 |
スカイタウン |
【読み方】 |
すかいたうん |
【分類】 |
建物・場所 |
【登場作品】 |
『6』 |
【BGM】 |
スカイタウン |
【詳細】
才葉シティの一部で、遥か上空にある町。
才葉シティの気象管理を行う施設でもあり、この町からは天気予報の代わりに
「的中率100%の天気予告」が配信されている。
的中率が100%なのは、スカイタウンに存在する
ウェザーくんのお陰らしい。
…町とは言うものの、商店どころか住宅すら見当たらない。
職員用の部屋ぐらいはありそうだが、これを町と呼んでいいのだろうか?
一応ゲームの事情で省略されているだけで本当は商店や住宅もあると考える事もできなくもないが……
上空10,000メートルに町の中心部があるため、
リニアバスで直接向かうことはできない。
海上に建設された
気象管理局から高層エレベータに乗っていくことができる。
フォースプログラムという莫大なエネルギーを生み出すプログラムがウェザーくんに組み込まれており、そのエネルギーを上空に放出することで天気をコントロールしている。
このため、的中率がどうという以前に「定期的に決まった天気を市民に伝えてる」と言ったほうが正しい。
スカイタウンが浮かんでいられるのも、このフォースプログラムの恩恵があればこそ。
劇中では
WWWにプログラムが奪われてしまったことで一時墜落の危機に瀕するも、
アイリスがその場で代わりとなるプログラムを組み上げたことでその危機は回避された。
ところでこのスカイタウン、どう見ても柵は存在しない。
高層エレベータをでた瞬間から吹きさらしである。しかもエレベータの直後に登り階段がある
車輪つきに見えるチップトレーダースペシャルが吹きさらしの隅に置かれている。本当にちょっと押したら落ちそうである。
透明で見えないガラスの壁でもあるのかと思いきや、熱斗が大ジャンプで向こう側に移ろうとした場面もあるので、それすら無い様子(偶然その区画だけ壁が無い場所だった…という可能性も否めないが)。
さすがに人が落ちた時のために電子制御のクッションで助けるといったシステムが備わっていると思いたいが、推測の域を出ない。
そもそも、風が吹いただけでも落ちる可能性の高い危険な足場の上を熱斗はローラーシューズで全力疾走しているので、深く考えてはいけないのだろう……。
そもそも柵が全くないという似たような場面が「1」からあるのに、それを今更突っ込むのは遅ればせながらだろう。
ちなみに、このような場所にも関わらず屋外からプラグインする場所が多い。
そもそも高度10,000mとなると亜成層圏である。まず呼吸が困難であり、長時間留まれば高山病どころか確実に死に至る。
ちなみに、現代での一般的な旅客機が飛ぶ高さがちょうど10,000mぐらい。コントロールを間違えれば
飛行機が突っ込む危険もある。
また現実における世界最高峰のエベレストが高さ8848.86m。居住にはとても適さないので「1000mから1桁間違えたのでは?」という声もあるが、気象を操作するとなるとこの位の高度が必要な可能性は高い。
作中では、この
10,000mの高さから一部の橋が爆破されて落下する。落ちた先の被害が気になる所である。
町として成立しているということは、おそらくは何かしらの近未来技術でその辺りも対策されていたりするのだろうが、色々な面で恐ろしい町である。
なお初めて訪れた際には
実際に酸欠を起こしかけている一般市民らしき人物がいる他、
リズミカルポエムの会話によると、熱斗も「結構頑張ってる」とのこと。この世界の人間がそれだけ頑丈であるからこそ成立している町という事なのかもしれない。
電脳世界
最終更新:2025年06月12日 16:53