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深夜42時アニメ - (2011/03/20 (日) 20:00:36) のソース
**深夜42時アニメ(しんやよんじゅうにじあにめ) 深夜42時=翌日の18時。 18時という時間帯にも関わらず、性的または暴力的な描写が目立つ深夜アニメのようなノリのアニメの事。 遊戯王においては基本的に[[GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]3~4期と[[5D's>遊戯王5D's]]を指す。 元々は「銀魂」がゴールデン放映にも関わらず下ネタやパロディ満載であった事から生まれた言葉だが、後に遊戯王に対しても使われるようになった。 「銀魂」などと区別するために「火曜深夜42時アニメ」(アニメ遊戯王が水曜18時放送のため)と呼ばれる事がある。 海外では多くの場面がカットされたり修正されたりするが、文化や感性の違いか、修正の結果によっては日本人から見ると余計気まずい表現になっている場合もある。 なお、[[遊戯王ZEXAL]]は&bold(){月曜日の19時30分}の放送である為、火曜深夜42時は卒業した事になる。 ***[[DM>遊戯王デュエルモンスターズ]] [[王国編]]での[[海馬>海馬瀬人]]のMr.クロケッツ脅迫シーンや、キースが[[ペガサス・J・クロフォード]]の[[罰ゲーム]]により銃で撃たれるシーン、[[DDD編]]の[[御伽>御伽竜児]]と[[御伽父]]の児童虐待や共依存関係、[[闇マリク]]戦の[[孔雀舞]]に仕掛けた[[闇のデュエル]]や罰ゲームにおける拷問描写など、原作の過激な描写がマイルドに改変されたシーンは数多い。 飛び降り自殺だった[[海馬剛三郎]]と[[アクナディン]]の死因も変更されたが、後者の場合は何故か[[セト]]による刺殺となっており、「息子に刺されて死ぬのは余計まずいのではないか」と物議をかもした。 これらのことからシリーズ中では例外的に健全な作品とみられているが、海外基準ではこれでも暴力的なようで、銃を向けたり、裸(たとえ性的な意味が全くなくとも)になったシーンが主に修正されている。 ***[[GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]3~4期 通称「異世界編」。 「ゴールデンタイム初のヤンデレ」と呼ばれる[[ユベル]]が登場したストーリーである事を考えれば「深夜42時アニメ」と呼ばれる理由が解るであろう。 怒りや憎しみと言った「心の闇」を前面に押し出しており、全編を通して非常に暗いストーリー。 それだけでなく、ストーリーの鍵となるのがユベルの「歪んだ愛」であり、その表現は最早18禁レベル。 おまけにユベルは[[ヨハン>ヨハン・アンデルセン]]に憑依していた状態だったために見た目は''男が男に告白する''事になってしまったり、ユベル自身が両性具有だったりと、少年向けホビーアニメにはあるまじき性的な混乱が多く見られる。 これらのシーンが海外では変更および完全カットという処置を受けている辺り、どれほどの物かが理解できる。 4期では就職活動や介護疲れなど、メインキャラクターたちが少年向けホビーアニメとは思えない理由で苦悩していた。 ***[[5D's>遊戯王5D's]] 格差社会という舞台設定から、社会的かつ暴力的な描写が多い。 [[主人公>不動遊星]]が放送開始早々に収容所に送られて電撃によって拷問されたり、出所して後に[[ヒロイン>十六夜アキ]]に物理的に痛めつけられたりしている。 他にも、自爆テロを企て、後に絞首刑にされる[[ボマー]]、燃え尽き症候群からテロ犯になった[[鬼柳京介]]、未成年を監禁して人体実験によって死なせた[[ディヴァイン]]など、少年向けホビーアニメとは思えないようなキャラも多数存在する。 さらには機械化されているとはいえ、敵がバイク事故で[[上半身と下半身が千切れ飛ぶ>プラシド]]というグロシーンも披露した。 新年早々子供を殺してアへ顔にさせるなどむしろ悪化している。 [[ダークシグナー]]編以降は暴力的な描写に磨きがかかるようになり、とうとう[[4kids]]では一時的に放送が打ち切られた。 暴力描写だけでなく、マスコミと行政が癒着して社会の秩序を維持しようとしていたり、社会や環境の変化に適応できずにニート同然になってしまう[[ジャック>ジャック・アトラス]]など、社会問題の描写もたびたび見られる。