マイクのノイズ対策
稀なケースだと思うのですが、いつも配信している場所(モニタ前)にいるとき、マイクがノイズ(高周波音)を拾ってしまいます(身体が電波を受信している?)。
高周波音が発生しなくなる条件、及び試してダメだったこと。
- 別のPCにマイクを接続したけど改善されなかった。
- オーディオケーブルの交換をしても改善されなかった。
- 手元にケーブルが2本(5年以上前のケーブル)あり、1本目から2本目に交換したときに少し改善されたので、もしかしたらケーブルを変えればよくなるかと思って新しく(ソニー製)買ってきて交換したけど改善されなかった。
- ヘッドセットを付けたままその場所から横に1mほど移動すれば高周波音がしなくなる。
- マイクアンプ本体やPC本体(金属部分)に触れると高周波音がしなくなる。
- ヘッドセットを外せば高周波音が(殆ど)しなくなる。
以上のことから身体が電波のアンテナとして作用し、ノイズを拾っていると結論に至りました。
改善策としてPCケースに電線を繋いで身体の一部分に触れさせることにしたのですが、常に触れさせておくのは面倒なので代わりに
アルミホイルとアルミテープと透明テープと電線で下記画像(約30cm x 10cm)のものを作成(2012年11月)し、お尻の下に敷いた状態で試したところ完全ではありませんが気にならなくなる程度の効果がありました。(下着やズボンを着用した状態だと効果が若干低下しますがそれでも十分でした。また、ノイズ対策無しの状態でリスナーさんにノイズがしているか聞いてみたのですが、ゲーム音が大きいためか気にならないとレスを頂きました。)
その後、身体に触れない据え置きタイプのスタンド型マイクならいいんじゃないかと思い、
SONY ECM-PCV80U(2012年12月末 Amazonで2,706円)に買い換えたところノイズが発生しなくなりました(
補足説明有り:AGC機能について)。
しかし、環境によってはマイクを変えると更に状況が悪化する場合があるようです。高価なマイクにしたらノイズが無くなるという訳でもなく、各機器の相性問題でノイズが発生することがあるようです。
ついでに
マイクスタンド デスクアームを自作しました。
ノイズ問題は一応解決したのですが「マイク ノイズ」でググったところ、配信環境機器(PCやディスプレイ)のアースを取れば概ね問題が解決する場合があるとのこと。
以前からアース接続をしていたつもりだったのですがテスターで測定したところ正しくアースされていませんでした。
今回(2012年1月)、ググったサイトを参考にアース接続をやり直したところ、テスターの測定結果も94.5vとなり正常な値が出ました。(※AC100Vコンセントのホット側とアースの電位差が100Vに近ければ正常にアースされている。)
- Sony ECM-PCV80UのAGC機能について
- このマイク付属のUSB Audio Box(いわゆる USBオーディオインターフェイス)を利用する場合、初期設定では「AGC(Auto Gain Contorol)」が有効になっているので無効にすることを推奨します。というのも1秒くらい喋らないだけでAGC(自動マイクブーストみたいな機能)が利いて小さなPCケースファン等の音が増幅されてノイズになることが多々発生したからです。常に喋ってるなら有効のままでも問題はないのですが。
- AGCを無効にするにはWin7の場合、「コントロールパネル」→「サウンド」を開き「録音」タブにある「マイク(UAB-80)」のプロパティを開き、「カスタム」タブにある「AGC」のチェックを外し、「適用」または「OK」をクリック。
※他のノイズ対策を行ったので下記画像のものは現在使用していません。
表
裏
アルミテープと透明テープ
最終更新:2013年06月21日 18:08