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バリアン世界 - (2013/03/25 (月) 22:38:30) のソース
**バリアン世界(ばりあんせかい) [[遊戯王ZEXAL]]に登場する異世界の一つ。 バリアンの世界は『実体の存在しない、ある種のエネルギー世界』『人間世界には存在しない、高次の能力を持っている』らしい。 バリアン世界の住人は人間世界では本来の姿ではいられないらしい。((同じ高次のエネルギー世界である[[アストラル世界]]の住人も同じであるとおもわれる)) [[アストラル世界]]が「青」のイメージであるのに対し、こちらは「赤」のイメージで表される。 [[Dr.フェイカー]]の息子・[[天城ハルト]]は生まれながらにして虚弱な体質で、今にも消えてしまいそうなハルトの小さな命を永らえるために異世界の力を手に入れなければならなかったフェイカーは、 長い研究の末、[[九十九一馬]]と親友・[[バイロン・アークライト>トロン]]を犠牲に、バリアン世界への扉を開く。 その先でフェイカーは、バリアン世界の者たちと「ハルトを生かす力を得る代わりに、アストラル世界を滅ぼす」、という取引を交わす。 故にフェイカーは[[ナンバーズ>ナンバーズ・カード]]を回収し、その力を使ってアストラル世界を殲滅しようとしていたのである。 また、ハルトの持つ力や、それによって引き出されたカイトの《[[超銀河眼の光子龍]]》の力もバリアンに関係していると思われる他、 フェイカー配下の[[カイト>天城カイト]]たちの使用しているフォトンモードやフォトンハンドなどの力、異世界化学の力で作ったとされるフォトンモンスターや《[[銀河眼の光子竜]]》もバリアン世界に起因した力なのかもしれない。 また、[[オービタル7]]の動力源も「ヴァリアライト」と呼ばれるバリアン世界の鉱物である。オービタル7の持つ時間遅延能力や、ロボットでありながらあたかも独自の感情を持っているかのような高度な知能もこの鉱物の力なのだろうか。 Dr.フェイカーが異世界への扉を開いた際、異世界の狭間でさまよっていたトロンを助けたのもバリアン世界である、とトロン本人から語られた。 トロンは、[[ナンバーズ>ナンバーズ・カード]]を制御したりするチート能力を持つ「[[紋章]]」の力を持つが、この紋章の力もバリアン世界の人々から与えられた可能性がある。 また、トロンが[[Ⅲ]]に渡した《アンゴルモア》のカードもバリアンへの扉を生み出すカードであり、この扉が開かれた結果人間世界がバリアン世界に吸い込まれて[[滅びてしまう>カードゲームではよくある事]]そうだ。 前述のDr.フェイカーらパパトリオが異世界の扉を探し冒険した際に訪れた謎の遺跡には、[[ナンバーズ・カード]]に書かれた特殊文字によく似た文字が記されていた。 ただしこの文字は厳密にはナンバーズ・カードの特殊文字とは違ってラテン文字を元に作られ、文章もローマ字で書かれているものと思われる。 尚、一瞬映ったパネルにはこの文字で、なぜか「[[DUELTERMINAL-混沌の覇者!!->遊戯王5D's デュエルターミナル]]」のストーリーが「ワーム」「魔轟神」などの名と共に書かれていた。何かの伏線なのか、[[ただのスタッフのお遊びなのか…>ファンサービス]] 70話においては、バリアン世界の使者『バリアン』((そのまんますぎる名前だが、アストラル世界の使者も『アストラル』である))が登場。 後に彼の名が[[ベクター]]である事が明かされた。 ZEXAL最終話およびZEXALⅡの第一回では、フードを被った4人のバリアン界の住人が登場している。&strike(){(通称''バリアン四天王'')} この4人は[[ドルベ]]・[[ミザエル]]・[[アリト]]・[[ギラグ]]と呼ばれている。 また、前述のフェイカーに取り憑いた『バリアン』こと[[ベクター]]が92話で再登場した。 