若林豪(わかばやしごう)

情報

  • 1979年生

主な作品:

特色:

  • 元々は東映の子会社である東映アニメーションの社員として2004年入社。海外営業担当として数年のフランス駐在後日本に戻され「ハートキャッチプリキュア」のアシスタントPからアニメPとして活動を開始。その後「トリコ」でサブPを担当した後、2012年より2年間「聖闘士星矢Ω」のメインPを務め、原作者との折衝なども担当していたようである。
    • 「聖闘士星矢Ω」はクレジット上原作つきではあるが全編アニメオリジナルであり、特撮といい勝負で頑固な信者の多い「星矢」シリーズに(当時としては)様々実験的な要素*1を持ち込み賛否両論を巻き起こした。
    • なお当の伊藤ヒロ本人は「星矢Ω」の展開に関して、ああなったのは自分のせいだけではないとTwitterで回答している。
  • 2014年に短期「ドラゴンボール改」のサブPを務めた後東映本社との交換人事で実写の方に異動しニンニンジャーの立ち上げ作業から参加。トッキュウの後半からもサブPに着任し、彼と交代する形でトッキュウの前半サブPだった石川啓*2が22話をもってトッキュウから降板し東映アニメーションに異動している。
  • 若松豪と名前が1字違いだが、完全に別人である。また同名の俳優もいるが、これは親が俳優のほうのファンだったため付けられた本名である。また、アニメ系の音楽プロデューサーにも同姓同名の別人*3が存在する。
    • 上記の若松・俳優の若林との混同が絶えないためか、白倉伸一郎がツイで別人であることを改めて明言している。
  • 手裏剣戦隊ニンニンジャーにサブPとして起用された件に関して、今後は上記の交換人事や「星矢Ω」に不満を持っていた層からの批判が避けられないと思われる。
  • ニンニンジャー13話でサブが同じく東アニからの出向の柴田宏明に交代したことが確認されたた。
    • 2016年3月公開のアニメ映画「プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」にクレジットがあり、東アニに帰還したことが判明。
    • 上記作に関して「プリキュア新聞」2016年春号にて、アニメ以上にタイトな特撮の制作体制をヒントにして厳しいスケジュール問題をクリアした*4旨を語っており、特撮での修行経験を確実に実にしているようである。

特撮!板での扱い

  • サブとはいえ作品途中でのP交代は多少の波紋があったものの、既に基本設定を作り終えた後に参加したトッキュウには影響はほぼ見られなかったため多くの住民は静観の模様。
    • 但し、今までも東映と関連企業の人事交換がなかったわけではなく、時期を近くしてテレビ朝日に2年間出向していた高橋一浩*5が東映に帰還しており、白倉伸一郎も過去に約2年のTV朝日出向経験がある。 
  • 上記の経歴の通り他のサブ陣と違い実写経験は殆どないため、特撮ファン的には影響を計りかねている部分もある。
  • 実写系の人脈はまだ乏しいため、声優やサブライターの起用などに影響があると見られていたが、下記のように実際そうなった。
    • ニンニンジャーの東映公式では所声優関係の記述を担当しており、また後のインタビューで藩めぐみ*6の十六夜九衛門役への起用を行っていたことが判明した。
    • また、ニンニンジャーのテレマガ付録DVDにて「ハピネスチャージプリキュア!」「Ω」のサブライターだった小山真*7が実写未経験ながら起用された。

小林信者からの扱い:

  • Ω一期で信者の仇敵である横手大和屋をサブとして起用したため実写への異動前から警戒対象となっており、Ωオンエア当時にも関連スレに乗り込み、旧作固執派の星矢ファンの尻馬に乗った叩きを行おうとする動きが見られたが、全くシリーズに関係なかった小林やシンケンを持ち上げるなど尻尾を出していた。
    • このため武部・下山とともにターゲットになる危険性が高い。
  • トッキュウジャーの後半の売上*8が下降したことを彼の着任のせいにしようとする。
    • 基本設定を作っていたのはメインの宇都宮・小林であること、最終的な決定権がメインにあることには目をつぶっている。

コメント

  • 様は、2ちゃんねらーが騒いでるだけじゃねえか、星矢の場合親子で楽しんでる世代も多かった。 -- 名無しさん (2015-05-12 19:56:19)
  • ニンニン前期で離れたという事はゴーストのチーフ就任あるか? -- 名無しさん (2015-07-12 12:16:20)
  • 流石に角川の若林と間違える奴はいないだろ -- 名無しさん (2015-11-15 19:44:28)
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最終更新:2023年08月06日 00:35

*1 当時の星矢ファンは「黄金聖闘士はイケメン男でなければ」という固定観念の強い旧作固執ファンが根強く、女性レギュラーや老人・女性の黄金聖闘士投入は当時激論を巻き起こした。またアダルトゲーム出身ライターでアクの強い作風で知られる伊藤ヒロ(本作では伊藤イツキ名義)を起用。ただし、斬新な要素を多々入れたのは当初旧作に近い初期案を持って行ったところ、派生作品に自作と違う要素を求める原作者の車田正美が却下したためである。Ω以降の派生作品では原作の男性キャラの女体化リメイク、女性主人公などは当たり前に出ている

*2 彼は実写畑育ちであり、宇都宮孝明作品等でP補、サブPを務めていた。東アニ異動後マジンボーンのアソシエイトPに着任

*3 声優原田ひとみの担当者

*4 当該の映画はキャラ数が多い上にミュージカル仕立てだったため作画などの手間がかかる仕様だった

*5 仮面ライダーでW〜フォーゼまでのサブPを務めた。2012年にテレビ朝日コンテンツビジネス戦略部出向、2015年に「仮面ライダー4号」サブPとしての復帰が確認された

*6 彼女が前年度レギュラー出演していた「ハピネスチャージプリキュア!」の監督とメインライターは若林がΩ2期で組んだ長峯達也と成田良美であり、若林が同作の現場に赴いてオファーをした旨が「宇宙船」で公表されている

*7 「星矢」の旧作TVアニメやタイムボカンシリーズのメインライターだった小山高生の息子

*8 但し3Q・4Qは元々売上的には30億台を上回ることが難しい時期であり、近年4Qが30億を突破しているのはゴーオンジャーのみである