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闇マリク - (2013/07/03 (水) 11:52:47) のソース
**闇マリク(やみまりく) [[マリク・イシュタール]]が墓守の儀礼の苦しみから生み出してしまった[[闇人格]]。 [[闇人格]]ではあるが、[[千年アイテム]]に[[封印されていた>バクラ]][[人格>闇遊戯]]ではなく、本来の意味での二重人格である。 表マリクと比べるとより嗜虐的かつ感情の起伏が激しく、針山のような髪の逆立ち方をしている。 デュエルにおいては相手のLPを0にすることよりも、相手に苦痛を与えつけることが何よりの喜びであるというかなり危険な思考の持ち主。 [[リシド]]が彫った癒しの刻印によって封印されていたが、リシドが倒れたことで出現。 [[イシュタール家先代]]を[[千年ロッド]]で刺殺し、リシドが目覚めるとともに再び封印された。 しかし当のマリクはそのことに気がついておらず、父の敵は[[武藤遊戯]]だとずっと思っていた。 [[バトル・シティ]]決勝戦で再びリシドが倒れたことにより再度出現した。 表マリクを主人格と呼び、[[イシズ>イシズ・イシュタール]]のことは姉上様と呼ぶ。 表マリクもしらなかった《[[ラーの翼神竜]]》の特殊能力をすべて把握しており、それによって[[バクラ]]や[[舞>孔雀舞]]を葬り、決勝戦においても遊戯を追い詰めるが、 意識を取り戻したリシドの説得によって表マリクの人格と入れ替わって肉体から切り離され、[[サレンダー]]により抹消された。 リシドを殺そうとするも何度も失敗、よりにもよって[[城之内>城之内克也]]相手に闇のゲームでなければ負けていた((厳密には死者蘇生でラヴァ・ゴーレムを出していれば、まだ勝てた。が、単行本28巻をよく見ると使っているカードの枚数が手札より多い))、勝ってもプレッシャーでゲロを吐いていた。 これらのことから決勝戦の4人の中で一番弱いのではないか?…と思われていたかもしれないが、 決勝の遊戯戦で遊戯が海馬から《デビルズ・サンクチュアリ》を受け取っていなければ負けていたのでそうでもない。 …かと思いきやラーが破壊される時、表マリクを盾にして悪あがきをしていたりする。 実際、闇マリクは戦績こそ3勝1敗と悪くないものの、ラーの情報アドバンテージに頼り切った読者的にいまいちすっきりしない勝ち方ばかりしている。 それも表マリクが闇人格をつくりだしてしまった精神的弱さを象徴しているのかもしれない。 ちなみに、デッキ構成は墓地の《[[死者蘇生]]》を何度も回収してラーを使いまわす戦術と持続ダメージを与える拷問チックなカードを組み合わせた、今で言うロックバーン型。 [[闇のゲーム]]で拷問器具の痛みが伝わるので嗜虐的な彼にぴったりである。 OCGでも闇マリクの使用カードの《拷問車輪》や《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》はロック系デッキでよく見かけるので彼がその系統のデッキの元祖とも言える。 BC終結の際、周囲の反応から表マリクの罪をすべて被って消滅したものと思われる。 実際彼も殺人など犯しているが、表マリクも相当の数の罪を犯していることは[[密に、密に>「密に 密に」]]。 因みに[[アニメオリジナル>オリジナルエピソード]]の[[乃亜編]]ではヴァーチャル空間に吸い込まれるメンバーにお呼ばれされず、その腹いせに機械を高笑いで破壊。 結果、発射準備したミサイルが解除できなくなる等はた迷惑な行動を巻き起こしていた。 そしてあと一歩のところで自分も死ぬかもしれないという危機に一人部屋で高笑いを続けていた。さすがラスボス…。 声優は岩永哲哉 【関連】 -[[BC編]]