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インセクター羽蛾 - (2017/10/22 (日) 17:57:45) のソース
**インセクター羽蛾(いんせくたーはが) 決闘者の[[王国編]]で初登場した、昆虫デッキを扱う[[デュエリスト>決闘者]]。[[バーサーカーソウル>狂戦士の魂]]の最初にして最後の被験者でもある。 全国大会で東日本代表の決闘者として出場。決勝戦において西日本代表の決闘者「[[ダイナソー竜崎]]」と激闘を繰り広げ、見事優勝を飾る。 この大会で好成績を収めた事から、後の相方となる竜崎と共に[[ペガサス>ペガサス・J・クロフォード]]から決闘者の王国に招待される。 性格はまさに「卑劣漢」の一言。[[決闘]]を征する為ならとにかく手段を選ばない。 王国へ向かう途中に[[遊戯>武藤遊戯]]の[[エクゾディア>封印されしエクゾディア]]パーツを海に投げ捨てるシーンは特に有名である。(([[DEATH-T編]]で[[海馬>海馬瀬人]]との決闘を征したキーカードである為)) とはいえ、全国大会優勝者としての実力は本物。腕は確かであり、劇中では昆虫族を中心とした「インセクトデッキ」を使用。低級レベルの昆虫族を徹底的に強化するなど、独自の戦術で[[闇遊戯]]を苦しめた。ただし遊戯との初戦では調子に乗りモンスターを並べ安易に攻撃したが故に、遊戯の「聖なるバリア-ミラーフォース-」でモンスターが全滅し大ダメージを被るなど全国大会優勝者とは思えないプレイングをした為、卑怯な性格も災いして遊戯に「お前、弱いだろ!」と言われてしまっている。 決闘者の王国に招待された羽蛾は、ペガサスから新ルール「フィールド・パワーソース」((王国内の各フィールドには、それぞれに適正したモンスターを強化する力がある。簡単に言えば、最初から常時フィールド魔法が発動しているようなもの))を教えられ、自分の昆虫モンスターが有利になる森フィールドで遊戯と決闘を開始する。 序盤はフィールド・パワーソースを駆使したデュエルで優勢するも、遊戯の巧みな戦法によって逆転され、王国の最初の脱落者として予選敗退となる。竜崎も同じく予選敗退。 その後、ドーマ編で人気は急落し、更にサインを渡したファンに恐喝紛いで奪ったハ・デスを奪い返されている事が明かされている。 後に二人は打倒[[遊戯>武藤遊戯]]&[[凡骨>城之内克也]]コンビとなる。 [[BC編]]では少年を利用して((その子供の顔に対して虫よけスプレーを噴射していたが、これは下手をすれば相手を失明させかねない危険な行いである為、アニメでは粘着ネバネバに変更された。余談であるが潔癖殺人2のラストでぬーベーの覇鬼が同じ行為していた。囮捜査で犯人がナースのお仕事の婦長に同じ行為した。))、[[城之内>城之内克也]]のデッキに《寄生虫パラサイド》((使用者のフィールド上のモンスターを全て昆虫族にする、それらのモンスターを生け贄に捧げる事はできない))という[[トンデモカード>「インチキ効果もいい加減にしろ!」]]をひっそり混ぜて、凡骨をとことん苦しめた。 ちなみにアニメでは《寄生虫パラサイド》を特殊召喚するカード《寄生虫の暴走》を使用しているが、原作ではドローした瞬間に特殊召喚される。 こんな厄介なカードを投入してくるとは、相変わらずの外道である((だがそのややこしい効果が災いしてか、OCGではとてつもなく使いにくいカードとして登場した))。 だが、城之内の怒涛の反撃を受けて敗北。 弱虫野郎と罵られた上にエースカードの《[[インセクト女王]]》をアンティルールで奪われて早々の退場となった。 ちなみに[[相棒>ダイナソー竜崎]]は[[エスパー絽場]]のインチキデュエルに負けて敗退。こうして、彼らコンビは落ちぶれていった。 [[アニメ>遊戯王デュエルモンスターズ]]ではその後もダイナソー竜崎とコンビを組んで登場。 竜崎と手を組んで、遊戯たちの動向を探り、飛行機に密航して渡米するが、スラムに流れ着き、偶然出会った御伽と同行している。 しかし、遊戯への復讐を果たすべく、秘密結社[[ドーマ>ドーマ編]]の総帥「[[ダーツ]]」に魂を売り渡し、トンデモカードの《[[オレイカルコスの結界]]》の所持者となる。 