白倉伸一郎

情報

主なプロデュース作品:

特色:

  • 『鳥人戦隊ジェットマン』中途よりプロデューサー補として番組に参加。『恐竜戦隊ジュウレンジャー』中途にてプロデューサーに昇格。『超光戦士シャンゼリオン』でチーフプロデューサーに昇格。第1期平成仮面ライダーでは7作ものチーフPを務め、その立役者として知られている。
    • 平成仮面ライダーには第1作「クウガ」で髙寺成紀の予算管理能力やスケジュールの遅れに懸念を抱いた鈴木武幸によってプロデューサー補として途中参加していた。
    • その流れで平成仮面ライダーシリーズを引き継ぐ形になった。555までで一度は「1年限りだからできる激務を結果的に3年続けてしまった。」と言って降りたが、響鬼で髙寺成紀の尻拭い的に再びメインに就くことになる。キバでは後進の育成のため弟子的存在の武部直美にメインを譲り、次作ディケイドにて第1期の総括をして、テレビシリーズから離れた後は主にコラボ映画のプロデュースなどをしている。
      • 武部直美の事は弟子として買っている模様で、ツイッターでも誉めていた事がある。
  • 従来の特撮ヒーローが持っていた善悪二元論、勧善懲悪的な論法に対し非常に懐疑的であり、ヒーロー的な「正義」の概念を否定する要素が含まれることが多い。
    • 従来のヒーロー観を否定した『超光戦士シャンゼリオン』は平成仮面ライダーシリーズの先駆けともいえる作品である。平成ライダーには第2作仮面ライダーアギトからチーフPを務め、結局第1期平成ライダーは白倉の色が濃い作品群となっている。
    • 2016年に久々のシリーズもののプロデューサーを務めた仮面ライダーアマゾンズの製作発表において「最近のライダーは面白いですか?個人的には、ここ数年あまりおもしろいと思っていない」と内部の人間が第2期平成ライダーを否定するような衝撃発言を行っている。そして「メジャーになりトゲを抜かれた平成ライダーにトゲをもたらすため」アマゾンズを製作したと語っている。
  • 感覚が合うのか自身の作品では井上敏樹を使うことが多い。
  • 設定よりも、その瞬間の盛り上がりを重要視するP。通称ライブ感。
  • 商売上手で、仮面ライダーでは高売上を達成することに定評がある一方、ライダー以外では苦戦が目立つ。
  • 現在は東映の関連会社の社長および東映の執行役員のため、Pよりも経営陣的な仕事にウェイトを置きつつある。
  • 平成最後の作品となるジオウで久々にTVシリーズのメイン復帰。
  • 「ゼンカイジャー」では珍しく戦隊のメインを担当する。

小林信者からの扱い:

  • 小林と親和性の高いPで、その功績の大きさや小林をライダーシリーズに引っ張ってきたことから最も信頼性の高いPであり、1期厨の多い信者からは特に重要視されている。
    • 善悪二元論、勧善懲悪の否定など小難しいことを好む信者からは歓迎されており、平成ライダー信者でもある小林信者からは立役者である彼への信頼感は篤い。
    • そんな彼が重用する井上敏樹を好む層もおり、[白倉×井上]作品は[白倉×小林]作品と同様に重要視される場合もある*1
      • 白倉・井上・小林の各信者は親和性も高く密接な関係にあるため、それぞれを兼任している者も多い。もちろん狂信者の場合は逆に敵対心をあらわにしている。
  • しかし仮面ライダーディケイド以降はコラボ映画を連発し、「内容が薄い」「金儲け主義」と信者の反感を買うようになる。
    • 何かにつけて米村正二をコラボ映画の脚本に起用するので、当の米村ファンからも煙たがられている節がある。
  • しかし第2期以降の平成ライダーが白倉が抜けたことで明るい作風になってしまったことで過去の白倉作品への信頼から「白倉待望論」が起こったりと毀誉褒貶が激しくなる。
    • 「白倉待望論」はプロデュースした戦隊が商業的に振るわず、ライダーで視聴率を落とした弟子武部直美への落胆も原因とされる。
  • 2016年の仮面ライダーアマゾンズで「白倉待望論」は現実のものとなる。製作発表での第2期平成ライダー批判は信者にとって「わが意を得たり!」と喝采を送られ、その論の実証のため小林靖子を起用したことで株が急上昇した。
    • 世代交代が進む東映特撮において小林に新たな仕事の場を与えたことで、フェードアウトを危惧していた信者は「また靖子にゃんが見られる!」と狂喜乱舞している。

コメント

  • 武部と組んだ井上や小林が尽くコケた辺り、この人のカリスマ性はなんだかんだで本物だったと実感する。電王商法やディケイド最終回だけはどうにも擁護し難いが -- 名無しさん (2011-10-11 13:13:18)
  • 商売に関して物凄く真面目な人だなと思う -- 名無しさん (2015-08-03 10:20:05)
  • 何だかんだ言ってもこの人の作品は好きだったな。 -- 名無しさん (2015-10-05 00:19:13)
  • この人の一度付き合ったスタッフは大事にするっていうモットーは尊敬してる。 -- 名無しさん (2015-10-09 18:04:33)
  • アマゾンズという牙が歓迎されるかどうか。 -- 名無しさん (2016-04-02 08:51:53)
  • なんというか龍騎の頃の成功体験が忘れられず、それをずーっと引きずっちゃってる人って印象がある。功罪相半ばという言葉が相応しい人。 -- 名無しさん (2016-04-15 12:11:34)
  • アギト~電王の頃は好きだし響鬼のときの対応も好感が持てた。ディケイドあたりから変に色々悟っちゃった感じ。 -- 名無しさん (2016-06-11 16:31:53)
  • 昔の白倉は好きだけどコラボ乱発以降の白倉は好きじゃない。そういうことなんだ。 -- 名無しさん (2016-08-02 20:48:52)
名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2021年12月23日 19:57

*1 ただし高寺の尻拭い的作品である響鬼後半は除く