チームラグナロク - (2011/12/03 (土) 11:58:08) の最新版との変更点
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**チーム・ラグナロク(ちーむらぐなろく)
[[5D's>遊戯王5D's]]に登場したプロ[[ライディング・デュエル]]チーム。
左目に「ルーンの瞳」を持ち、北欧の地に伝わっている「星界の三極神」と呼ばれる[[神のカード]]を操る。
[[イリアステル]]の陰謀に気付き、[[チーム・ニューワールド]]との対戦でその陰謀を暴こうと目論んでいる。
[[遊星>不動遊星]]達とは戦う敵が共通しているものの、ゼロ・リバースの一件から遊星達を信用しておらず、当初手を組む考えは無かった。
[[チーム・5D's]]に敗北してからは協力的な姿勢を見せるようになったが、[[チーム・5D's]]vs[[チーム・ニューワールド]]戦で人的被害が出たにも関わらず、
現実世界に干渉できる三極神で人々を守らなかったり、その間見てるだけだったり祈り続けるだけだったりで、全く協力していなかった。
一応最終的には[[チーム・5D's]]メンバーをアーククレイドルに送り届けるために''虹の橋ビフレスト''を召喚し、彼ら自身の役目を果たした。
「ラグナロク」とは北欧神話における重要なキーワードの1つであり、炎に満ちた九つの世界が海へと没する終末の日を指す。
「神々の黄昏」とも訳され、古くは[[DM>遊戯王デュエルモンスターズ]]に《神々の黄昏(ラグナロク)》というカードが、[[OCG>遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム]]でも《神々の黄昏(かみがみのたそがれ)》というカードが登場した。
尚、三極神はOCG化に辺り、[[神じゃなくなった。>「まるで意味がわからんぞ!」]]オーディンちゃんマジ天使。&footnote(種族、属性サポートが使えるようになったという意味では変更はメリットである。)
**メンバー
***ハラルド(別名・綺麗な小野坂)
チームラグナロクのリーダーであり、三極神の1体《極神聖帝オーディン》の使い手。髪の毛と眉毛がつながっている。
元は空軍大佐であったのだがイリアステルの陰謀を暴くために辞職し(→[[「まるで意味がわからんぞ!」]]も参照)、他の三極神の使い手を探す事になる。
神を3体揃えた後(二体の神がフィールドにいる状態でバトンタッチされただけだが)は、ちょっとした駆け引きで[[決闘]]を盛り上げたが、
最終ターンでは手札を5枚も持て余していたり(しかもすべて罠カード)、神の効果に頼り切ったコンボで決着をつけようとしたりと、
神への依存度が他の2人より高く、実はプレイング的には最もヘタレであり、最弱のリーダーなのではないかと噂されている。
また、通常モンスターが影すら見当たらないのに通常モンスターサポートの《蘇りし魂》を投入している辺り、構築もヘタレているようである。
ロキとトールが残された状態からスタートしながら、ハイリスクローリターンの罠を何度も使用する、追撃として出したモンスターを逆に利用される、
トドメとして&strike(){発動条件を無視して}くりだした罠カード《ギャラルホルン》を利用され自ら神を意味なく除外してしまう((遊星のデッキのモンスターは攻撃力が低く、神3体で攻撃しているだけで十中八九勝てた。《ウェーブ・リバウンド》による1ターンキルを阻止するためとも取れるが、それならばそもそもオーディンの効果を使わなければよかっただけなので、このカードは余計というほかない。))、
神関連のカードしか入れていなかったために壁となるモンスターが出せずそのままあっさり負ける、敗北後に意見を翻して紅茶を飲みながら遊星を支持する、
[[「まるで意味がわからんぞ!」]]…など、いろいろと怪しい点がある。
TF6ではルーンの瞳を悪用し、なんとパックのサーチ行為をしようなどと言い出す始末である。
さらに、彼をパートナーにした状態でシングルデュエルで敗北すると、「このデュエルはルーンの瞳に映す価値がなかった」とも言ってしまう。
129話では自身が追い詰められるたびに顔芸を披露し、一部でその回の作画監督の名前とかけて[[原ルド>原憲一]]と呼ばれるようになった。