その後、紆余曲折を経て闇遊戯にリベンジを挑む事となる。(この時、表遊戯の魂は彼らの手中に) 結界を使い闇遊戯に復讐を図るが、デュエル中に闇遊戯を[[執拗に挑発し続け>心理フェイズ]]、表遊戯の魂が封印されたカードと偽って《ゴキボール》のカードを破り捨てたことで、ただでさえ精神が不安定になっていた闇遊戯を激怒させてしまう。 そうして迎えたデュエルの結末は、《[[狂戦士の魂]]》を発動させた闇遊戯の《魔導戦士ブレイカー》によって、2回攻撃された時点でライフが0になっていたにもかかわらず7回も攻撃され続けて滅多斬りにされ、 10000ポイント以上もオーバーキルされて魂を奪われるという悲惨なものであった。 (ちなみに《オレイカルコスの結界》が発動していた為、実際に痛みを体感していたらしい) このデュエルは「まだ俺のバトルフェイズは終了していないぜ!」「覚悟しろよ!この蟲野郎!」「HA[[☆]]GAAAAAAAAA!!!」「[[ドロー!モンスターカード!>狂戦士の魂]]」[[「HA☆NA☆SE」]]「Yeah!」「ひゃひゃひゃひゃひゃ」「ひょ?」など数々の名言を生み出し、伝説の回として語り継がれるようになる。 そして、これを契機に羽蛾はHA[[☆]]GAと呼ばれるようになる。 このシーンは非常に有名で、ある意味では[[遊戯王]]の再評価の立役者と言えなくもない。 確かに闇遊戯は表遊戯に比べて幾分か好戦的な性格ではあるが、基本的に仲間には優しく、敵であってもある程度の敬意を払い、「怒りを露わにする」ことはあっても「怒りを形としてぶつける」ことは無かった。 そんな中、まさに先述のゴキボールのカードの如く(しかもオレイカルコスの結界の中で)斬り刻まれ続けたHA☆GAは、闇遊戯の怒りを極限まで沸騰させ、そして自らの身をもってその報いを受けたなかなか稀有な例である。 [[KCグランプリ編]]では[[ジーク>ジークフリード・フォン・シュレイダー]]が自分の実力を誇示するためのかませ犬にされ、モクバによって竜崎と共に日本へ強制帰国させられた。[[記憶編]]において遊戯の自宅に不法侵入して[[三幻神]]のカードを盗む役もさせられたり(元々羽蛾と竜崎は遊戯の神のカードを狙っていたが、その最中にドーマ編の出来事に巻き込まれ、最終的に盗む形で手に入れようとした)、ゾークの復活の影響で起こった災害に巻き込まれたりと、相方の竜崎ともども散々な扱いを受ける。最終回のエピローグで登場しているが、ついに仲違いを起こしてしまった。 [[遊戯王5D's]]に[[瓜生]]とか言うパワーインセクターデッキを使う奴が登場したが、こちらはうってかわって馬鹿なのでインセクターBA[[☆]]KAと呼ばれている。 ちなみにHA☆GAは一見馬鹿にも見えるが馬鹿では無く、実際策略や緻密な戦略でデュエルを行っているので、自分の使った魔法カードで自滅するBA[[☆]]KAとは違いHA[[☆]]GAである。 **ゲーム版におけるインセクター羽蛾 GBソフト『遊戯王DM4 最強決闘者戦記』までは比較的原作に近い人物となっていたが、GBAソフト『遊戯王DM6 エキスパート2』 では口調が敬語となっており、原作ファンからみると違和感を抱きかねない人物に改変されている。 同じくGBAソフト『遊戯王DM8~破滅の大邪神~』では幾分か話のわかる人間になっており、町がネオ[[グールズ]]に占拠されたときも進んで助けに来るなど多少の正義感が身についている。 また主人公の強さを認めて自分の魂のカード《[[インセクト女王]]》を託すなど、かなり性格が改善されている。 ただし口調が変わっており、語尾に「ぴょー」と付けて話す。 デュエルターミナルでは、第6弾から登場。 原作やアニメで羽蛾が使用しなかった多数のモンスターを使用、専用ボイスまで設けられている。 「遊戯王デュエルモンスターズ 最強カードバトル!」ではレジェンドである[[マリク・イシュタール]]の前座として登場。 いつもの卑怯なキャラの様でいて、彼の渡した「昆虫大集合!」デッキで対戦すると特別な台詞が聞ける。是非一度は昆虫デッキで彼に挑んでみることをオススメする。 声優は高乃麗 &bold(){プロフィール} 7月21日生まれ(蟹座) 14歳 162㎝、51㎏ A型 好きな食べ物:ハチの子 嫌いな食べ物:肉料理 【関連】 [[インセクト女王]]