「遊戯王 真デュエルモンスターズ2 継承されし記憶」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
遊戯王 真デュエルモンスターズ2 継承されし記憶 - (2017/12/13 (水) 12:02:10) のソース
**遊戯王 真デュエルモンスターズ2 継承されし記憶(ゆうぎおうしんでゅえるもんすたーずつー けいしょうされしきおく) |>|コンピュータゲーム|h |>|BGCOLOR(#ccf):&bold(){遊戯王 真デュエルモンスターズ2 継承されし記憶}| |BGCOLOR(#e6e9ff):ゲームジャンル| 戦略型カードバトル| |BGCOLOR(#e6e9ff):対応機種|PlayStation2| |BGCOLOR(#e6e9ff):発売日|2001年9月6日| &italic(){1480年代 イングランド王国} &italic(){ランカスター家(赤薔薇)とヨーク家(白薔薇)との王位継承争い「薔薇戦争」は、白薔薇派の圧倒的な優勢が続き、[[リチャード3世>ヘイシーン]]の御代を迎えていた。} &italic(){一方、赤薔薇派の最後のプリンスである[[ユギ>ヘンリー・ユギ・チューダー]](正式名:ヘンリー・チューダー)は、フランスでの亡命生活を強いられていた。} &italic(){白薔薇派の有力貴族[[クロフォード>ペガサス・J・クロフォード]]卿が、赤薔薇派の通常兵力を無効化してしまう妖しげな古代カード魔術を操る集団・・・} &italic(){「[[セト>クリスチャン・ローゼンクロイツ]]」と名乗る男と7人の同志、すなわち「薔薇十字団」を配下に雇い入れており、赤薔薇側にはこれに対抗できるだけの強いデュエルパワーの持ち主がいなかったのである。} &italic(){イングランドにはカードゲームが伝わったばかりであった。} &italic(){そこで、イングランドに残った赤薔薇派の中心人物[[マーガレット・ビーヘン・ボウフォート>孔雀舞]]は、薔薇十字団に対抗できるデュエリストの異なる時代からの召喚を[[ドルイド高僧>シモン]]に密かに依頼した・・・。} な…何を言っているのかわからねーと思うが 筆者も何を書いているのかわからなかった… [[遊戯王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶]]の続編。 英語名は「Yu-Gi-Oh! The Duelists of the Roses」。ネット上でBGM等を探す場合はこちらの方が探しやすい。 前作の舞台であったエジプトはどこかに吹き飛び、15世紀イギリスのお家騒動をデュエルで解決するというトンデモシナリオ。 カオス設定の多い遊戯王関連ゲームの中でも最もカオスと名高いゲームである。 開始直後に赤薔薇(ユギ派)と白薔薇(セト派)のどちらに付くかを選択し、それによって対戦相手が変わるマルチシナリオシステムを採用。 主人公は伝説の「薔薇の決闘者」として現代より召喚され、イギリスやフランスを東奔西走しながら決闘して回る事になる。 敵はおなじみの原作キャラが中世ヨーロッパ風のコスプレをして出て来るのだが、とにかく驚異的に似合っておらずこのゲームの名物となっている。 肝心の遊戯は中世どこ吹く風という感じのアルティメット・[[ゲイファッション]]、海馬はでっかく青眼の顔が付いた鎧という「後の[[正義の味方 カイバーマン]]である」な格好で笑いを呼ぶ。 ルールはOCGとは大きく異なるものの、クソゲーと名高かった前作とは異なり割と良ゲー。 [[迷宮兄弟]]戦のように7×7のマス状になったフィールドで戦う、軍人将棋のようなゲーム。 全てのカードは場に出た直後は裏側表示であり、ステータスもモンスターなのか魔法なのか罠なのかも分からない。 全てのカードは1ターンに1マスづつ移動でき、将棋の様に重なったら表に返って戦闘になる。 前作のいい加減極まるルールとはうって変わって戦略性の高いルールになっている。 癖は強いが、スピンオフの一種と見れば充分楽しく遊べる。 OCGでは圧倒的に召喚し難い、グレートモス系列のモンスターですら比較的に楽に召喚できる。 それに加えて、フィールド上に複数の究極完全体グレートモスを呼びだす事も可能だ。 複数のグレートモスがフィールドを覆う姿は見ていて中々心地よい。 ただし、CPUは攻撃力1500以上のモンスターで平気でウイルスを踏んでしまうTFばりの残念思考である。 700近いモンスターを3Dグラフィックで見れるのも利点。 ご丁寧にも全てのモンスターに攻撃グラフィックまで用意されている。