***ドラガン
三極神の1体《極神皇トール》の使い手。大柄な体格に黒・金二色の髪と眉毛の持ち主。
怪我をした父親の治療費のために[[ジャック>ジャック・アトラス]]との八百長デュエルを仕向けられ、その結果彼のプライドは大きく傷つけられる事になる。
[[デュエリスト>決闘者]]としての誇りを失った彼は死に場所を求めるかのように雪山を登り続けていたが、ハラルドと出会いチーム・ラグナロクの一員となった。
登場時は八百長を持ちかけた張本人である[[ゴドウィン長官>レクス・ゴドウィン]]や[[イェーガー]]をスルーし、当時何も知らなかったジャックを敵視していた。
そもそも持ちかけられた八百長を受け入れたのは自分であり、しっかりと金まで貰っているのだから、彼の主張は1から10まで全て逆恨みである。
熱いデュエルを繰り広げた[[それまでの>チーム・ユニコーン]][[チーム>チーム・太陽]]との対比は凄まじく、登場早々にラグナロクの株をドン底まで叩き落とした。
だが、ジャックに敗北した後は素直に彼の実力を認めた。
***&anchor(Ragnarok_Brave,option=nolink){ブレイブ}
三極神の1体《極神皇ロキ》の使い手。二色の赤毛に緑の瞳、身長はチーム内で一番低い。
[[ライディング・デュエル]]のトリックスターと呼ばれ、変幻自在のカード戦術のほか、走行中に立ちあがりポーズを取るなど、個性的なパフォーマンスを見せる。
元は一匹狼で、世界中を股にかけるトレジャーハンターだったが、探索の途中で戦争孤児たちの住む島へ辿りつき、彼らを養うようになる。
そして世界の各地で行われている紛争に、[[イリアステル]]が関わっていることを知ったのち、三極神の使い手を探すハラルドと出会う。
ハラルドからロキのカードを奪って逃走中にボート事故にあった際にルーンの瞳が覚醒し、チーム・ラグナロクの一員となった。
自分の使命はイリアステルと戦い、子どもたちを守ることだという信念を抱いており、似た境遇の[[クロウ>クロウ・ホーガン]]と決闘することとなる。
ドラガンがチーム全体の株を大幅に落としていた事に加え、そのドラガンからトールを受け継いでデュエルを始め、
何よりも、一番最初に使用した罠がチートカード《フリッグのリンゴ》((後にOCG化した際は弱体化))だったため、
「トリックスターと言うよりカードパワーに頼っただけ」と言う誹りを受ける事になるが、その後は三極神の弱点であるバウンス・除外対策を
巧みに利用してクロウを追い詰め、最終的には引き分けるものの神2体を引き継ぐ等、かなり高いプレイング能力を見せつけ面目躍如を果たした。
彼のプレイング能力を少しでもリーダーにもわけていれば勝てていたに違いない。
「頂戴する」が口癖。しかし初っ端から思い切り使い方を間違っていた。トレジャーハンターなので、人間との会話の機会が少なかったのだろうか。
**星界の三極神
[[三幻神]]・[[三邪神]]と対を成す北欧神話の三神を指す、神属性・幻神獣族のLv.10[[シンクロモンスター>シンクロ召喚]]3体。
このうちハラルドは《極神聖帝オーディン》、ドラガンは《極神皇トール》、ブレイブは《極神皇ロキ》の所有者である。
***[[アニメ>遊戯王5D's]]における共通テキスト
#blockquote(){シンクロモンスター・効果
星10/神属性/幻神獣族
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
エンドフェイズ時に墓地から自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。}
[[氷結界の龍 トリシューラ]]と同様の素材条件を持ち、破壊されてもエンドフェイズ時には自己再生するという、
ある意味で破格の破壊耐性を持つモンスターである。さらにそれぞれの神が固有の効果と、自己再生時のもう1つの固有の効果を持つ。
どちらかといえば防御向きな効果が多く、トリシューラに比べると汎用性では劣る。
しかしその一方で攻撃力はずば抜けて高く、1レベル低いだけのトリシューラが手軽に出せることを皮肉にも証明してしまったため、
[[OCG>遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム]]では素材に縛りが加えられた。
