100人斬り

【名前】 100人斬り
【読み方】 ひゃくにんぎり
【分類】 用語
【登場作品】 『5』

【概要】

『5』に登場したミニゲームの名前。
みんなのトラウマでもある。

挑む場所はシャチホコ城
ストーリー上でメインコンピュータが不正アクセスを受け通信障害が発生。
それを解決するためにお城の最上階に向かう途中で、道を塞ぐ仏像をどかすため、近くの武者の木造から木刀を受け取って挑むことになる。

内容としては「十字路になっている道の中心に立った熱斗に向かって四方から襲ってくる「ジュウジュツくん」という道着姿の人形を、向きを合わせてBボタンで斬って迎撃する」というもの。
これの何が大変かというと、ロックマンエグゼはマップがクォータービューで表現されている作品のため、十字路とは言ったが実際にはX字になっており、方向転換にはちゃんと斜め入力しないと反応しないという点。
ロックマンエグゼはGBAの作品ということで操作が基本十字ボタンであり、斜め入力には同時押しを要求されるため、咄嗟に、正確に、連続してとなるとかなり難しい。下手すると指を痛める。

そんな風に方向転換する時点で大変なのに、人形は一定数斬るごとにスピードアップする。
開始時点ではだが、21体目から、41体目から、61体目から、そして91体目からはとなり、色が切り替わると同時にスピードが一段上がる。
特に切り替わるタイミングではスピードの違う人形が同時に来るので焦りやすい。
しかも、木刀の攻撃判定が見た目よりも小さめであり、見た感じではしっかり当てたつもりでも空ぶるといったミスも起こりやすい。
かといってギリギリまで引きつけ過ぎると今度は人形が木刀をすり抜けてしまう*1。なので遠すぎず近すぎずの距離感で当てに行かなくてはならない。

そしてこのミニゲームは100人ノンストップで斬らなければならない。途中で失敗するとまた1人目からやり直しとなる。
ミニゲームであるが故に強力なチップで力押しすることも当然不可。人形の出てくる方向やタイミングも固定ではないので、暗記して先読みすることもできない。
ある意味ボスナビ戦より嫌らしい。

何回か失敗したら動きが遅くなるとか、数が減るとか、そんな救済措置もあるわけがなく、
人によってはラスボスのネビュラグレイよりキツいと言う人も。

こんな大変なミニゲームを、クリアしないと先へ進めないためプレイヤーは必ずやらされることになる。誰だこんなシステム作った奴は責任者出てこい
この後にあるのも難易度の高いシャチホコの電脳なので、この辺りで投げてしまうプレイヤーも多いだろう。
リベレートミッションなどと合わせて、エグゼ5が難易度が高いと言われる理由の一つである。

『5DS』はボイス実装により、失敗するたびに熱斗の断末魔を何度も聞かされるハメになってしまった。
また、「ボクらの太陽」のソフトをダブルスロットしていると武者の木造がおてんこさまの像になっており、1,000匹斬りに挑むことができる。
1,000匹斬りでは迫ってくるのがコウモリになっており、斬った数に応じてボクタイトレーダー用のポイントがもらえる。

クリアできない場合は、ゲームハードを切り替えるという手がある。
『5』ならばゲームボーイプレーヤー&GCコン、『5DS』ならスライドパッド付きの3DSといったスティックがあるハードでプレイすれば少しは楽かもしれない。
GBASPや初期型DSといったボタンの素材がタクトスイッチのハードでプレイするのもいいかも。

一応、公式からの回答でも「ボクトウを振っている間は方向転換がしづらいので、Bボタンは連打せずにタイミングよく入力しましょう」とあり、
ゴリ押しの適当連打で振り回すのではなく、床の模様などを見てどれくらいの距離からなら当たるかを見切り、音ゲーのように確実に当てていくのが良い。

VC版ならクイックセーブがある。流れが落ち着いたタイミングでクイックセーブできれば中間地点として利用できるので、どうしてもクリアできなければ活用しよう。

タグ:

用語
+ タグ編集
  • タグ:
  • 用語
最終更新:2025年01月21日 23:06

*1 特に二体同時撃破を狙う場合に起こりやすい。この場合、前の人形に攻撃が当たらず後ろの人形に攻撃が当たるという極めて不可解な現象が起こる