その意味ではDTの前身的な立場でもある。 前作では未登場だった[[ブラック・マジシャン・ガール]]などもギャラリーで全方位から眺められるため、一部の[[紳士>エロ戦車]]にも好評だとか。 また、収録モンスターをデッキマスターにすると様々台詞を聞くことができるのも特徴。 わざわざ全モンスターに個性的な台詞が用意されているので、自分の好きなモンスターがどのような性格なのか確かめてみるのも面白いであろう。 OCGではバニラのモンスターが強力効果を持っていたり、デッキマスター能力はレベルが低いモンスターほど優秀なものを覚えるなど、 自分の好きなモンスターを使いやすいのもこのゲームの隠れた利点である。 手札を1ターンに1度しか使えず、複数枚を同時に出せるシステムを前作から引き継いでいる。 手札は毎ターン消費した枚数だけ補充されるので、装備魔法での強化が非常に使いやすい。 その他にも強化手段がやたらと豊富なため、ホーリー・エルフが[[青眼の白龍]]を撲殺するのも珍しくないという変なゲームである。 報酬は相手の墓地に落ちたカードの一部が手に入るため、他作品に比べ入手するカードを選びやすい。 BGMは時代背景に合わせた為かエレガントなものが多く、中には前作「封印されし記憶」の神官セト戦のアレンジBGMも採用されており、聴き応えが良い。 セト戦のアレンジを聴いて懐かしくなったプレイヤーも多いのではないだろうか。 ***白薔薇編 セト側についた場合、こちらのシナリオになる。 召喚したサイモンを裏切る形になるが、こっちの方がかなり難易度が低いので悪い事は言わないからこちらを選んだ方が良い。 序盤2人が弱く、融合しやすいカードをくれるので、デッキを序盤からかなり強化できる。 対戦相手として登場する赤薔薇軍は、[[友情教]]+@という感じ。 3面の舞、4面の梶木が壁になるが、それ以降はあまり強い相手は居ない。 ルイーズだのエルフの剣士だのと原作モンスターが山ほど投入されたデッキを使うため、遊戯も今一つ強くない。 対戦相手 [[アンズ>真崎杏子]] [[T・フォンダ・グレイ>本田ヒロト]] [[マーガレット・ビーヘン・ボウフォート>孔雀舞]] [[ソード・フィッシャーマン>梶木漁太]] [[ジョーノ>城之内克也]] [[J・シャーディー・モートン>シャーディー]] [[ヘンリー・ダイス・チューダー>武藤双六]] [[バクラ>闇獏良]] [[ヘンリー・ユギ・チューダー]] ***赤薔薇編 劣勢にあるユギに味方した場合、こちらのシナリオになる。 敗色濃厚なだけあって敵が全体的に強く、最初の相手であるインセクターやダイナソーですらフィールド効果で攻撃力2400クラスをポンポン出してくる。 おまけに敵が昆虫・恐竜・機械・悪魔といった融合パターンの少ない種族ばかりなので、手に入れたカードでデッキを強化しにくい。 特に1面の敵なのに究極完全体グレート・モスを出してくるインセクターは、歴代のゲームに登場する羽蛾の中でも有数の強さ。 モス系列は「進化の繭」と芋虫系を組み合わせるだけでお手軽低コストに作れるので、進化しきる前に上手く倒して進化の繭を頂戴すれば強力な戦力になってくれる。 対戦相手となる薔薇十字団は、原作で「遊戯の敵」として登場した連中を集めた極めて雑多な面子。 コイツらが集まって仲良さそうにしている様子がどうしても想像できない。 因みに、味方したはずのユギは最初にちょろっと出てきて「薔薇十字団を倒してまいれ」云々と命令し、最後にちょろっと出てきて王位をかっさらって行くだけである。 オマエ何もしてないじゃないか!という感じだが、戦争とは常にそういうものなのだろう。 これに限らずこのゲームは全体的にアドベンチャーパートが貧弱で、せっかくのトンデモ設定を生かせていない感がある。 -[[インセクター>インセクター羽蛾]] -[[ダイナソー>ダイナソー竜崎]] -[[ネクロマンサー>ゴースト骨塚]] -[[ダークネスルーラー>闇のプレイヤーキラー]] -[[キース>キース・ハワード]] -[[ラビリンスルーラー>迷宮兄弟]]&footnote(ただし1人しか居ない) -[[ペガサス・クロフォード>ペガサス・J・クロフォード]] -[[イシュタル>イシズ・イシュタール]] -[[リチャード・ヘイシーン3世>ヘイシーン]] -[[セト>クリスチャン・ローゼンクロイツ]] ***カード魔神 マナウィザン 白薔薇・赤薔薇共通のラスボス。 前作のラスボスであるカード魔神の兄。 ラスボスだけあって禁止級カードを使いまくってくるが、舞台となるストーンヘンジの壁が多い地形を上手く使えば何もさせずにハメられる。 【関連】 -[[理想の天音]]