彼らはバリアン世界の七皇と呼ばれているようだ。 「我々には[[ナンバーズ>ナンバーズ・カード]]が必要なのだから…」と語る彼らの真の目的とは一体… ZEXALⅡより登場した[[真月零]]も、このバリアン世界の住人であるらしい。 曰く、真月零は「善いバリアン」のほうである「バリアンズ・ガーディアン」という警察のような存在で、悪いバリアンを見張る、という名目で[[九十九遊馬]]に協力し、 《&ruby(ランクアップマジック){RUM}-リミテッド・バリアンズ・フォース》と5枚の「∨」と名のつくカードを渡した。 しかし後に[[衝撃の真実>ベクター]]が明かされた。 尚、彼らの名前の由来は北斗七星のラテン語読みであると推測されている。 ドゥベ(ドルベ)、メラク(ギラグ)、ミザール(ミザエル)、アリオト(アリト)、フェクダ(ベクター)、メグレズ、ベネトナシュ ギラグに力を与えられた人間は、《&ruby(ランクアップマジック){RUM}-バリアンズ・フォース》なるカードで、 ナンバーズでもない普通の[[エクシーズモンスター>エクシーズ召喚]]を、&ruby(カオスエクシーズ){CX} モンスターへと「ランクアップ」させることができる。 また、[[自身の漫画の世界に他人を幽閉したり、花を切ることで催眠術をかけたり、>カードゲームではよくある事]]といった[[オカルト]]めいた力を発揮できるようだ。 洗脳された人物及びカオスエクシーズモンスター #region |&bold(){カード名}|&bold(){ランクアップ前}|&bold(){使用者}| |《&ruby(カオスエクシーズ){CX} 機装魔人エンジェネラル》|《機装天使エンジネル》|風魔| |《&ruby(カオスエクシーズ){CX} 熱血指導神アルティメットレーナー》|《熱血指導王ジャイアントレーナー》|片桐大介| |《&ruby(カオスエクシーズ){CX} 風紀大宮司サイモン》|《風紀宮司ノリト》|神宮寺守| |《&ruby(カオスエクシーズ){CX}-&ruby(コミックヒーロー){CH}レジェンド・アーサー》|《&ruby(コミックヒーロー){CH}キング・アーサー》|有賀千太郎| |《&ruby(カオスエクシーズ){CX} 激烈華戦艦タオヤメ》|《烈華砲艦ナデシコ》|花添愛華| |《&ruby(カオスエクシーズ){CX} ダーク・フェアリー・チア・ガール》|《フェアリー・チア・ガール》|[[観月小鳥]]| |《&ruby(カオスエクシーズ){CX} 超巨大空中要塞バビロン》|《超巨大空中宮殿ガンガリディア》|[[羽原海美]]| #endregion ミザエルはバリアン世界にいた竜をカードの中に封印し、人間界にてオーバーハンドレッド・ナンバーズ《[[No.107 銀河眼の時空竜]]》として召喚した。 更に《&ruby(ランクアップマジック){RUM}-バリアンズ・フォース》を使い、時空竜を《CNo.107 &ruby(ネオ・ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン){超銀河眼の時空龍}》へと進化させた。 ついでにミザエル自身も「''バリアルフォーゼ''!」と叫びつつ自身の真の姿へと[[変身>ZEXAL]]した。 さらにアリト、ギラグもオーバーハンドレッド・ナンバーズ、CNo.、バリアルフォーゼを披露している。 後に九十九遊馬も、真月零によって渡されたRUMによって《[[No.39 希望皇ホープ]]》を《[[CNo.39 希望皇ホープレイV]]》へと進化させた。 ちなみにRUMによるCNo.召喚の際、遊馬がたびたび夢で見ている[[扉>アストラル世界]]に良く似た扉が開く様子が描写されている。 ただしこの扉はバリアン世界のイメージカラーである赤い空間の中にあり、扉の表面にはバリアンのシンボルがあしらわれている。 尚、漫画版においては現時点では名前が上がっておらず、登場するかどうか不明。