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D-HERO ダスクユートピアガイ - (2018/12/25 (火) 15:08:23) のソース
**D-HERO ダスクユートピアガイ(ですてにーひーろー だすくゆーとぴあがい) &italic(){暗黒の世界の英雄よ、夢の世界の英雄よ、今ひとつとなりて黄昏の理想郷に君臨せよ!} &italic(){融合召喚!カモン!D-HERO ダスクユートピアガイ!} [[遊戯王ARC-V]]の「[[ユーリ]]vs[[ユーゴ]]vsエド&[[力イト>天城カイト]]」にて[[エド・フェニックス]]が使用した融合モンスター。 それまでエースモンスターとされていた《D-HERO ディストピアガイ》を融合素材とするモンスターであり、 「アカデミアの司令官ではないエド」を象徴する真の切り札。 ***効果(アニメ版) 融合・効果モンスター 星10/闇属性/戦士族/攻3000/守3000 「D-HERO ディストピアガイ」+「D-HERO」モンスター (1):このカードが融合召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。 自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。 (2):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 このターン、そのモンスターは戦闘では破壊されず、 その戦闘で対象のモンスターのコントローラーが受ける戦闘ダメージは0になる。 この効果は相手ターンでも発動できる。 (3):1ターンに1度、フィールドのモンスターを破壊する効果が発動した場合、 そのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターはその効果では破壊されない。 この効果は相手ターンでも発動できる。 破壊効果とバーン効果を持っていた《D-HERO ディストピアガイ》から一転し、破壊とダメージを防ぐ効果となっている。 作中では[[ユーゴ]]の《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を[[ユーリ]]の《グリーディ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》の効果から守り、 [[ズァーク]]の意識に飲まれそうになっていたユーゴを正気に戻す活躍を見せた。 GXはおろか、ARC-Vでこれまでに登場したD-HERO達と比べても異質な、黄金に輝くデザインが特徴的。 効果が《ディストピアガイ》と真逆の方向性である事、「ディストピア」と対をなす「ユートピア」をカード名に持つ事からもわかる通り、 「アカデミアの司令官のエド」が[[遊矢>榊遊矢]]との接触によって「笑顔を愛するエド」へと変貌した事を象徴的に表しているのだろう。 アニメの登場から送れること半年、OCGにも登場した。 ***効果(OCG版) 星10/闇属性/戦士族/攻3000/守3000 「D-HERO」融合モンスター+「D-HERO」モンスター (1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。 自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 (2):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 このターン、そのモンスターは戦闘・効果では破壊されず、そのモンスターの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。 この効果は相手ターンでも発動できる。 大まかな効果はアニメ版と大きく変わらないが、アニメ版の(2)と(3)の効果が一つに統合され、 (1)の効果は融合召喚された時限定となり、効果は全体的に弱体化している。 代わりに融合素材が「D-HEROの融合モンスター」指定となり、アニメ版より融合召喚は容易になっている。 ......ように見えるもののD-HEROの融合モンスターはこのカードを除くと三種類しかおらず((勘違いされがちだが《Dragoon D-END》はD-HEROではない。))D-HEROデッドリーガイを素材にできるようになった代わりに融合素材代用モンスター((《心眼の女神》などの融合素材の代わりになれるモンスター。アニメ版のように融合素材がモンスター名指定でないと代用できない。))が使えなくなっているため他のカードを絡める場合はむしろアニメ版のほうが融合召喚しやすいと言える。 ---- ***全身5D'sガイ 恐らく、遊戯王のモンスターの中では最もデザインが波紋を呼んだモンスターにして&bold(){ARC-Vの悪い面を象徴するモンスター}。 このモンスターの頭部には、《ディストピアガイ》と同様に、赤い「D」の文字が書かれている。 それが頭側部の装飾と合わせて「5D」と読める、と指摘されたのである。 それまで幾度となくARC-Vにおける5D'sキャラの優遇が非難されていた事もあって、この事は当然非難の対象となった。 さらにその後右肩に生えた祭壇が[[レクス・ゴドウィン]]のものと類似していると言われたり、 左肩の装飾が[[不動遊星]]のヘルメットに類似している事や、胸部のデザインが[[機皇帝]]のそれに類似している事、 腹部のデザインが[[地縛神]]が降臨する際に出てくるエフェクトに類似している事などが指摘され、 《ダスクユートピアガイ》は「全身が5D'sの関連パーツで出来ているD-HERO」、すなわち「&bold(){全身5D'sガイ}」と呼ばれるに至ったのである。 よりにもよって特にキャラクター改変の激しかったエドの使用カードであった事も炎上に拍車をかけ、 このカードは「ARC-Vにおける5D's贔屓の象徴」、ひいては「ARC-V炎上の象徴」として不動の地位を築くこととなった。 効果がそれほど強力でないためか、OCGにおいても「ヤリザ殿」のようなアイドルカードとして一定の地位を築きつつある。 ……寧ろ、強力な効果を持たされてこいつがデュエルの場に頻繁に登場するようになってしまっていた場合、アニメ視聴者を中心に物凄いヘイトを集めるであろう事が予想されるため、OCGでの立ち位置は無難であるとも言える。 勿論「言われてみればそう見える程度のものである」という意見や、ARC-Vに批判的な者からも「考えすぎ」「さすがにこじつけではないか」とする声はある。 そもそもGXからのゲストが使う融合モンスターであるコイツに5D’sと関係できる要素など何一つもない。 この少し冷静になればおかしいなと思えるような話が本気で議論され、果てはそんなあだ名がついてしまったことからもARC-Vの炎上具合を察することが出来るだろう。 余談だが、「全身5D'sガイ」と呼ばれる切っ掛けが肩の祭壇であったことから「祭壇ガイ」「祭壇」などと呼ばれる事も多い。 というより、近年では入力の簡単さから「祭壇」の方で呼ばれる事が殆どである。 遊戯王関連スレで単に「祭壇」と出てきた場合は《太陽の祭壇》や《生贄の祭壇》ではなくこのカードを指すと思ってよいだろう。 「草生える(笑いを抑えきれない)」の意で「祭壇生える」という活用をされることも。