***[[OCG>遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム]]における共通テキスト
#blockquote(){シンクロモンスター・効果
星10/△属性/×族
「極星○」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズ時に自分の墓地に存在する「極星○」と名のついたチューナー1体をゲームから除外する事で、
このカードを墓地から特殊召喚する。}
[[三幻神]]と同格であることはマズかったのか、3体ともそれぞれの神に近しいモチーフの属性・種族が与えられた。
またチューナーは「極星○」と名のついたモンスターでなければならず、
自己再生は「相手によって」「破壊されたターンに」「縛りと同じ条件のチューナーを墓地から除外して」初めて行えるように調整された。
大幅な弱体化に見えるかもしれないが、非常に高い攻撃力を有するため、
実際のデュエルでは1回、多くても2回程度しか自己再生を使用しない場合が多く、実は言うほど弱体化していない。
また、《禁じられた聖槍》《最後の進軍》《極星宝グングニル》などとは抜群の相性を誇るため、
アニメのような「神(笑)」的展開は[[デュエリスト>決闘者]]の腕で十分にカバーできる。
***極神聖帝オーディン
#blockquote(){攻4000/守3500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、幻神獣族モンスターへの魔法・罠カードの効果を無効にする事ができる。
《自己再生効果》で特殊召喚に成功した時、自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。}
自身を含めたフィールド上の全ての神に魔法・罠への耐性をつける強力な効果を持つ。
また自己再生時の固有能力は1枚ドローであり、最も汎用性が高い。
さらに三極神の中でも攻撃力・守備力が最大であり、まさに最高神と呼ぶにふさわしい。
OCGでは光属性・天使族に変更され、チューナーと自己再生コストに「極星天」と名のついたチューナーを要求するようになった。
耐性効果は自身に対してだけの起動効果となったため、シンクロ召喚成功時に《奈落の落とし穴》などを撃たれるとやられてしまう。
一方光属性になったことで超強力カード《[[オネスト]]》《&ruby(フォトナイズ){[[光子化>天城カイト]]}》に対応し、
天使族になったことで《堕天使スペルビア》や《奇跡の光臨》のサポートを受けられるなど、属性・種族が変化したことで取り回しは格段に強化された。
また対応するチューナーのうち、《極星天ヴァルキュリア》は手札の極星こそ必要だが単体でオーディンをシンクロ召喚できる効果を持ち、
後に登場した《極星天ヴァナディース》はこのカードとの相性が最もよい。
だがオーディンを対象にして&bold(){オーディンが神々しく映る}イラストの《神々の黄昏》を使ってはいけない、&bold(){絶対にだ!!}
***極神皇トール
#blockquote(){攻3500/守2800
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の効果を無効にし、
その効果をこのカードの効果として使用する事ができる。
《自己再生効果》で特殊召喚に成功した時、相手ライフに800ポイントダメージを与える。}
さながら、攻撃力が300ポイント下がり、デッキに戻るデメリットがなくなった、素材縛りなしの《[[セイヴァー・スター・ドラゴン]]》。
劇中では最も攻撃的な神であったといえる。
自己再生時の固有効果は800バーンのお見舞いであり、一見かなり地味な効果だが、最も即効性があり最も堅実であるため侮れない。
OCGでは地属性・獣戦士族に変更され、チューナーと自己再生コストに「極星獣」と名のついたチューナーを要求するようになった。
効果吸収効果は「相手の表側表示モンスターの効果を発動ターン中全て無効化する」効果となった。
モンスター効果によっては吸収してもまったく意味がなかったりする上、味方モンスターにも恩恵を与えやすくなったため、
効果自体は強化されたと言っていいだろう。
獣戦士族のサポートカードは少ないが、《激昂のミノタウルス》を並べるだけで攻撃力3500の貫通モンスターという文字通りの化け物になる。
