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サレンダー - (2016/09/03 (土) 21:41:12) のソース
**サレンダー(されんだー) デッキの上に手をかざすことで自らの敗北を認める行為、いわゆる投了の事。「スレンダー」と誤表記された事もある。([[文庫版]]では修正済み) 「サレンダーをした[[決闘者]]は心が死ぬ」と言われるほど、決闘者にとっては屈辱的なことである。 上の台詞は[[BC編]]の[[孔雀舞]]の台詞だが、舞は[[王国編]]の[[闇遊戯]]戦でサレンダーしている。 ちなみに舞は[[アニメオリジナル>オリジナルエピソード]]の[[杏子>真崎杏子]]戦でもサレンダーしている。 また、[[表マリク>マリク・イシュタール]]が[[闇マリク]]を葬り去ったのもサレンダーによるものである。 闇遊戯はこの時、表マリクは[[決闘]]では負けたものの自らの心に打ち勝ったと評価している。 よく決闘中に「なんならサレンダーしてもいいんだぜ!」と、相手を挑発するのにも使われる。 大概挑発した側が敗北するので、「サレンダーは負けフラグ」と言われるが、勝者が挑発している場合もある。 かなり頻繁に見られる勘違いだが原作および、他のほとんどのTCGと違い[[OCG>遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム]]に&bold(){サレンダーの規定はない}。 一見どうでもいいことに思えるが、マッチ形式(3回決闘で2勝した側が勝利)で《[[ヴィクトリー・ドラゴン]]》((このモンスターの直接攻撃によってデュエルに勝利した場合、マッチでの勝利となる。現在は禁止カード))の効果を決められそうになったのでサレンダーしようとしても(相手が受け入れない限り)許されない。 マッチ戦では最初の決闘で負けが確定していても「相手のデッキをもう少しだけ知りたい」という目的で、敗者側のサレンダーを勝者側が了承しないことも十分考えられる。 逆に敗者側も相手のデッキを知ることができるので、時間が押していない限り積極的なサレンダーは見られない。 もっとも「サレンダーは&del(){許サレンダー}許されない。」といった旨の発言もあるので原作やアニメの世界でも相手の了承が必要なのかもしれない。 極端な話、相手がロックデッキで一本目でロック完成した時点で、 「3試合分の試合時間すべて使い切りぎりぎりで勝利しマッチ全体の勝ちを得よう」と露骨な引き延ばしをしかけてきても止められない((公式大会でこのような行為を行った場合は審判員によりそれなりの制裁を受ける可能性はあるが、大会罰則規定には遅延行為以外に引き延ばしについての罰則がないため、正当な行為とみなされる))。 かつては、試合開始から40分経過すると、2戦目以降であれば1戦目の勝者が、 1戦目であればライフの多いプレイヤーがマッチに勝利するルールになっていたため、 40分をオーバーしてロックをかけ続けて勝利するというタイム・オーバー・デス(TOD)なる戦術が存在した。 後にTODを回避するためにこのルールは変更され、 1戦目が40分をオーバーした場合はエキストラターン(デュエルを続行し、往復3ターン後にライフの低いプレイヤーが負けるルール)に、 1戦目を終えた後のインターバル中に40分を経過した場合はエキストラデュエル(新たにデュエルを開始し、往復3ターン後にライフの低いプレイヤーが負けるルール)に突入するようになった。 しかし、1戦目に40分ギリギリかけ、ハーフタイムの間にサイドデッキからバーンカード(効果ダメージを与えるカード)を積み、 エキストラデュエルでバーンカードを乱発し、一気にマッチキルをしてしまうという戦法が新たに確立されるようになり、たびたび問題視されている。 よって、昔も今も往復13ターンかければ実質勝利できることに変わりはなく((1ターンの目安は最大3分なので、相手の長考を無視して考えれば往復13ターンで39分となる))、 「ルール変更に意味がないのでは」と変更されたルールを問題視するプレイヤーもいる&footnote(このルールの問題に関しては槍玉にあがる時期とあがらない時期があり、【トランス】【ワールドトランス】【神光の宣告者】などの対抗が困難なロックデッキが台頭するようになると改訂サイドへの批判も増えるが、高速ビートダウンが環境を席巻すると誰も気にしなくなる傾向がある。)。 一応「制限時間を超えてロックをかけてマッチキルを狙う」ことは難しくなったが、 結局「制限時間ぎりぎりまでロックをかけてマッチキルを狙う」ことは今でも至極容易なのである。 もちろんタイミングを誤るとエキストラターンに突入してしまうため、ロックをかける側も配分に気を遣う必要がある。 なお、[[タッグフォース>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]などのコンピューター上のゲームでは、相手の了承なしに行使できるサレンダーが存在する。 [[遊戯王ONLINE]]にも同様のシステムが存在したが、こちらは一回デュエルするごとにカード一枚を獲得というシステムだったため、 デュエル開始直後のサレンダーでカードを獲得する「即サレ」という行為が問題になった。 5D's世代以降の作品では一定ターンが経過しないとサレンダーできないように変更された。 また非常にまれなことだが、CPUに対して「フィールド上のカードが1枚も無い状態でヤタロックを成立させる」と&bold(){CPUがサレンダーする}。 最強カードバトルではペナルティとしてカードもらえない。この事はYouTubeでピーマンが言っていた ちなみに原作の[[BC編]]の最終戦で表マリクが闇マリクを消し去った時、&bold(){サレンダーした時自分のライフを0にする}、というものだったが、 [[5D's>遊戯王5D's]]では、[[アポリア]]が&bold(){サレンダーをすればライフは0にならない}&footnote(この回のデュエルはライフポイントが生命と連動しているため、サレンダーすれば死なずに済むという意味。いつものこととか言わない。)という発言をしている。 時代とともに変わったのだろうか…