唯澪@ ウィキ

無題(27)

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無題(27)


ある卒業間近の日の朝の教室

澪(今日はいつもより1時間早めに教室に着いた、ある計画を実行するために…)
澪は自分の机には向かわずに違う方向に向かう
澪(唯の机…だれもいないよな?…よし)
そう言って澪は唯の机に座った

澪「唯の机に座ったぞ!…っと声が大きいな」
澪「唯はこんな感じに教室が見えてたんだな」
澪「はあ…」
澪(まだ大丈夫だな)
そして澪は顔を机に俯け…

澪「唯のにおいがする…唯…ゆい…ふふ、ふふふふ」
唯「澪ちゃん…?」
澪「!?」
唯「なにしてるの…?」
澪「ち、違うんだ!」
立ち上がろうとする澪、その澪を掴んで再び机に座らせ
唯自身は澪の膝の上に乗り、澪の肩に腕をまわした
澪(近い!!)
唯「何が違うのかなー?」
澪「ごめん…」
唯「謝らなくてもいいんだよ?なにしてたの?言わないとみんなにさっきのこと言っちゃうよ?」
澪「唯の机に座ってた」
唯「それで?」
澪「それだけ」
唯「何か言ってたよね?」
澪「そうだっけ」
唯「覚えてるよ私。何て言ったかもう一回言ってよ。ね?澪ちゃん」フー
澪の耳に息を吹きかける
澪「ひぃ!」
唯「さあ」
澪「…」
唯「澪ちゃん?」
澪「…」
唯「もういいよ、皆に言うから」
澪「…唯のにおいがするって言って」

唯「はい、よく出来ました。でもなんでそんなことしたの?」
澪「出来心で…」
唯「嘘。目が泳いでる」
澪「…いじわる」
唯「えへへ。で、理由は?」
澪「卒業間近だし」
唯「うん」
澪「前からたまに」
唯「うんうん」
澪「唯のにおい…」
唯「んー?」
澪「…もういいだろ!」
唯「だーめ」
澪「…泣くぞ」
唯「泣く澪ちゃんもかわいいよ?」
澪「…泣かない」
唯「話の続き」
澪「…唯のにおいがかぎたかったんだ」
唯「そっか」
澪「もういい?」
唯「うーん?においかぐなんて澪ちゃん変態さんなんだ」
澪「…」
唯「変態澪ちゃん」
澪「…ごめん」
唯「どうしてかぎたかったの?しかも変な笑い方してたよね?」
澪「…わたし、唯のことが」
唯「私が?」
澪「…こんな時に言うのもなんだけどさ」
唯「誰もいないんだから言ってよ」
澪「…好きだったんだ。だから、だから」
唯「澪ちゃん…」
澪「高校生活も終りだし、大学生になったら気持ちを入れ替えていこうって。
  もう唯のことは諦めてさ。だから最後にこんなことをして…ごめん唯」
唯「ありがとう澪ちゃん。よく言ってくれたね」
澪「…も、もういいだろ?」
唯「でも私のことは諦めなくていいのに…私も澪ちゃんのこと好きだよ…?」
澪「でもこんなことして…」
唯「関係ないよ。両思いなのに」
澪「ゆいー…」
唯「これからもよろしくね?」
澪「ありがと、唯」

唯「だから元気だそう澪ちゃん!」
澪「そうだな!」
唯「みーおちゃん」
澪「ゆい~」
唯「においくんくん」
澪「やめろ!」
唯「変態澪ちゃんに罰ゲーム!」
澪「な、なに?」
唯「皆が来るまでこのままでいてね?」
澪「…はずかしい、ばれたらどうするんだ」
唯「私はばれてもいいんだ」
澪「私はやだ!」
唯「私の言うこと聞かなかったらみんなに言っちゃうよ」
澪「いじわるー…」
唯「かわいいっ」
澪「どうにでもしろっ」



初出:2->>519

  • 自分は好きだぜ -- (名無しさん) 2010-09-22 01:46:40
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