また事実上の専用チューナーである《極星獣グルファクシ》は自身の特殊召喚効果を持ち、
さらに《極星獣タングリスニ》や《極星獣タングニョースト》の2体とともに強烈なシナジーを形成するため、
驚くほど簡単にシンクロ召喚できる。
グルファクシの代用として使用可能な《極星天ヴァナディース》はグルファクシと元々のレベルが同じため、事実上専用チューナーを6体デッキに入れられることになる。
また、《マシュマロン》などはオーディンでは倒せないため、ヴァナディースからこちらを優先することも十分考えられる。
***極神皇ロキ
#blockquote(){攻3300/守3000
このカードが攻撃を行う時、相手の魔法&罠カードゾーンに存在するカード1枚の発動と効果を無効にし破壊する事ができる。
《自己再生効果》で特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する罠カード1枚を選択して手札に加える事ができる。}
[[アンティーク・ギア>クロノス・デ・メディチ]]とよく似た効果を持つ。
神以外のモンスターを《聖なるバリア-ミラーフォース-》などから守る場合はオーディンの効果を上回るが、
神をシンクロ召喚した時点で味方モンスターは殆どいないため、この効果は殆どの場合オーディンの下位互換である。
しかも神以外の味方モンスターの攻撃に対するミラーフォースなどは止められず、自身もやられてしまうため、なおさら微妙である。
おまけに三極神では最も攻撃力が低い。
自己再生すると罠カードを手札に加えられるが、自己再生はエンドフェイズで行われるため、
回収した罠カードは事実上「(お互いのターンで数えて)自己再生したターンの次の次の次のターン」からようやく使えるようになる。
正直言って神としては一番不遇である。もうちょっとトリックスター的なアクセントがほしかったかもしれない。
事実ブレイブはロキを「自爆させれば相手の除去から逃げて何度でも自己再生できる攻撃力3300のアタッカー」として使用しており、
このカードのトリックスターたる所以は他の神にもついている「自己再生効果」に他ならなかった。
別にロキだからトリックスターというわけではなかったようだ。
OCGでは闇属性・魔法使い族に変更され、チューナーと自己再生コストに「極星霊」と名のついたチューナーを要求するようになった。
闇属性なので《ダーク・クリエイター》や《闇次元の開放》が使えるようになり、
魔法使い族になったことで《ディメンション・マジック》や《マジシャンズ・サークル》の発動条件になれるなど、一応の恩恵は享受している……のだが、
魔法・罠の無効化効果は「バトルフェイズ毎に1度ずつ」発動できるようになったものの、やはり大抵の場合オーディンの下位互換であることに変化はなかった。
しかも事実上の専用チューナーである《極星霊デックアールヴ》はレベル5の上級モンスターであり、シンクロ素材を並べること自体が非常に難しい。
かといってシンクロ召喚のチャンスや自己再生の回数を増やすためにデックアールヴの枚数を増やすと手札事故が頻発してしまう。
さらに極星獣モンスターと違い極星霊モンスターは手札に加えないとまるで意味がなく、極星としてのサポートは最も貧弱である。
代用として使える《極星天ヴァナディース》であれば比較的楽にシンクロ召喚できるが、同じ条件であればオーディンが優先される。
海外では救済策なのか新たな極星霊チューナーとして下級モンスターの《Mara, the Nordic Alfar(極星霊マーラ)》が登場しているが、
こちらも《極星天ヴァルキュリア》と比べるとイマイチな効果であり、かえってロキの不遇さを際立たせてしまっている。
もちろん前述の「トリックスター的な神」は再生条件が厳しく制限されたことで実現が難しくなってしまい、
そもそも他の神の自己再生効果の方がはるかに強力であるため、あえてこのカードを使う意味すら殆どない。
''どうしてこうなった。''
…ただ、《魔法族の里》と並べれば、自己再生効果・バトルフェイズの魔法・罠の無効化効果とあいまって、強力なロックをかけることはできる。&strike(){そんなことしなくてもディフェンダーや、お触れでおk^^}
→[[チーム・ラグナロク]]
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