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サレンダー - (2010/09/06 (月) 11:44:01) のソース
**サレンダー(されんだー) デッキの上に手をかざすことで自らの敗北を認める行為、いわゆる投了の事。「スレンダー」と誤表記された事もある。([[文庫版]]では修正済み) 「サレンダーをした[[決闘者]]は心が死ぬ」と言われるほど、決闘者にとっては屈辱的なことである。 上の台詞は[[BC編]]の[[孔雀舞]]の台詞だが、舞は[[王国編]]の[[闇遊戯]]戦でサレンダーしている。 ちなみに舞は[[アニメオリジナル>オリジナルエピソード]]の[[杏子>真崎杏子]]戦でもサレンダーしている。 また、[[表マリク>マリク・イシュタール]]が[[闇マリク]]を葬り去ったのもサレンダーによるものである。 闇遊戯はこの時、表マリクは[[決闘]]では負けたものの自らの心に打ち勝ったと評価している。 よく決闘中に「なんならサレンダーしてもいいんだぜ!」と、相手を挑発するのにも使われる。 大概挑発した側が敗北するので、「サレンダーは負けフラグ」と言われるが、勝者が挑発している場合もある。 かなり頻繁に見られる勘違いだが原作および、他のほとんどのTCGと違い[[OCG>遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム]]にサレンダーの規定はない。 一見どうでもいいことに思えるが、マッチ形式(3回決闘で2勝した側が勝利)で《[[ヴィクトリー・ドラゴン]]》(このモンスターの直接攻撃によってデュエルに勝利した場合、マッチでの勝利となる。現在は禁止カード)の効果を決められそうになったのでサレンダーしようとしても(相手が受け入れない限り)許されない。 マッチ戦では最初の決闘で負けが確定していても「相手のデッキをもう少しだけ知りたい」という目的で、敗者側のサレンダーを勝者側が了承しないことも十分考えられる。 逆に敗者側も相手のデッキを知ることができるので、時間が押していない限り積極的なサレンダーは見られない。 もっとも「サレンダーは許されない。」といった旨の発言もあるので原作やアニメの世界でも相手の了承が必要なのかもしれない。 極端な話、相手がロックデッキで一本目でロック完成した時点で「3試合分の試合時間すべて使い切りぎりぎりで勝利しマッチ全体の勝ちを得よう」と露骨な引き延ばしをしかけてきても止められない(公式大会でこのような行為を行った場合は審判員によりそれなりの制裁を受けることは覚悟しておくように)。 ルール変更により「試合時間以上にロックを長引かせて勝利する」ことはできなくなったが、「試合時間ぎりぎりで勝利する」ことでマッチを勝ち上がることは現在でも可能である&footnote(かつては「ルール変更に意味がない」と改訂サイドを批判する声も多かったが、現在はビートダウンが高速であるために殆ど気にされることがない。)。 タイミングを誤るとエキストラターンに突入してしまうため、ロックをかける側も配分に気を遣う必要がある。 ただし[[遊戯王ONLINE]]や[[タッグフォース>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]などのコンピューター上のゲームでは、相手の了承なしに行使できるサレンダーが存在する。 しかし[[遊戯王ONLINE]]では一回デュエルするごとにカード一枚を獲得というシステムだったため、デュエル開始直後のサレンダーでカードを獲得する「即サレ」という行為が問題になった。 5D's世代以降の作品では一定ターンが経過しないとサレンダーできないように変更された。